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夏は急に終わる。

9月になった途端涼しくなって、取り残された庭のでかいプールがアホみたいで寂しいよ。
まったく、あたしにゃおあつらえ向きだよ。
夏に未練残したまんまあたしも取り残されてるよ。
あと時代にもな!なんだか生きにくいんだよ!
でも、好きなことするのが一番心と体にとって健康だって言うし。
いいじゃん、唯!リサイタルやってくれ~~!
マギー、大型犬飼ってくれ~~!

あたしもまだまだやりたいこといっぱいあるな。
夢見て生きよう。カスミ食って生きよう。

唯の舞台に立ちたい気持ち、マギーの舞台を作りたい気持ち、それがあるから立ってられるものを手放さなきゃいけなかった苦い気持ち。
みんな、闘ってんだよな。

『苦しいこともあるだろさ 悲しいこともあるだろさ だけどぼくらはくじけない 泣くのは嫌だ 笑っちゃお 進めー!』
(ひょっこりひょうたん島です。大好き。)

 
ファッションのこと

唯が貼ってくれてたITZYの『NOT SHY』かわいいねー♡♡♡
衣装の感じが『ハーレイクインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』のハーレイみたい!
フリンジ付いてるオレンジのライダースとかピタピタの柄スパッツみたいなのとか好きだわ~。
ハーレイの衣装でポスターとかにも出てる、ゴールドにダイス柄の陰影が付いてるジャンプスーツ(サロペットみたいになってる)があるんだけど、あれがめっちゃかわいいんだよな。
おんなじようなの見つけたら即買いする!

マジでアー写いつ撮ろう!?
マギーはね、髪の毛2つに頭の上で結んでお団子にしてふわふわプードルみたいにして(アフロっぽい感じ)、70年代ゴージャスみたいな感じ。アクセサリー素敵なのいっぱい着ける。
唯は、あたしの中ではエル・ファニングだから、髪の毛ピッとしたボブで、でもちょっと小物は崩す感じね。
ていうかあたしたち3人だから『チャーリーズ・エンジェル』じゃん!(新しいの観た!?アガるよ!)
夢広がる~~。

ていうか9月にてげラジオ収録、10月にアー写撮影ってどうですか?
業務連絡です。
その頃、もう少し世の中の状態が良くなっていますように。
と、祈るような気持ち。

唯、NiZiUといいすっかりKPOP詳しい人になってるね...!
あたしKPOP事情取り残されてる~。
(BIGBANGからこっち、情報がアップデートされてない...浦島か...)

最近の韓国のガールズアーティスト、BLACK PINKとか派手で強い感じでいいよね。
人気があるってことは、きっと若い子たちもそういう感じに憧れてるんだろうしな。

日本の若いアイドルグループも派手目な子たちが出てきてるのかな?

なんか最近街歩いてても派手な子が少なくなったな~と思って寂しいよ。

栃木生まれ栃木育ちだけど、完全に裏原世代だからさ、みんな我も我もでいかに派手な格好するかって感じだったじゃん。

MILK、スーラバ、ヒス、キャンディストリッパー、ヴィヴィアン、、、
卓也エンジェル(着物柄の裏原系?)とか、真似して服作ってたよ。

あたしの住んでるところは古着屋さんもいっぱいあって、10年前くらいはそれこそ変な格好した派手な子もいっぱい歩いてたんだけど、最近は全然見なくなってしまった。
女の子はスポーティ系カジュアルが多いかな。
みんなオシャレだけどね。
なんだか寂しい...変な格好してる人に会いたい...。
ギャルとかギャル男にも会いたい...。

むしろあたしが一番派手な変なおばさんだよ。
昔から大体フワちゃんみたいな格好してるからな。
前にTVで本人が、「昔シノラーだった」って言ってたから、合点がいったよ。(親近感)

いつも「フェスに行く人みたい」と言われている人

髪の毛の紫すぐ抜けたから青くした人。
刈り上げもブリーチも色染めも全部自分でやってます!

