【音楽】楽譜を全部スキャンした(自炊)
iPadで楽譜を見るために、
持ってる紙の楽譜、全部スキャンしました。
これで↓
みなさま、「本の自炊」というのを知っていますでしょうか。
紙の本を電子書籍としてiPadなどのタブレットで閲覧するために、スキャナーなどで電子化する作業のことです。
本の自炊には「破壊型」と「非破壊型」があり、
「破壊型」は、本を裁断してバラバラにする代わりに、連続スキャンができるような高級スキャナですぐにデータ化ができるものです。
「非破壊型」は、本を裁断せずに、頑張って1 枚1枚、手作業でスキャンする方法です。
私は頑張ってスキャンしました。
スキャン対象の楽譜の総ページ数は、2,690ページ。
1時間あたりにスキャンできたのは、120〜130ページ。(人間側が作業を重ねることで効率を高めて、コレ)
いやあ…
20時間くらいかかりました…。
休職期間ならでは(?)ですね…。
おかげさまで、家にある紙の楽譜は全部PDFデータになりました。
本の自炊、ネットで調べると、「疲れるし、結局あまり見なくて費用対効果が悪いから、やめたほうがいい」って話も出てきますが、
私は、楽譜に関しては、費用対効果はかなりあると思います。
なんせ、暗譜しないから、繰り返し繰り返し見ますからね。
譜めくりも楽ですし。
あとは、母の昔の楽譜なんかは、持ち上げると紙の切れ端がボロボロ落ちてくるようなものもあったのですが、
スキャンすると見た目が綺麗になるので、開く気も起きるようになります!
ただ、さすがに死ぬほど疲れるので、いっぺんに作業し続けることはオススメしないです。
私は8月末から、よく使う楽譜から始めて(というか、全部データ化するつもりじゃなかった)、
11月入ったところでやっと終わりました。
作業している最中は、だんだん吐き気がしてきたり、それを超えた無我の境地に行ったりを繰り返していましたが、
この作業ももうないかと思うと、感慨深いですね…。
これから、輝かしい電子楽譜の世界を堪能したいと思います🎻