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起業家が4/6の週にやるべき3つのこと【StartPassサブスク版・無料版会員向け】
著者略歴:宮地俊充 Serial Entrepreneur / Best Teacher(Education, Online English school)→Teen Spirit(Entertainment, Music)→Boot home(Fitness, New Normal) 起業・経営の実践はBoot homeで、理論の発表と社会貢献はStartPassで行っています
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さて、勝負の週がやってきました。
直近の感染者数の伸び率から見ても、今週、緊急事態宣言・ロックダウン・医療崩壊又はそれに準ずる事態が起こる可能性が出てきています。
こんな時に、起業家が何をすべきかたくさん挙げても頭に残らないと思うので、3つだけ挙げます。
1.不安を従業員に見せない
現在、社長であるあなたが不安であるということは、従業員はもっと不安がっています。慣れないリモートワーク、先行きの見えない環境、コストカットが求められているような雰囲気。そんな中で、このスタートアップにい続けて大丈夫なのかな?と従業員は思っています。
なので、社長自身がいかに平常心を保つかが重要です。不安をSNSなどに投稿するのは論外ですが、Zoomでのビデオ通話やSlackでのチャットでも1mmも見せないようにしてください。
どうしたら不安がなくなるのかは、2と3に書いています。
2.多めに早めに資金調達する
デッドで調達する場合は、この記事をまずは読んでください。
StartQounterのパートナーに、この記事を書かれたINQの若林社長がいらっしゃいますので、必要あれば私からも直接ご紹介できます。
エクイティで調達する場合は、StartQounterで何度もご説明してきた、OSの入れ替え→起業アイデアを投資家がよいと思う方向にブラッシュアップ→投資家と出会う→ピッチ資料を作る→投資交渉をする→投資契約書を納得いく形で締結する、を高速で進めましょう。
StartQounterのサブスク版であれば、オーナーがピッチ資料のフィードバックをサービスでやっていますので(これまで10人くらいには差し上げたと思います)、投資家に持っていく前にレビュー依頼してください。
調達環境は全体としてはもちろん前より悪化していますが、前がちょっとおかしかった(フェアバリューを超えていた/投資家の数の方が多く起業家の方にパワーバランスがあった)だけで、シード・プレAの「VC」であれば、あまり影響がないと言い切れます。
「VC」という括弧書きをしたのは、ファンドはすでにファンディング済みであとは投資の振り分けの問題なのですが、エンジェル投資家は個人で資産運用を様々な形でしているので、上場株などでやられていると、エンジェル投資が以前よりしづらくなった、という声が散見されます。
どこまでいってもCash is Kingです。多少の希薄化は気にせず調達は可能な限り多めに早めに行い、調達後もオフィス移転なども含め派手にお金を使いすぎず、12-18ヶ月は生きられるようなバーンレートに調整して、じっくりPMFに取り組むのがよいと思います。
3.ウィズコロナ時代に事業のアングルを変える
「スマホ以来、大きなトレンドがないな〜」と嘆いていた皆さん。来ましたよ。私は、コロナの影響は最低でも1年半〜2年は続くという論者と同意見です。
今すでに事業をスタートされている場合、その事業はコロナがくる前に着想された事業だと思います。よっぽどコロナ時代に不向きなビジネスでない限り、何らかの工夫をするだけで、自分がやりたいことを新時代に合った形で提供できるようになるのではと思います。
すなわち、今までStartQounterでは投資家が好む方向に上手くアングルを変えようという話をしてきましたが、今はコロナ時代に合った方向にアングルを変える必要があります。
これは業種業態ごとに様々なので一概には言えないのですが、「非接触・非対面・非集合」の状況が2年続いたと仮定して、人間の行動や心情がどうなるか予想すれば、それなりにアイディアが浮かぶのではないでしょうか。
まとめ:起業家という人種へのメッセージ
自分や従業員、家族の健康には引き続き十二分に気を付ける必要はありますが、起業家という人種は逆境を人と違った見方をするものです。
ここでコロナ時代にあったプロダクトを作り上げ、筋肉質のヘルシー経営ができれば、普通に考えれば弱っていく競合に打ち勝ち、優位性を築ける可能性が高いです。
不謹慎を百を承知であえて申し上げると、こんなチャンスは皆さん(起業家)の人生に二度とこないかもしれません。それくらいの気持ちでちょうどいいというか、そういう気持ちでないと鬱々としてしまうと思います。不安に打ち勝ち、やるべきことに取り組み続けられるのが起業家精神であり、世の中が僕らに求めているものではないでしょうか。
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