これまで発表してきた理論とこれから公開予定の理論
著者略歴:宮地俊充 Serial Entrepreneur / Best Teacher(Education, Online English school)→Teen Spirit(Entertainment, Music)→Boot home(Fitness, New Normal) 起業・経営の実践はBoot homeで、理論の発表と社会貢献はStartPassで行っています
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今週、StartPassの正式リリースがStartPoint小原社長から発表されました。
StartPassとStartQounterの違いが複雑かもしれませんが、StartPassにはStartQounter・StartMaster・StartPluginの3つのサービスがある、という整理になります。
こちらのStartQounter通信ですが、自分の経営に対する思考の整理も兼ねて、この情報はアーリー起業家にお伝えすれば情報格差がなくなり成功する起業家が増えるのでは、といった内容を投稿してきました。
アーリーステージでは、まずは先立つお金を調達したいというニーズが大きいために、ファイナンスに関する理論が次々に生まれ、発表させていただきました。
StartQounter通信でのファイナンス理論
・考え方
・投資家との出会い方
・ピッチ資料
・質疑応答
・投資契約書
今後発表したい理論
シード・アーリー期のファイナンスに関するノウハウは出尽くした感じがあるので、今後は事業に関する理論を発表していきたいと考えています。
例えば、この辺りを模索しています。
・PMFとTAMの関係
シード・アーリー期においては、PMFすることが当面のゴールとされがちだが、Marketを絞ったProductにすればするほどFitしやすくなる一方、そのMarketのTAMが大きくないため、その後の成長ストーリーが描きにくい。そのアンビバレンツをどう解消するか
・プロダクト(ユーザー)と時価総額(外部投資家)のどちらを見るか
プロダクトのことだけを考え、ユーザーに支持されるものを作り続ければFCFが最大化し、時価総額も上がっていくと言う話であればよいのですが、そんな単純じゃない気がします。時価総額を形成するものは、プロダクトの良し悪しだけではなく、様々な観点があります。起業家はプロダクトオーナーからどうやって経営者に成長していくか、価値が足し算ではなく掛け算になるような仕組みをどう作っていくか
・Unit Economicsは広告による集客なのか
PMFの後は、Unit Economics(LTV>CPA)を証明し、ここに投資をしてくれたらもっと成長する、というストーリーを描くことが重要とされますが、単純に広告運用の巧拙でCPAを抑えるという話以外に、ユーザーがユーザーを呼ぶ仕組みや、ユーザーが使えば使うほどプロダクトから離れられなくなる仕組み、どの市場をどのような順番で狙っていくのが筋がよいか、など中長期戦略や持続可能な強みの構築をどうするか
この辺りでしょうか。シードからミドル・レイターと進むごとに、見えてくる景色が変わってきて、論点に感じる内容も変わるので、もっとたくさんある気がしますが、それらも含め体系化できたらなあなんてことを考えています。
経営や起業についての話は飽きないですし、どんどん新しい発見があって楽しいですね! 今後のStartQounter通信にご期待ください。
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