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Google初のノイズキャンセリング対応イヤホンがストレスフリーで最高。【Pixel Buds Pro】

どうも、てがーしです。
台風で物が到着せず、レビューが遅れました。
楽しみにしてくれていた方がいたらすみませんでした。

というわけで今回は完成度が高いと噂のPixel Buds Proをレビューしていきます。
どれどれ、Google初のノイキャンの威力はいかほどか。


動画


外観

色はCharcoal、Coral、Fog、Lemongrasの4色展開でケースの色はホワイトのみとなっています。今回購入したのはCharcoalです。
全体的にプラスチック素材となっていますが、ケース、本体共にマットな質感となっているので安っぽさはありません。また指紋が目立たないのも嬉しいポイントです。


イヤホン本体は丸みを帯びたユニセックスデザインで、ハウジング中央には大きくGの文字。Googleらしさもしっかり感じることができます。


ケースもマットな質感となっていて、前面にはバッテリー関連のインジケーター、底面にはUSB-Cポートとリセットボタンがついています。


蓋の開閉のスムーズさや、程よい重量感、ミニマルなデザインから値段以上の高級感を感じるケースになっています。

癖になる開け心地。


内面もマットな質感なので、乾いた耳垢でも湿った耳垢でも掃除はしやすそうです。


ケースの大きさについては手のひらにすっぽり収まるサイズです。WF-1000XM4と比較するとこんな感じで、形状に差はありますが持った感じのサイズ感は一緒ぐらいでした。


仕様


アプリ

設定項目は、ファームウェアのアップデート、Googleアシスタントの設定、イヤホンの探索機能、タップ操作の割当、外音コントロール切り替え、イヤーピースのフィット感テスト、装着検出機能のON-OFF、マルチポイントのオン・オフを切り替えられます。

個人的に嬉しかったのが、外音コントロールの設定でノイキャンと外音取り込みの間にOFFを挟むか選べるところです。

OFFを省くことで外音コントロールの行き来が素早くなり、使い勝手がかなり良くなりますのでOFFを特に使わない人はOFFのチェックを外すことをおすすめします。

OFFのチェックを外すと外音コントロールがスムーズに。


また今後のアップデートでイコライザーや空間オーディオ機能も追加されるようですので、より音を楽しみたい人は購入をもう少し待ってみても良いかもしれません。


通話品質

通話品質について、録音してみました。画像タップで音声が再生できます。

画像タップで音声再生。


ノイキャン・風切り音

ノイズキャンセリングについて、カフェ店内でWF-1000XM4、と聴き比べました。

Air pods proは低音域から中音域、WF-1000XM4は全音域をカットするノイキャンになっていますが、Pixel BudsProはWF-1000XM4に近い感覚で全音域をカットしてくれました。

強さだけで言うとWF-1000XM4を10点としたところの9点といったところでしょうか。例えばカフェ店内ではBGMのボーカルや氷をコップに注ぐ音、椅子を引く音などは聴こえてきますが、空調のゴーという音はごっそりカットしてくれます。

イメージとしてはAir pods pro以上WF-1000XM4未満といった感じなので、ノイキャンの完成度はかなり高いです。

風切り音については、イヤホン自体の出っ張りが少ないこともあって全く気になりませんでした。基本的にワイヤレスイヤホンではノイキャンも外音取り込み機能もOFFにしたほうが風切り音を抑えられるのですが、PixelBuds Proについてはノイキャンをオンにしていたほうが風切り音を抑制できました。


操作性

操作性は非常に良いです。アプリでカスタマイズできるのは長押しのみとなっていますが、基本的にはデフォルトの状態ですべての操作を直感的に行えます。

操作アクションは長押し以外左右共通で、ワンタップで再生停止、ツータップで曲送り、スリータップで曲戻し、前後のスライドで音量の上げ下げとなっています。


長押しではGoogleアシスタントの起動や、外音コントロールを割り当てられるので、操作面に関しては一切隙もストレスも無いと感じました。

長押しアクションは外音コントロールと音声アシスタントから選べる。




外音取り込み機能

外音取り込みについては自然ですが、やや音量不足を感じました。

僕がカフェで店員さんとやり取りをした際には音楽を止めないと会話ができませんでした。
また、無音の環境下ではサーというホワイトノイズも入るので、これが聞き取りづらさに関係しているかもしれません。

