【ピヤホン3】AVIOTのフラッグシップイヤホンを本気で、本音でレビューします。
どうも。手が足です。
今回は凛として時雨のピエール中野さんがチューニングをしたイヤホン、ピヤホン3こと TE-BD21J-PNK の1ヶ月使用レビューを記します。
動画
外観
色はブラック&ゴールドのみとなっております。ケースはジュラルミン製で高級感があります。触り心地はサラッとしていて、気持ち良いです。また指紋も目立ちにくいため、ケースの汚れも気になりません。
イヤホン本体もケースと配色は同じで、ゴールドのラインが高級感を高めていていい感じ。ただイヤホン本体の材質はプラスチック製となっているため全体的な質感はケースには劣ります。
タッチセンサー部分には、右側にアビオットのロゴ、左側に凛として時雨のピエール中野さんのロゴが入っています。
仕様
ドライバー
バランスドアーマチュアが2基、8mmダイナミックドライバーが1基のハイブリッドトリプルドライバー構成になっています。
耐水性能
IPX4相当となっているため、多少の雨の中であれば問題なく使用できます。ただ、ケースは防水非対応となっているためそこは注意が必要です。
バッテリー
イヤホン単体で9時間、ケース込みで45時間となっております。
充電
USBタイプCのみの対応で、ワイヤレス充電には対応しておりません。
接続はBluetooth5.2に対応、音の途切れはや左右のズレはありません。
対応コーデック
AAC,SBC,AptX,及びAptXアダプティブです。
操作性
操作は左右それぞれ、半長押し、ツータップ、スリータップに対応しております。
操作に対するアクションは再生停止、曲送り、曲戻し、音量アップ、音量ダウンです。
左長押しによる外音取り込みのオンオフと、左右それぞれの半長押しによる再生停止アクションはカスタマイズ不可になっていますが、それ以外のアクションは自由に割り当て可能です。
操作は全て割り当て切ることができるので、操作に関するストレスはほとんどありません。ただ、操作はタッチセンサー式なので、誤操作はたまにあります。
装着感とイヤーピース
装着感は思いのほか良いです。初めはステムが楕円形であることからイヤーピースの互換性やフィット感が不安でしたが、どちらも問題ありませんでした。
ちなみに、いつものフィッティングテストを行いましたが装着感は抜群で、外れる心配は全くありませんでした。
フィット感は前回紹介したJabra Elite85tよりも格段に良いです。
アプリ
アプリではイコライザー調整はもちろんのこと、タッチ操作の機能割り当て、イヤホン探索、外音取り込みモード時の音量設定、ファームウェアアップデートなどが行えます。
ボイスガイダンスについて
ボイスガイダンスについては別アプリ、PNKチェンジャーを使うことで簡単に変更できます。
ボイスはアニメ、サイコパスの常守茜監視官(声優の花澤香菜さん)と、ドミネーターの声から選べます。正直僕はアニメも見ていないので期待はしていなかったのですが花澤香菜さん、いいです。
全く興味のなかった僕が癒されるぐらいですから、全人類癒されること、間違いなしです。
外音取り込み、通話品質
通話品質について、Air Pods Proと比較をしてみました。
個人的に、ピヤホン3の方は機械っぽさが強く、微妙だと感じました。
外音取り込み機能についても同様に機械っぽさが強く、積極的に使う気にはなれませんでした。
このイヤフォンを買う際は、通話と外音取り込み機能にはあまり期待しない方が良いと思います。
音質
音質はピエール中野さんがチューニングをしていることもあり、かなり良いです。特にバランスドアーマチュアらしい高音の煌びやかさが特徴的で、一つ一つの音のクリアさ、解像感の高さはワイヤレスイヤホンの域を超えていると感じます。
ただ、デフォルトでは中高音域がぼやけたような音になっているため、イコライジングは必須だと感じました。個人的にはプリセットのBright(ブライト)という設定がこのイヤホンの良さを引き出せていると感じました。
ただこのBrightでは低域が引っ込み気味になるので、物足りないと感じた方は下の画像のように低域を調整すると良いと思います。
気になったところ
それでは次に気になった点を4つ、紹介していきます。
まず、寝ホンとしては正直厳しいです。
イヤホン本体が耳から結構出っ張るため、横になった際に耳が圧迫され、痛くなります。
2つめにケースの機能性が良くないです。
まず重量について。ジュラルミン製のケースということもあり、他の人気なワイヤレスイヤホンと比較しても重めです。また、ワイヤレス充電には非対応。
極めつけは、イヤホンの収納スペースがギュウギュウで、指を入れる隙間がなく、取り出しづらいです。
3つめにマイクの品質が良くないです。
音質特化のイヤホンだということは知っていたので元々期待はしていませんでしたが、やはり高品質な外音取り込み機能に慣れてしまうと機械っぽさが気になります。
最後、4つめにアプリの不具合が多いです。
僕が確認しただけでも不具合と思われるものは4つありました。
1.アプリ立ち上げ時にイヤホンとの接続が切れてしまう
2.ファームウェアのアップデートが途中で停止してしまう
3.イコライザーのプリセットを選択しても音色が変わらない
4.PNKチェンジャーとイヤホンとの接続が正常に行われない
といった不具合です。
これらの不具合はバージョン1.3にしてからは発生していないですが、ファームウェアのアップデートのバグでそもそもバージョンアップができていなかったらと考えると、ゾッとしますよね。
またその他仕様上気になる点もいくつかあります。
例えばイコライザーの設定値をリセットする機能が無かったり外部音取り込み機能ON時に強制的に音量が下げられてしまうといった点です。
不具合も含めてこういった細かい点はアップデートでの改善に期待したいところです。
良かった点
次に良かった点を5つ紹介していきます。
1つめは、付属品が豪華という点です。
使うかどうかは別として、落下防止用のバンドが付属してきます。
また、通常のシリコンタイプのイヤーピース3サイズに加えて、スポンジ状のウレタンイヤーピースも3サイズ付属してきます。
更にはセミハードタイプのケースまで。コレクターに対する配慮にも抜かりはありません。
2つめは、所有欲を満たしてくれる点です。
ジュラルミンのバッテリーケースがかっこいいのは冒頭で述べた通りなのですがこのイヤフォン、箱もカッコイイんですよね。
見る度に「良いものを買ったぞーっ!」て気分になれるのは、結構大事なポイントです。
3つめは、バッテリーの持ちがいい点です。
イヤホン単体で9時間、ケース込みで45時間もつので日常使いにおいて充電が気になることはありませんでした。
4つめは風切り音が少ない点です。
耳から出っ張るので風切り音すごいのかな?と思っていたのですが、これが意外とそうでも無いんですよね。というか、僕が持っているワイヤレスイヤホンの中ではトップクラスに風切り音が小さかったです!
そして最後5つめは…
音が良い!これに尽きます。
まとめ
アプリの不具合やケースの不便さ、マイク品質など気になる点はありますが、僕が購入した12月末時点では19,602円とこの音質からは考えられない値段です。
今現在は人気が爆発していて定価での購入は難しいようですが、究極にまで研ぎ澄まされた音を求めたい方は是非↓からご購入ください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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