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イラストを使ってくださったnoteのまとめです。「みんなのフォトギャラリー」に投稿しています。フォトギャラリーでまたお会いできたらいいな。
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#エッセイ

オレンジジュースと、マーチングバンドの思い出。

オレンジジュースと、マーチングバンドの思い出。

娘がオレンジジュースを飲んでいる時に、ふと思い出したことがある。

小学6年生の7月。私はマーチングバンドの先頭で、学校の名前を持った札を持つ役を任されることになった。

小学校4年生以降は課外授業があった。吹奏楽か陸上どちらかを選択しなければならない。ピアノなんて習っていなかった私は、楽譜を読むなんてすごく嫌だったし、父の影響もあり走るのは好きで、迷わず陸上を選んだ。

そして、小学校6年の夏。

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会社を退職しました

会社を退職しました

(すこし過去の日記です)

新卒入社した会社で数年働きましたが
休職ののち、先日退職しました

手続きはまだ残っていますが、スッキリ。

ビバ・無職🎉🎉🎉

休職に至った経緯はこんなかんじで

決して大きな声では言えません笑

でも!

「合わない職場を選んでしまった」イコール

「自分に合う仕事のヒントがわかる状態」

そう前向きにとらえて、
勉強や転職活動、リワーク等を検討しようと思いま

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一人暮らしで、やっとちゃんと息ができるようになった

一人暮らしで、やっとちゃんと息ができるようになった

半年ほど前、まだフリーターで実家にいた私の下書きがnoteには残っていました。

その時はとにかく息苦しくて、でもそれは世の中みんなだと思うからと押し殺して更に苦しくなっているときだったように思います。加えて世の中みんなだと思っているのに、案外自由そうな友人たちの姿をSNSではよく見ていることも私を締め付けていました。

今振り返ると、ぎりぎりだったのだと思います。

他の人の気持ちなんてもう考え

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子供と二人だけで過ごすことを思うと、気が重かった

子供と二人だけで過ごすことを思うと、気が重かった

私は育児休暇中、夫は平日リモートワークということもあって
お家ではココ最近ずっと
「私・夫・子」の家族3人で過ごしている

夫が出かけると
当然のことながら
「私・子」の2人になる

もちろん私が出かけると
「夫・子」の2人になる

夫は、「夫・子」との2人体制を
何とも思わないらしいんだけど

私は、「私・子」の2人体制を
少しだけ気が重いなぁ〜
と思ってしまう

だから、夫が出かけると聞くと

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ラクな方に一瞬で流される

ラクな方に一瞬で流される

前回の投稿から少し時間が経ってしまった。

実はこのような状況下だけど、先日まで家族事情で一時帰国していたのだ。

帰国前は語学学校を終えたばかりということもあり、スペイン語学習に対してやる気がみなぎっていた。日本滞在中にマスターしたいテキストを重いのにスーツケースに詰め込んで「暇なんだから、めっちゃ勉強するぞ!」と意気込んでいた。

がしかし。
出発前日のPCR検査、
初めて一人で乗り継ぎを含め

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福利厚生がなくなって得た「目に見えないもの」

福利厚生がなくなって得た「目に見えないもの」

ぼくは社会人四年目になる。(この”社会人”っていう括りはあんまり好きじゃないんだけど便宜上よく使う)
今の仕事は三つ目の仕事で。
新卒で入社した会社で営業をして、個人事業主としてコーチングなどをして、今に至る。

いま思うと、
一社目はすごく福利厚生と呼ばれるモノが充実してた。
都内のマンションに寮として住めて、会社は徒歩圏内で、有給は月に一回は推奨されて、ボーナスも退職金もあって。いまはもう忘れ

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noteを始めて2年が経ち思うこと。

noteを始めて2年が経ち思うこと。

noteからこんな通知がきた。

自分で書いた文章を世の中に発信するようになってから2年が経った。
今や1135人の方にフォローしていただいている。本当に感謝だ。
去年の2月からフォロワーが増え始めたので、“おうち時間の増加”が影響していると考えられる。

それにしても家にいる時間が長い1年間だった。
それにしてもいつコロナは収束するのだろう。

このまま世界が終わればいいのにな。
きっとそんなこ

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春の天気とチョロミーのパジャマ

春の天気とチョロミーのパジャマ

洗濯物を干そうとベランダの窓を開けるとピューッと冷たい風が部屋に吹き込んだ。最近は暖かい日が続いているからと昨晩半袖に替えたばかりのパジャマから伸びた腕に鳥肌が広がる。

春はいつもそうだ。桜が満開を迎えたと思ったらその週の終わりにまるで台風のような嵐がやってきたりする。月曜日の朝、ピンク色に染まったアスファルトを見つめながら私は己の無力さにただ打ちひしがれる。

子どもの機嫌と春の天気はよく似て

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計画的ボ~

計画的ボ~

頭の後ろに雲がモクモクできるような。風船が膨らんでいくような。

ここちよい。

私はお風呂につかっている。ただつかっている。

こんなふうに、ぼーっとすることがめっちゃ大事だなってふと思った。

昨今、頭を忙しく働かせることが増えていると思う。情報処理がひっきりなし。

だから、ぼーっとするのも、計画的にしていかなければいけない。

お風呂ではあえてなにもしない。本を読みたくなったりすることもあ

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noteを書くと身軽になっていく

noteを書くと身軽になっていく

私は物事を継続するのが苦手である。生まれてこの方、なにかを1ヶ月以上自発的に継続できた記憶がない。

格闘技を見て勢いで筋トレをはじめても3日後には階段を上るという日常動作すら億劫に感じてくるし、モテたいと思ってダイエットを決意しても次の日にはコーラとポテトを豚のように貪り食っている。

そんな私が、また性懲りもなく叶いそうにない目標を立てている。それは、「3ヶ月毎日投稿」である。もともと文章を書

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一人で好きに過ごすことの贅沢さについて

一人で好きに過ごすことの贅沢さについて

どうも。本当はぼっちになりたくなかった系のぼっちです。

私は昔から、一人きりでなにか行動をするというのがとても苦手でした。ゲームをするにも、公園で遊ぶにも、学校に行くにも、必ず誰かと一緒がいい!という寂しがり屋でした。

小学生の頃はそれなりに周囲に人がいたので困ることはあまりなかったのですが、中学あたりからぼっちとしての頭角を現していき、高校になるとむしろ一人でいることのほうが多くなりました。

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自らの加害性に目を向けて―マイノリティであるが故の暴力―

自らの加害性に目を向けて―マイノリティであるが故の暴力―

マイノリティや当事者自身が、自らの加害性に目を向けることは少ないかもしれない。

本来、マイノリティや当事者ならば加害性というよりも被害を受けてきた側だ。

あくまでも加害性に目を向けなくてはならないのは

私を含む「語ることができるマイノリティや当事者」からそれ以上のパワーを持つ者たちが、考えていかなくてはならない。それは、マジョリティの再生産や繰り返しにならないためだけではない。自らのマイノリ

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"私はダメな人間だ"の呪いを解き続けること

"私はダメな人間だ"の呪いを解き続けること

「わたしはダメな人間だ」

セルフイメージとして自分の中に浮かんでくるものは、いつだってこれだった。
例えば。クラスで1分間スピーチの順番がまわってきたとき、カンペをつくっていながら上手く話せずに泣いてしまう。
例えば。学年が上がって先輩になった時、後輩に指導や指摘をしようとしても何も思いつかない。
例えば。同期入社の子たちが周囲から怒られている様子なんて一度も見たことがないのに、自分だけ毎週のよ

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