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血管エコー:腎動脈
今回は腎動脈について。
腎動脈は腹部にあり他の血管エコーで見る血管より深部にあるため、
描出がかなり難しい場合があります。
検査方法をしっかり覚えておきましょう。
血管エコーについてのまとめはこちら
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![](https://assets.st-note.com/img/1713208677555-8XMq53nHQ3.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1713208677754-EHAiyU7Ton.png?width=1200)
腎動脈の検査は腹部大動脈から始まります。
腸管で同定不明な部分は見れませんが、
描出可能なところは観察して石灰化や狭窄がないことを確認しましょう。
![](https://assets.st-note.com/img/1713208678094-xZhPwOz45R.png?width=1200)
私の場合は腹部エコーと同時に行うことが多いため
所見例に腎臓や膀胱の形態評価を記載しています。
施設によるとは思いますが、
腎臓や腎動脈エコー時にさらっと腹部の確認もしておくといいですね。
私は腎動脈と下腹部(腎臓+膀胱)のエコーがオーダーされた患者さんの
胆管癌を見つけたことがあります。
それからはさらっとでも見るようにしています。
(腎動脈だけでも結構時間かかるしドっと疲れますが笑)
今回は腎動脈についてまとめてみました。
検査方法をしっかり覚えて検査中は描出に集中できるようにしましょう。