見出し画像

石油であそんでみた(ライト版)

こんにちは やひもふかです。
今回は石油で遊んでみました。

石油のでき方


石油について少しだけ。
石油の大部分は、大昔(数千万年以上前)の海底に微生物の死骸が大量に沈み、それが長い時間をかけて熟成した、いわば化石のようなものです。
植物の化石からできた石炭とともに「化石燃料」と呼ばれます。

用途

石油はそのままは使えないので、工場で処理して分解します。
この分解されたものを処理して、灯油 ガソリン プラスチックなどが作られます。

産地

世界中で広く産します。
有名なのはサウジアラビア・クウェートなどのある「ペルシャ湾」です
今ホットなロシアでは西シベリア・ウラル地方が有名です

日本では、新潟県・東北地方・北海道で産します。
現在も採掘している場所があります

今回の石油

今回は中央アジアのアゼルバイジャンバクー油田です
かつては世界最大の油田で、ヒトラーがこの油田を巡ってソ連と戦いました
アゼルバイジャンから直接輸送されてきました。

紙箱にペットボトル入りでやってきました


開封

真っ黒です
お箸を浸してみます もっとべたべたしているのかと思っていましたが、
水のようにさらさらしています。ソースに近い感じ?

鼻を近づけると舗装されたばかりの道路のような
強い石油のにおいがします
とてもよくかぎなれた香りです。
お皿に出した石油 完全に醤油かソースの見た目


燃やしてみた

やはり気になるのは石油は燃えるのか?
今回はペンチを石油に浸して、ガスコンロであぶってみました
火のついたガスコンロに入れると
数秒間だけオレンジ色の大きな炎が上がります。
ほとんど持続しないので、写真がなかなか撮れませんでした。

興味深いことに、炎が消えた後も、石油はペンチにべったりとついていました。
石油には燃えない、または条件がそろわないと燃えない成分が多く含まれているということです。
石炭にも条件が揃わないと燃えないものがあって、そうしたものはまず予熱をして温めておくと燃えます 石油も温度の問題で燃えない?

炎をあげる石油
炎の消えたペンチ
まだ石油が残っているためてかてかしています


光らせてみた

パキスタンや中国でオイルインクオーツという石油が中に入った水晶がとれ
ブラックライトでカラフルに光ります。

ブラックライトで光る水晶の中の石油

それでは水晶に入っていない石油は光るのでしょうか?
写真では分かりにくいですが、強く発光しました。

黄色・白に蛍光する石油
普段の様子


黄色~白に発光しています。オイルインクオーツによくあるカラーです。

触ってみた


初めに意外とさらさらしているところは、お見せしましたが、触ってみるとどうなのでしょうか?
指で触っているところです。
砂や硫黄の粒が入っているのか、少しざらざらした触り心地です
それから、保温性が高いようで、触った瞬間から指先がお湯に触っているようにポカポカします

石鹸で普通の油と同じように洗い落とせます

石油体験はとりあえず以上です。みんなが読みやすいように内容を薄めにしているので、もっと詳しく知りたい方は「詳しい版」をご覧ください
最後までありがとうございました。


いいなと思ったら応援しよう!