最適解を出すことは難しい
そのときに一番最適な答えを出す。
夜中にラーメンを食べたくなったけど、太るし浮腫むので我慢して歯を磨く。
なんだかバイトに行きたくないけど、重い腰を上げて出稼ぎに行く。
授業がつまらないのでスマホを触りたいけど、鞄にしまって授業を聴く。
これが容易にできれば、毎日 ”苦” なんてないもので。
中学のとき、部活の顧問が私たちに言った。
「迷ったら、面倒臭い方を選びなさい。」
当時は右から左に聞き流していたが、大人に近づくにつれこの言葉が核心をついていることに気づく。
どんなときも、面倒臭いほうを選びましょう。
面倒臭い方の選択肢こそ、正しいのです。
さあ、私は今文学の講義中です。
文を書く手を止め、先生の声に集中するとしますか。