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流通株式時価総額100億前後 プライム上場維持基準割れの崖っぷち企業一覧
以前のブログ記事と同じスプレッドシートで管理しているが、東証プライムに上場している時価総額200億以下の企業群を纏めてみた。(以前購入いただいた方は購入せずにスプシ見れます。
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東証プライムで時価総額200億以下ということはつまり、上場維持基準項目の一つである「流通株式時価総額100億」割れに該当しやすい銘柄でもある。
今回は「すでに計画期間をクリアして再度また割れてしまいそうな企業」もしくは「25年3月に計画期間を設定している危険水域企業」を黄色マーカーで分かりやすく示した。
25年3月に計画期間を置いているということは25年1~3月の平均株価で流通株式時価総額が算出されるため、1~3月は非常に重要な期間となる。
想定される株価対策
そうした上場維持崖っぷちの企業が取る対策として考えられることは
配当実施、増額
自社株買い
優待設定(クオカードが流行り)
オーナーの株券売出
公募増資など
となる。
最近の流行りは「高額クオカード」で一気にS高を取ってプライムやスタンダード維持基準をクリアしようとするヤンチャな企業が散見されるが、先回り買いができていれば"短期"投資家としてはありがたい話だ。
また低PBRで老舗の企業なんかはキャッシュが余っており、DOEなど新たな基準を設けて増配を試みる企業も少なくない。
上記に当たればラッキーだが、逆のパータンもあり、最近だとシンクロ・フードのように「オーナーの大量売出&増資」というダブルコンボで株価は下げるが、流通株式数の大幅増加で無理やり流通株式時価総額100億を超えようとする投資家に嬉しくない有難迷惑なパターンもある。
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細かく計算はしていないが、Xや掲示板を見ると、まだ基準に達していないようで、先行きは曇ったままのようだ。
上記のように上場維持基準を満たしていない企業の株を買うことは、リスクも伴う。
しかし今年増資でクリアできても、投資家からの信頼を失うことで、株の需給が悪くなり、来期クリアできないという事態になりかねないため、基本的には株主に対してプラスの施策が出てくる可能性が高いと考えている。
いま25年1集の四季報を見ている方々も多いと思われるが、探し出す基準の一つとして流通株式時価総額100億割れ企業を切り口としてもよいかもしれない。
それではさっそく下記にスプレッドシートを貼ってみていきたい。
2025年1月5日、いくつかスプレッドシートを変更したので下記におおまかな変更点を記載。
・各社の「上場維持基準の適合に向けた計画に基づく進捗状況について」のリンク先を記載(なるべく最新版)
・範囲を時価総額300億まで拡大
・売上高、営業利益、ROEなど無駄な項目を削除(流通株式時価総額や流通株式比率、計画期間などを見やすくするための情報整理)
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