站樁功のススメ - 気を身体中に巡らすワーク
気功には「站樁功」というワークがあります。
気を身体中に巡らす技術です。
小周天の記事でも書きましたが広大な情報空間の情報=気を扱うには、身体の気の通りを良くしておくこと、そして身体に気を巡らせて漏らさないことが重要です。
情報=気を操作するための土台としての身体作りです。
そのために有効なのが、小周天や今回ご紹介する站樁功です。
小周天は文章だけだとなかなか伝わりづらい部分などもあるのですが、站樁功は武術としての側面もあり、型もあるため、気功を経験したことがない方でも始めやすいと思います。
站樁功についてはいろいろな方が動画を出していますが、おすすめなのは、下記袮津伸吾先生の動画です。
站樁功は姿勢や型が大切ですし、最初はなかなか思うように決まらないかもしれませんが、動画の中で袮津先生も仰っている通り、基本でありながら終わりのない奥の深い技術なので焦らず続けて行くのがよいです。
站樁功に限らずですが、やはり基本は脱力、リラックスが前提です。
イメージ的には筋肉というよりは骨(骨組み)だけで身体を支える感じです。(もちろん筋肉は使うのですが、脱力して気を上手く巡らすことができる丁度よいポイントを探して身体を調整していく感じです)
よくやってしまいがちなところは肩、肩甲骨が力んでしまうところです。
一旦自分で站樁功の型を作ったら、そのあと肩、そして身体全体をすとんと落とす感じで脱力するといいかもしれません。
站樁功を続けていくと、腕の輪をぐるぐると気が巡るのが分かるようになったり、お腹を中心に身体に気が巡りながら充実している感じが出てきます。
地味ながら気という生命エネルギーで身体を満たし、健康で活き活きとした生活を送る上でかなり有効なワークです。
以前ご紹介した「ぷるぷる気功」をしたあと、この站樁功をするとさらに効果絶大です。
より気の巡りを体感しやすいのでぜひ試してみたください。
あと站樁功の動画だけではなく、袮津先生のYoutubeチャンネルにある他の動画もオススメです。
ご自分で気になったものを観ていただければよいですが、「ゴール実現力を高める!」とタイトルについたものなどは特に一度観ていただくと面白いです。
動画を観る前、観ている間、観終わった後、と自分の身体の感覚や感情の変化を意識してみてください。
これが非言語による内部表現の書き換えです。
現代気功でいう情報の書き換えというものを体感できると思います。