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情報空間というものがあります - 「気」とは「情報」です

情報空間(情報場)というものがあります。

日本ではなじみが深い言葉なので「気」と呼ぶことが多いですが、「気」も実は情報です。

情報空間は気功で扱う空間ですが、情報空間にアクセスするのは気功師だけではありません。

例えば仕事中に今日のお昼は何食べよう?と思った時、すでに情報空間にアクセスしていると言えます。

またリビングにいながら「あー、ハワイ行きたいなあ」とハワイのことを思い浮かべたとき、それも情報空間にアクセスしています。

人間は目の前にあるものが「現実」「全て」だと思いがちですが、物理空間は情報空間の写像に過ぎません。

実際目の前に見えているものも断片的な情報を集めて脳が構築した姿に過ぎません。

こんなところにこんなものあったっけ?ということや、さっき会ったばかりの友人が着ていた服の色すら覚えてないことがあるのもこの脳の仕組みが分かると頷けます。

脳は手抜きをします。脳はその機能をほとんど使っていないと言われていますが、脳が使うエネルギーの消費量が半端ないので、物理的な脳をまともにフル稼働するとすぐに飢え死にしてしまいます。

人間の身体というのは実は情報空間にまで広がっています。

AIで言われるいわゆる「フレーム問題」におけるフレームを一瞬で認識できるのも、人間の身体、思考が情報空間にまでに広がっており、情報空間にアクセスすることができるからです。

※「フレーム」とは至極簡単に言うと、あるものごと、現象において何かしらの行動、処理をしようとする際必要な情報をどこのレベルまで含めるのが妥当かと決める範囲です。人間は一瞬で決めることができますが、AIでは人間が「ここの範囲まで」と指定してあげないと永遠に情報処理をし続けてしまいます

情報空間はとてつもなく広大です。

上には上があってさらにその上にまだまだ上があり続けるみたいなものです。

気功ではこうした情報空間や情報を操作することで物理宇宙でのものごとやできごとに影響を与えます。

ただし物理宇宙は情報空間での一番低い部分であり、情報空間の写像ではありますが、物理宇宙には物理宇宙の厳密なルールがあり、情報空間での影響を物理空間に降ろすには視点の高さ、関係性、技術など必要なものがたくさんあります。

視点の高さ(抽象度)と関係性(縁起)は特に重要です。

情報空間での抽象度の高い視点があれば、ものごとやできごとの関係性(縁起)も観る(実際には感じるという感覚です)ことができ、良い影響を与えるにはどこを操作すればよいか分かります。

抽象度が上がれば上がるほど、もはや言語や日常での意識では処理も追いつかず、非言語や無意識の領域を扱うことになります。

気功というのはとてもエキサイティングはものです。

人類が持ちえた強力なツールです(今のところ)。

オカルティックなものと切り捨てるのは簡単ですが、情報空間のことを知らずに終わるのはとても惜しいです。

むしろ現代気功ではオカルトとは一線を画しています。

情報空間のことをよりよく知り、人類が知り得る広大な宇宙へ思考を広げていきましょう。

情報空間というものがあるということを知るだけで観える世界が変わってきます。

気功の記事で多くの方にご覧いただいている記事を二つご紹介しておきます。

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