見出し画像

2020年度沖縄アミークス小学校説明会に行ってみた[2019/7/5(金)開催]

来年、長男小学校進学にあたり、沖縄移住(正確にはUターンか?)を検討中。
今の時代、英語教育にもできれば力を入れておきたいという点から、普通の公立小学校ではなくインターナショナルスクールも考えています。

今回は2011年に設立された「沖縄アミークスインターナショナルスクール小学校」の学校見学・説明会についてまとめたいと思います。(学校自体の当職や概要はHPからでも確認できますので、こちらではあくまでも説明会での印象を主に書きたいと思います。)

沖縄アミークスインターナショナル小学校

こちら、私が神奈川で就職した後にできた学校ですので、人から聞いたり調べたりした範囲の見解ですが、下記のような特色のある学校です。

OIST(沖縄科学技術大学院大学)の教授陣(ほぼ外国人?)の子どもたちの受け皿として設立された。
・授業はほぼ英語
・沖縄のほぼ真ん中に位置し、自然豊かな環境
・英語だけでなく科学技術にも力を入れ、小学生などでも賞を取ったりしている(数年前に沖縄帰省時に新聞で見た)

私の事前知識はさておき。
今年度の学校説明会やイベントのスケジュールはこんな感じ。

画像1

私達は、次男もいたので幼稚園も検討しようと、9:20の開始に合わせて9時頃到着しました(けど門は9:15~Openのためゲート前で少し待機)。
小学校だけ検討している場合は10時開始なので9時半過ぎでも問題なさそうでした。ただ、10時開始の前には、在校生が作成した学校紹介ムービーなども投影されていたようで開始時に会場に着いた私達は見逃してしまいました・・(残念)

参考までに幼稚園見学は特に説明ツアーではなく、「ご自由にどうぞ」といったスタンスで、各部屋を見学したり、先生に自由に質問したりというフリースタイル。
写真は撮ってもいいものかわからなかったので(まぁ撮ったところで下手に公開はできないかも?)全然撮ってないですが・・
個人的には、以下の印象を受けました。

・制作物が多い(壁や廊下に絵や工作などがたくさん)
・掲示物は基本的に英語。園児が記載したものは英語と日本語が半々な感じ
・先生たちは英語で話しかける
・子どもたちは英語や日本語で話している(英語と日本語両方理解している模様)
・絵本も英語のものと日本語のもの両方ある

当日はあいにくの雨で園庭などは見れなかった(気が回らなかった)ですが、"THE・園庭"というのはなさそう?でした。園庭自体は、小中学校と一緒の校庭を使っているのかも?です(予測です)。

10:00からの小学校説明会開始後は、上記プログラム通りに説明がありました。ちなみに会場はこんな雰囲気。

画像2

横浜での私立小学校を検討していて説明会に行った同僚の話を聞くと、
「ママは全員紺のワンピース!子供は白いポロシャツに紺のズボンだった!!」と驚愕していたので私も若干ビビっていましたが(汗)"お受験"な雰囲気なのは首都圏だけなんですかね?沖縄は(少なくとも説明会は)普段着でOKでした(良かった~~)。

説明会の中で印象に残ったのは下記です。

・「インターナショナルスクール」という立場であるが、文部科学省認定の教育課程特例校。

・「英語」といっても、先生方は15ヶ国から来ていて、いろんな英語に触れられる(2019年4月現在:日本、韓国、台湾、フィリピン、シンガポール、モーリシャス、ケニア、南アフリカ、スペイン、イギリス、ジャマイカ、カナダ、アメリカ、フィジー、オーストラリア)
→先生方の出身地の国旗が、図書館に掲げられていました^^

・各クラスに日本人の先生1名+外国人の先生1名が付く。

画像3

・小学1年生から、1時間目~6時間目まである(8:15~15:35)

画像4

その後は、お迎え/学童クラブ/クラブ活動に分かれる。学童は一般的な学童と一緒で、帰宅時間まで宿題したり遊んだり自由に過ごせるところ。クラブ活動は習い事のようなもので、週1,2で時間が決まっていて、外部の講師が教えてくれるもの。学童とクラブ活動併用でもOKだそうです。

・教科は文部科学省指定のものはカバーされていて、ICTに力を入れたり「Amicus Time」という自由研究のような、色々なことに取り組むプロジェクトの時間がある。