アプリで音量のコントロールもできなかったので、ここは少し残念だと感じました。



マルチポイント

マルチポイントについて、2台同時接続に対応しています。2台までなら同時に接続しておけるので、接続の切り替え操作をする手間が一切ありません。


フィット感

フィット感についてはかなり良いです。僕の手持ちのワイヤレスイヤホンの中では一番良いと言えるくらいで、外れる気配は一切ありませんでした。
外れなさそうとはいえ一応踊りながら使用できるか試さないと気が済まないので試してみました。


結果として、余裕で運動にも使用できました。フィット感もさることながら本機は風切り音も少ないので、ランニング時のイヤホンとしてもおすすめしたいと思いました。


音質

音質については普通といったところでしょうか。傾向としてはウォームよりの低音がやや強めで、高音域は埋もれ気味です。

今回はWF-1000XM4、Pi7、Galalxy BudsProと聴き比べを行いましたが、どの機種よりも高音域が埋もれているように感じました。

具体的にはバスドラムなどの低音はしっかり深く鳴り響いてくれるのですが、ハイハットやハンドクラップ音などの高音は余韻を感じにくく、アタック音のみ聴こえるような鳴りでした。

個人的にはもう少し乾いた音にして高音域の輪郭と余韻をしっかり楽しみたいと感じたので、今後のイコライザーの機能追加に期待したいと思いました。



気になった点

気になった点は2つあります。
まず1点目が外音取り込み機能についてです。

音の自然さは評価できますが、取り込み音量が少ないのと、ホワイトノイズが乗るのとで会話がしにくいと感じました。

最近ではアプリで取り込み量を選べる機種も多いのですが、本機ではアプリでの調整も未対応なのでそこも残念なポイントです。

2点目はバッテリーが切れた際の挙動についてです。
途中でバッテリーが切れた際にスマホのスピーカーからいきなり音楽が流れるということがありました。

このとき僕は睡眠用にと音楽を再生せずにノイキャンだけをオンにしていたので、再生された原因は不明です。

寝ホンとして使用予定の方にとってはかなり痛いバグだと思いましたので残念なポイントとして挙げさせていただきます。


良かった点

良かった点をさっくり3つまとめます。

まずは操作性。
オーソドックスなタップ操作に加え、スワイプまで対応しているため、かなり直感的な操作が可能です。再生停止、曲送り曲戻し、音量上げ下げ、グーグルアシスタントの起動など一通りの操作も可能ですので操作面で困ることはないと思います。


2つ目に風切り音について。
本機はノイキャンをオンにしていてもある程度は風の音も低減してくれるので、外出時にもオススメです。

ノイキャンで風切り音がひどいイヤホンの場合はすべてのマイクを切るOFF状態を挟む必要が出てきますが、本機は外音取り込みとノイキャンだけを行き来する設定にしても問題ないと感じました。

3つはフィット感について。
Pixel buds proは数あるワイヤレスイヤホンの中でもフィット感がかなり高い部類に入ると思います。

耳の形状による個人差はあるとは思うのでできれば家電量販店などで試着してみてほしいのですが、よほど耳が小さくない限りぴったりハマってくれるはずです。

付属のイヤーピースも質が高く、特に付け替える必要性は感じなかったので、フィット感については隙がないと感じました。

付属のイヤーピースはSMLの3種類。


まとめ

外音取り込み、ノイズキャンセリング、マルチポイント、ワイヤレス充電などの主要な機能は抑えつつ、最高の操作性とフィット感も備えた高品質なイヤホンとなっています。

アプリの機能はまずまずですが、今後のアップデートでイコライザーや空間オーディオが追加されるみたいなので、今後の進化にも期待できる製品となっています。

価格は¥23,800となっているので、快適な操作性と強力なノイキャン、驚異的なフィット感を体感したい方は是非下記バナーより購入してみてください。

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