見出し画像

インターンシップで給料はもらえるの?

・インターンシップって報酬は出るの?
・報酬を得る方法に違いってあるの?

など、インターンシップの給与について気になることがある学生さんも多いのではないでしょうか。そんな方向けに今回は、インターンシップの報酬の種類や業界別で報酬形式にどのような違いがあるのかなどについて解説していきます。

1. 報酬の種類

報酬形式

インターンシップの報酬形式は、有償と無償で分けられるだけではなく、有償の中にも下のように、さまざまな種類に区別することができます。
①時給制
1時間ごとに支払われる金額が決まっていて、働いた時間によって支払われる報酬が変わります。
②月給制・固定制
1ヶ月ごとに支払われる金額が決まっていて、安定した報酬を得ることができます。
③日給制
1日ごとに支払われる金額が決まっている報酬形式です。週ごとや日ごとのスケジュールで仕事を行うインターンシップに適しています。
④成果報酬制
業務の達成度によって支払われる報酬が決まる報酬形式です。最も自分の成果が分かりやすい形式です。
⑤無報酬(ボランティア)
報酬が発生しない形式で、主に学びや経験を重視するプログラムのインターンシップではこの形式が多いです。

2. 福利厚生

企業によって報酬以外に経済面でさまざまなサポートがあります。例として以下のような支援があげられます。
①交通費支給
自宅から職場への通勤費用の支援となっています。
②食費・宿泊費の補助
主に地方からのインターンシップ参加者への配慮として行われています。
③家賃補助
この補助を行っている企業は少ないですが、特に都市部のインターンシップで助成されます。

3. 報酬形式の選び方

報酬形式の選び方

インターンシップの報酬形式の違いは、インターンシップに求める会社の目的の違いによって変わってきます。その観点から、選ぶポイントを説明していきます。
①時給制
学生に積極的に業務参加をしてもらう目的で行っている企業が多いです。そのため、自分のスキルを使って実際に業務を体験したい人におすすめです。
②月給制・固定制
この報酬形式では、学生をアルバイトや契約社員に近い形で受け入れ、採用を前提として長期的な戦力の育成を目的としている企業が多いです。そのため、就職してみたい企業が決まっている人や長い期間企業と関わって就職の疑似体験がしたい人におすすめです。
③日給制
学生に業務の基礎スキルを習得してもらったり業務に慣れてもらったりすることを目的としている企業が多いです。企業を知るだけではなく実践的な学びもしたい、ただしそこまで長期的には取り組みたくないという人におすすめです。
④成果報酬制
この報酬形式では、学生のパフォーマンス向上を狙うことや、クリエイティブな人材を見つけることを目的としている企業が多いです。決められた目標に向かって物事に取り組む力をつけたい人、課題に対して新しいアイデアを出してみたい人が特に向いています。
⑤無報酬(ボランティア)
企業文化を理解してもらったり、知識を学んでもらったりすることを目的として無報酬インターンシップを行う企業が多いです。そのため、まだ企業や業界について調べていたり、インターンシップで取り組みたい分野が定まっていない人におすすめです。

最後に
有償・無償によって学びや経験の価値に差はないです。そのため、どんな企業や業界でインターンシップをやるのか決める時は、自分のやりたいことができるのかなどを判断基準にして参加するインターンシップを探してみましょう。


TeenWorkerは、中高生向けにインターンシップやキャリア支援を提供しています。若い世代の社会進出を支援するため、個々の興味や目標に合わせた第一歩をサポートしています。また、進路選択の機会や実社会での経験を通じて、将来のキャリアを自ら切り開くスキルを身に付けられるよう導いています。

ユーザー登録:TeenWorkerユーザー登録フォーム
お問い合わせ:X(Twitter)Instagram公式LINE メール(info@teenworker.net)

いいなと思ったら応援しよう!