マギーが読んでた子どもの頃の本の話

クレヨン王国シリーズ知らなかった...!
内容衝撃的すぎるわ。

でも子どもの頃に読んだ本って、好きだったものを含め、そうじゃなくてもなんか引っ掛かってたり忘れられないものってあるよね。
絶対今に繋がってて、思想の根幹を成してたりするんだよ。

そういうものに出会えただけでもちょーラッキーだよね。

唯のBlooklynの隠し扉の向こうのキッズstudioもそうだけどさ。
羨ましすぎるよね。そんなところに子どもの頃に出入りできるなんて。

やっぱり、子どもの頃って(大人もそうだけど)、絶対的にファンタジーが必要だと思う。

そのための昔話、そのためのジュブナイルなんだよ。
いかに日常と地続きのところに知らない世界が広がってる「かもしれない」という期待を抱かせてくれるかどうか。

そういう意味ではやっぱり子どもの頃のドラえもんの映画(鉄人兵団、竜の騎士、アニマルプラネット、リトルスターウォーズ、ドラビアンナイトらへん)は、めちゃくちゃ好きだったし、ワクワクしたな。

小学生の時はずっと『ズッコケ三人組』シリーズを読んでいました。
3人で幕末時代にタイムスリップしたりする回もあって、そこからSFに興味持ってやがてP・K・ディックに辿り着くんだから、子ども文学も侮れないよね。

うちも家に児童文学シリーズとか置いてあったクチです。
その中でも特に好きだったのが

デブの国、ノッポの国(現代子ども図書館/アンドレ・モーロワ)

という本で、これは絵がすっごい好きでよく覚えてるの。
(なんかちょっとサセックみたいな絵描く人だなって、それは大人になってから思ったことだけど。日本人の池田龍雄さんという画家でした。)

夏休みに、森にある別荘に家族で遊びに行った兄弟が、2人だけで探検してたら木の根元に穴が空いてるのを見つけ入ってみると、地下へと滑り落ちて行ってしまうの。
するとそこには港があって、「デブの国行き」と「ノッポの国行き」で、どちらかに乗らなくてはいけなくて、ちょっと太っちょのお兄ちゃんと、ちょっとやせっぽちの弟は、別々の船に乗せられてそれぞれの国へ連れて行かれてしまうわけ。

2つの国は1つの島を巡ってずっと戦争してるんだけど、2人がそれぞれの国で政府の偉い人と「偶然」仲良くなって、最終的には戦争を終結させるんだよね。

デブの国とノッポの国、それぞれの生活習慣の描写とかがおもしろくてね。
何回も読んだなぁ。
『多様性』なんて言葉はこれっぽっちも知らなかったけど、きっとそういうものにも何かしら子どもなりに感じることがあったんだろうね。

最近読んだオススメの本の話

韓国のチェ・ウニョン(죄은영)の
『わたしに無害なひと』(“너게 무해한 사람”, “Someone Who Can't Hurt Me”)っていう短編集。

それこそ、唯が女友達と交換日記やってた話読んだ時に、この本のこと思い出してたの。

1つの『愛情』って言葉で言い表せない気持ちとか、流れていく時間とか、想像してなかったけど偶然や必然で変わっていく関係とか、「なんだったんだろうあれ」って寂しくもあるけど肯定しなきゃいけない過去の自分とか、でも忘れられない人が夢に出てきちゃったりとか。
(個人的な話です)

どっかに置き忘れた大事なものみたいに、思い出したら悔しくなったり寂しくなったりするから忘れたフリしてる気持ちがドバァっと押し寄せてきて...ぐ、グググ...となりました。

最近公開されていた『はちどり』
っていう韓国映画にも通ずるところがあるらしく、めちゃくちゃ観たかったんだけど見逃してしまった(涙)。
機会があったら観たい!

韓国映画、韓国小説、今最先端だね。
もっともっとアンテナ張ってフォローしなくては~!追い付かないぜ!

今、『わたしに無害なひと』はマギーに貸してます。笑
あとで唯に回して~!

唯のオススメの松田青子さんの『持続可能な魂の利用』も気になってたのー!読みたい!

は!そうだ!
こないだNHKでやってた『不要不急の銀河』(又吉直樹脚本)について話したかったんだった...

マギーと唯にぜひ観てほしくて。
というか全歌舞伎町の人々(愛している)に観てほしくて。
いや、全世界のはぐれ者たちに。
マギーが観たら感想書いてもらおう!笑

やっぱりあたしたちにはファンタジーが必要なんだよ。

子どもの頃交換日記をやっていた3人
左から朝美、めい、唯

マギーがあとで子どもの頃の写真載せてくれるってよ!
お楽しみに!

怒涛の6月、7月、自我を失って、
なんとか生活の平穏を取り戻した8月。
こんな風に祭りがなくても終わることも可能なんだなと思ったよ。
長きに渡る地獄の安倍政権も急に終わって、だからと言って全然明るくなれないけど、地べた這いつくばって9月もなんとか生きような。
なんも変わらないことなんてきっとないから。

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