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「会社員がうらやましい」に隠されている本音


 本日はシリーズは小休止。

考えを深掘りしたのでそれをまとめておく。
全然まとまってないけど、たまにはとっ散らかったままお届けします。


端的に説明すると、ある方とお話する機会があり、会話の中で「会社員」「うらやましい」という言葉が私の中から出た。

お相手がそこをピックアップしてくださり、そこがより自分を知ることができる「宝物だ」と教えてくれた。

だから「会社員がうらやましい」について考えてみる。


うらやましいの下に隠された意味

基本、私は会社員の人をとんでもなくすごい人たちだと思っている。
尊敬している。

私にとっては難しかったから、
やる気を持って会社員を続けることが。

会社員生活の5年間は、受け身で、水圧に流されるように、川に流した葉っぱみたいにゆらゆら身を委ねるだけだった。

だから「能動的に会社員を務める」ということに憧れを抱いていた。

そんな

憧れ=うらやましい
の皮を剥いでみるとそこには

「私にはできなかったからいいなぁ。」

という言葉が現れる。

今回もそういう意味で「うらやましい」を放っていた。

「私にはできなかったからいいなぁ」

とは一体何が「私にはできなかった」のか

逆に言えば、私は会社で何をしたかったのか、何ができたら幸せだったのか。


そっと引っ張り出してみたらお芋ズルズル


自分の中から出てきたのは下記の3つ

・会社員生活を普通に過ごせるという事実がほしかった

・本当はバリバリやりたかった(活躍できると思っていた)

・同じ所属の繋がりの中で居場所がほしかった


予想通りのものと、予想外のものが出てきた。


お宝にするために、分解していく


・会社員生活を普通に過ごせるという事実がほしかった

つまり、自分は普通じゃなかったと思っている。

普通にも満たなかったと自負している。
みんなが当たり前にやっている仕事すら満足にできなかったと。
(ここで言う普通、当たり前とはミスが少なくマルチタスクをこなして、それを日々のルーティーンとして続けていくこと。)

後半あたりは、最低限はできていたと思うけど同じようなことが続く毎日に吐きそうになっていた。
アナログでおかしな改善をするにとどまる体制にもムズムズして発狂しそうだった。

あぁ、多分折り合いをつけるのが苦手だったのかもしれない。
些細な違和感や、会社のルールに「自分なりの折り合い」というものををつけられなかったのかも。


折り合いをつけられなかったからこそ、乱暴に抑え込んで
「みんなみたいにできる」が善だと思うようにしたのかもしれない。

みんなみたいにできるのがGOOD、という価値観が私の中にまだあるのだと思う。

…いや、

いや待てよ、

これは私の価値観じゃないかも、

これは周りのあたりまえや一般的な価値観にとらわれているだけかも。

そうそう、私は「人と違って良い、ありのままこそ魅力」的な価値観を持っている。
だからこそ今は、周りと馴染みにくくてもオリジナリティのある自分が大好きでもある。

なるほど、
一般的な価値観に馴染まなければ、と逆反応していたのかもしれない。


・本当はバリバリやりたかった(活躍できると思っていた)

都市でバリキャリ、憧れてたな〜(遠い目)

「バリキャリ」とか「キャリアウーマン」になりたかった。
いやもう業務の中身とかのイメージはなく、ただ漠然と自分がキラキラかっこよく活躍できるところを妄想していた。

実際、会社員の時は「私はこんなもんじゃないのに、本当はもっとできるのに、活躍したいのに」と思っていたからそういう意味でも苦しかった。
(当時は自信過剰や承認欲求も入っていたかも。)


これは、私の今の価値観に繋がっている。
「ありのままの姿で、思うままに実践して力を発揮したい」
という価値観。

「活躍したい、バリバリやりたい」はここを満たしたかったんだね、きっと。


・同じ所属の繋がりの中で居場所がほしかった

実はこれは自分でも意外でした。
なんとなくある感じはしていたけど言語化してから認識し、自分でもびっくり!

心からの繋がりと、安心できる居場所が欲しかった。

心からの繋がり、

繋がりというか、(抽象的すぎる)

仲間ともちょっと違って(意味が広すぎる)

同胞という感じ。
同じ方向を目指す戦友。
お互いを理解し合う、働く同士みたいなものが欲しかった。
そういう中に所属したい、居場所が欲しかった。

今まさに
「前進していけるけどアットホーム」
なコミュニティに入りたくて探しているのだけど、まんまだ。


ないものねだりから自分が求めているものに気がつく


なるほど、なるほど。

この深掘りから、

・自分が一般的な価値観や当たり前にとらわれていたこと

・力を発揮し活躍できる場を求めていたこと

・理解し合える同士が欲しかったこと

これらがわかりました。

ほんとにお宝で目玉が飛び出る。
自分の価値観を再確認することができた。


そして結論、フリーランスでよかった。

フリーランスの私だからこそクリアできることばかりじゃないか!


まとめちゃう

「会社員がうらやましい」だったものが

「会社員がうらやましい私だからこそ、フリーランスが合っている」

または

「会社員で望んでいたことが、フリーランスでなら叶えられる」

に書き換えられた。

正確にはすぐには書き換えられないだろうけど
「会社員うらやましい」
と思うたびに、
「だからこそフリーランスなんだよ」
と自分に言ってあげられると思う。



思考整理回となりましたが、お読みいただきありがとうございました。

助言いただいき感謝です!


おわり


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