[終了しました]20191020 Teenage of the year43
Teenage of the Year
2019/10/20(日) 17:00START
吉祥寺伊千兵衛 http://ichibee.com/
2,500yen(1D)
[出演]
HYDRO×簾ンデゲオチェロ
チミドロ
絶対忘れるな
土佐丸高校吹奏楽部
MashMelody!
変珍とゆかいな仲間たち
(ヘン・チーナ/5代目タイガーマスク/キム・ヨッチャン/軍団ひとり)
ez do dan子
DJ急行とディスク百合おん
TEENAGE STRONG ZERO
俺夜
00年代の吉祥寺で最もビールを消費するイベントとしてその名を馳せた「teenage of the year」。心に茨を持つ中年が「ダルなロックでイルでチル」を合言葉に、さまざまな異ジャンルをバックボーンに持つ強烈な個性のゲストを招いて繰り広げてきた異色のパーティーだ。
マンガ、アニメ、ゲーム、お笑い、AV、プロレス、アート、アイドルなどバラバラな背景を持つTOYのメンバーを結びつけたのが音楽だった。あらゆるジャンルの音楽が鳴り響き、デタラメにパーティーを繰り広げたが、会場となったお店「bar drop」が閉店した2008年にパーティーも一旦終了。
しかし、「bar drop」が「伊千兵衛(ichibee)」として再始動した2017年から「teenage of the year」も同店で華麗に復活。加齢による尿酸値の上昇によりビール消費量こそ減ったものの、酒量自体は休止前より増量中! 年2回の開催で豪華ゲストをお招きしつつ、最後は飲み会みたいなパーティーになる土着的な盛り上がりを見せている。
ありとあらゆるサブカルチャーのすきまを回遊しながら、音楽と酒でつながるのが「teenage of the year」。今回はそんなTOYのスタンスが色濃く反映されたラインナップが出揃った。TOY史上最もデタラメなパーティーになる予感!
「HYDRO×簾ンデゲオチェロ」は超絶スキルと絶妙なフローでフロアをロックするラッパーのHYDROと、緻密なビートでポップな世界観を描き出すトラックメイカー・簾ンデゲオチェロのユニット。2018年にはEP「Plassick」をリリースした2人は、ヒップホップバンド・流線Kグルーヴでも活躍中! 西東京スタイルで心地よく酔わせる
テクノラップユニット「チミドロ」は“日本のデトロイト”こと東京都中央区出身の幼なじみスズキナオ(詩と曲)、ミヤマ(vo)、クスモト(rap)で結成された自転車暴走集団がルーツ。ギャングがストリートの悲惨な現実をラップするように、日本のサラリーマンのリアルな現実をラップするのがチミドロだ。現在はイチノミヤ(bass)、ジュンヤ(ドラム)、トミータ(key)、ハナイ(MC)、ミヤマッチ(MC)と7人体制で、デトロイトテクノの薫陶を受け、酒場で飲みすぎたおっさんバンドとして活動中。今年、傑作アルバム「なのかな?」をリリースした。
「絶対忘れるな」は志賀ラミー、貫地谷翠れん、セルラ伊藤、アルバ伊藤、ピーチジョン万次郎の5MCからなるラップグループ。通称「ぜわす」。活動10周年を迎えた今年は「ひたむきさガール feat.misaki(nuance)」の配信、さらに10月17日には同曲も収録した「三者面談 E.P.」もリリース! アッパーなトラックのパーティーチューンでガンガン盛り上げるぜわすだが、そのリリックには何気ない日常を送る「いたって平凡」な僕らの人生が色濃く反映されている。
その「ぜわす」の盟友とも言えるのが、ez do dan子(すごい名前!)。簾ンデゲオチェロ、G.O.D.ファザ子の3人で結成したUrban Drive Familyで音楽活動を開始。サブスクで配信中の「はかない」「ランナー、その後」「travel」など最近リリースしたソロ曲は、いずれもトラックメーカーの簾ンデゲオチェロが刻むキレッキレの繊細なビートに、ez do dan子の優しい声が乗り、マジカルな魅力に包まれた素敵な音楽だ。
「土佐丸高校吹奏楽部」は学ランに身を包んだex.hondaladyのマルとKonny MCのツイントランペット、ex.,Hi-5のオダタカユキが打楽器担当、簾ンデゲオチェロをサポートベースに迎えて今年結成。昨年末にそれぞれのバンドが活動休止したマルとオダタカユキ、ハードコアのMCではなく楽器を手にしたKonny MCが、それぞれが温めてきた初期衝動を満を持して炸裂させる! 「俺たちもう終わっちゃったのかな?」「バカ野郎、まだ始まっちゃいねえよ!」を体現する遅れてきた新人バンド。
今年、大傑作にして超大作「日本エロ本全史」を上梓した安田理央がTOYおなじみの文化人枠……ではなく、本格的なバンドTEENAGE STRONG ZEROを率いて登場する! いまさら説明するまでもないが安田はエロを中心に駅弁、音楽など多岐にわたる分野で文筆活動を行う一方、音楽活動も一貫して継続しており、1984年に結成のニューウェイブバンド「モデルプランツ」でボーカルを担当、フリーフォームなメンバー編成で神出鬼没なライブ活動を行う野獣のリリアンでも活躍している。征露丸Xのメンバーであるneji、VARI、タムラとともに2018年1月に結成。JAH SHAKAやIRATION STEPPASを思わせるデジタル・ニュールーツ・レゲエmeets日本の歌謡曲でフロアを震撼させる。中年なのにTEENAGEの名を冠する者同士、TOYとは引かれ合う宿命だった模様!
MashMelody!はちょっぴりレトロでポップな2人組 都地麻友(黄色担当)、ニイナ(緑担当)。2018年から活動開始し、現在も都内を中心に精力的にライブを行ない、毎週木曜日には生配信を実施。1stシングルは、TOYともゆかりの深いDr.Usui((M)otocompo)が作編曲しているのでお見逃しなく~!
変珍とゆかいな仲間たち(ヘン・チーナ/5代目タイガーマスク/キム・ヨッチャン/軍団ひとり)は、渋谷界隈のクラブでも夜な夜な「草プロレス」を繰り広げ、フロアをカオスに叩き落とす文字通りゆかいな仲間たち。学生プロレス出身の変珍=ヘン・チーナはアマチュアプロレス団体・健康プロレスを主宰しながら、DDTなどのオーバーグラウンドのプロレス団体でも活躍! DJとしても“レコード番長”須永辰緒に師事し、基本に忠実かつお酒が美味しいDJプレイで都内クラブを盛り上げている。今回はDJとプロレスの二本立て!
海外から注目を集めるシティポップも最近話題の90年代リバイバルも、この時代の音楽は短冊シングル抜きには語れない。ナードコア界のナウリーダー&ニューリーダー、サブカル界の馬場&鶴田ことDJ急行とディスク百合おんによる8センチCD限定のDJユニットが登場! 川崎club CITTAの東京歌謡曲ナイトでもプレイする他、ロフト系列でも「ナイトパチパチ」など90年代歌謡曲を肴に酒を飲む活動を繰り広げている。
TOYの義兄弟イベント「俺夜」から、毎度おなじみの愉快な酔っぱらいDJたちが大挙参加! 毎月最終火曜日の夜、三軒茶屋「32016」(通称・梅ちゃんバー)でイベントという名の飲み会を繰り広げている俺夜クルー。あの頃からお互い年齢を重ねたけど、TOYにとってはいつまでもいい兄貴分。そしてエンターテインメント全般における信頼できる目利きたちであるということは、絶対に強調しておきたいポイント。
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