デザインという言葉に惑わされ続けた(今も少し)
こんばんは!
なかなか更新できていないですが、気負いせずに書いていこうと思います。
今日は、建築をやってる人はもちろん今は誰しもが意識してるであろう
「デザイン」という言葉について。
体験をもとにしながら書いていきたいと思います。
(これは、ヘッダーにさせていただいた「自遊人 2020年5月号の冒頭ページを読んで考えたことです。同じような言い回しで記事を書かせていただきました。)
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「デザイン」
僕はこの言葉に相当悩まされました。
デザインとは?
そもそもデザインという言葉は、
広辞苑によると
「下絵・素描・図案・意匠計画」
大辞林だと
「行おうとすることや、作ろうとするものの携帯について機能や生産工程などを考えて構想すること」
と書かれているみたい。
広辞苑では名詞として、大辞林では動詞的な意味として掲載されています。
そう。
僕はこの「名詞」としてのデザインと「動詞」としてのデザイン
の区別がよくついていなかったんです。
「このデザインめっちゃいい!!」
「これってどういうデザインなの?」
どちらもよく聞く言葉ですが、デザインの意味をよくわかっていなかった僕は、この単語が出るやいなや、話の流れに取り残されていくばかりでした。
特に建築やってる友達と遊びに行くと、思考がパンクしてましたね。
建築はもちろん、プロダクトなんかを見ることが多いので、
形?プロセス?どっち?みたいな笑笑
僕なりの定義
(汚い手書きで申し訳ない)
最近、この厄介な言葉「デザイン」を
1.形・形態(点)
2.プロセス(線)
という2つに一旦定義することにしました。
(そもそも英語は多義なので当たり前かなとも思いますが笑)
1.はもうそのままですね。今目の前にある形(名詞的な使い方)のことです。
時間軸で言う所の点と言えると思います。
2.は点に行き着くまでの道のりやその後のことで、書いたり、作ったり、試したり(動詞的な使い方)のことです。
こうやって定義してみると、自分の中で腑に落ちる経験が増えてきて、中々いいんじゃないかなと思っています。
(まだまだ勉強不足ではありますので、本当の意味を理解すると同時に自分なりの言葉で説明できるようにしていきたいなと)
デザインは使わない方がいい?
こうして2つの意味をとりあえず定義してみたのですが、デザインって言葉は抽象的すぎるので、コミュニケーションの中ではもっと砕いた方がいいんじゃないかと感じました。(これは僕の文脈を読み取る力が弱いか、前提を確認しないで話を始めていることが原因かもしれない)
「このデザインいい!」
という言い方ではなく、
「この形いい!」とか。「この作られ方いいね!」とか。
自分の中で2つの意味を自由に行き来できるようになるまでは、しっかり意味を確認しながら話していかないとなあ。
余談ですが、僕の中でこのデザイン問題と似たものがあって、それは
「建築 Architecture」と「建物 Bulding」の違いって何?現象です。
新建築なんかでも出てきてる内容ですが、まだまだわかっていません。
また1つ、定義できたときは書いてみようと思います。
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わりかし長くなってしまいましたが、読んでいただいてありがとうございます。
自分の中では大きな進展だったので長々書いてしまいました。
皆さんが「デザイン」という言葉を理解・解釈しているのかも知りたいです。