『ランボー 悲しみの味覚喪失』
コロナにかかったバンドマンの記録です。
九月十五日が新代田feverにてワンマンなのでそこまでに治る記録です。治って気が向いたら来てね!
ご予約はteenagerkickass@gmail.comまで。
【闘病生活四日目】
唐突に現れてくるラスボス、FF9の永遠の闇、みたいな感じの展開で急に体調が良くなる。悪くなる事もなく熱もかなり下がり36度台に。体かなり軽くなり洗濯と味噌汁を作ったりした。ウキウキ。足にホバークラフトついてるのかぐらいの浮き足立ちっぷりだ。
しかし、ここで一つ大きな問題が発覚。
味がわからなくなった。
うおー。ここでか。という感じであるが、実際その予兆みたいなものは昨日ぐらいからあった。作って食った飯もなんかやたらしょっぱいし同じ味に感じていたんだが『またまた………ハハハ…』と何処か見ないふりをしまくっていた。正解に言うと"味がわからない"というよりはやたらしょっぱく感じるし苦く感じる。甘み、といったそういう旨味成分の類がほぼ全般感じなくなってしまった。当然デザートなども甘くは感じない。桃の缶詰などただのブヨブヨした塊を頬張っている感覚だ。
しかもそれが食物だけに限らず、飲料、煙草に至るまでその感じなのである。麦茶がマジでなんかもうよくわからない感じの飲み物になっている。カルピスももうなにこれ?って感じである。新感覚でもない、、、なんだこれ、、、みたいなのが無限にあるみたいな。ゴールドエクスペリエンスレクイエムだ。
タバコもマジで訳わからない味がして二口程吸ってやめた。
かなりの代償の果てに体調を元に戻したようだ。まだ完治もしてないのに後遺症に悩まされている。
とりあえず悲しみのランボー一気見をして寝る。