取材記事やプレスリリースは達成したい目的を1つに絞って発信すべき【StartQounter通信】
著者略歴:宮地俊充 Serial Entrepreneur / Best Teacher(Education, Online English school)→Teen Spirit(Entertainment, Music)→Boot home(Fitness, New Normal) 起業・経営の実践はBoot homeで、理論の発表と社会貢献はStartPassで行っています
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コロナネタもファイナンスネタも飽和感があるので、今週のStartQounter通信では広報について取り上げます。
広報、力入れてますか?
まず、広報とはなんぞやという話ですが、Paid Adではなく、会社・プロダクトの情報をメディア取材やプレスリリースで発信すること、とここでは定義します。
資金調達しました! 〇〇さんがジョインしました! ユーザー数〇〇人突破しました! 調査レポートを出します! 〇〇リリースしました! など、ネタはいろんな切り口があり、スタートアップ経営者であれば、常にどこかに広報のネタが落ちてないかな? と目を光せておくべきだと思います。
社長はfacebook・Twitterをどのくらい更新すべきか
ちょっと話は逸れてしまいますが、メディアに取材いただけたり、プレスリリースとして出すまでいかないような内容でも、社長がSNSを更新して、アピールしていくことはとても重要だと考えています。
情報価値の低い面白くない投稿をしていると、見ている人が少なくなってしまいますので、ネタは厳選すべきですが、積極的に発信することで、勢いが出てきますし、自分の会社のことを理解して、好きになってくれる方が増えていきます。
取材時やプレスリリースにネタを詰め込みすぎない
で、本題です。
メディアから取材をうけて、インタビューに答えているときに、あれもこれもアピールしたいと話がとっちらからる方が多いですが、記者さんはその事業の専門家でもないですし、そんなに言われても処理できません。
コツは、その記事のタイトルを勝手にイメージして、見出しになりそうなキャッチーなフレーズを用意しておくとか、その話を中心にアピールするです。
自社で情報をコントロールしやすいプレスリリースは尚のことで、例えば調達のプレスの場合、「エンジニアの採用につなげたいの? エクステンションラウンドをやりたいの? ユーザー数を伸ばしたいの? パートナー企業を増やしたいの?」と聞かれたときに、即答できなければいけません。
あれもこれも詰め込むより、1つのことを目的とし、それを中心に情報を組み立てましょう。また、漠然と「ブランディングをする」みたいなのは不可で、会社の格が上がることによって、どんな実利がもたらされるのか明確にするとよいと思います。