画像5

ちなみに、幼稚園でも1-2ヶ月単位でプロジェクトに取り組んでいて、例えば夏のテーマが「ゴーヤー」で、ゴーヤーに関する"不思議"(ゴーヤー1つに対して種はいくつあるのか?とか、育てる環境によって育成具合が違うか?とか、なんでゴーヤーはゴツゴツしているのか?など)に対してに対して園児たちがネットや観察して調べたり、実際に育てて比較したりしたものを、紙にまとめて発表したそうです。

教科は、国語・社会の一部以外は英語ベースだそうです。

なお、学校にプールがないので体育の時間でプールはなく、年に2回、近くのスイミングスクールのプールで授業を行うとのこと。(2回だけ?!とプール好きな私にとっては耐え難い事実でしたw←自分が通うわけじゃないのに笑)

一通り説明会が終わったあとは、6年生が2名ずつ各グループに分かれてスクールツアーに連れて行ってくれました。グループは、Aから始まって各2-4家族ぐらいで、私達がMグループでそれ以降も残っている人がいたのでたぶんOとかPとか15グループに分かれたのではないかなと思います。

グループツアーは下記の内容で、G1(1年生)からG6(6年生)までA~Cのどちらかのクラスを見学しました。

画像6

ツアー中、ガイドしてくれた生徒とも色々質疑応答しながら案内してくれたし、各学年の教室の様子なども見れて参考になりました。下記、印象に残ったことです。

・全員ランドセルではなく、普通のリュックを持っている子も多い(学年問わず)
・水筒持参(600~800mlタイプぐらい)
・各教室の間(共用スペース)に作品が展示されている(時期的に七夕の笹の枝とかもあった)
・3年生か4年生の教室で先生の机のところにレゴが置いてて製作中のものや作品(生徒が作ったのかな?)もあった(恐竜とかロケットとか)
・説明会の通り、国語と社会のクラスでは日本語で授業していたが、それ以外は英語で授業していた(日本人の先生もフォローで付いている)
・図書室には日本語/英語の本がある(どちらを借りるのが多い?と聞いたところ、やっぱり「日本語の本w」とのことでしたが、「英語の本も最低1冊(だったかな)借りないといけないルールになっていて、英語の本も借りる」とのことでした。
・設立当初は掃除時間がなかったが今は各学年で担当箇所が決まっていて生徒も掃除するとのこと。

もしかすると国公立の小学校でも同じかもしれませんが最近の小学校事情は分からないのでとりあえず挙げておきます。

クラス間の移動中、あさがおが育てられていたので案内してくれた生徒に「あさがおは英語で何て言うの?」と聞くと即答で「Morning Growryです。1年生が育ててます^^」と教えてくれました。長男もやり取りを聞いていたようで、横浜に戻って来てからもあさがおを見る度に「モーニング・グローリーだね~」と教えてくれます(笑)やっぱり直接見聞きしたり体験して得た英語は吸収力がちがいますね。

すべてのクラスを見学した後は、メディアセンター(図書室)に戻り、解散。図書室には1年生の教科書ノートが参考用に置いてあったり、ランチボックスが展示されていたり、スクールバスの時刻表が貼られていました。学童やクラブ活動の資料も置いていました。また、先生や校長先生もいて自由に質疑応答していました。

画像7

(写真:ランチボックス)

画像8

(写真上:スクールバス時刻表<往路/復路1>ルート1~13)
(写真下:スクールバス時刻表<復路2>ルート1~7)

画像9

自由に質疑応答した後は、アンケートに回答して帰宅しました。私達が帰ったのは12時頃(すでにお腹ペコペコ)。近くの沖縄そば屋で昼食を食べて帰ると、帰り道では後ろ3人爆睡(笑)


実家から行きは高速で45分、帰りは下道で1時間ぐらいかかって、やっぱり実家近くからだと遠いな~・・・というのが正直なところ。
那覇から通っている人も多いみたいだけど、学童やクラブ活動も含めると、結構通学に時間がかかっているのではないかと思います。

次は(いつになることやら)気になるお金のこととと私達の結論までをまとめたいと思います。

to be continued...

ご覧いただきありがとうございます!いただいたサポートは執筆時のカフェ代やおやつ代にさせていただきます。今後の更新の励みになります。