サッカー×人生 Vol2 【Mr. Kashiwaba Ryota】
インタビュー企画の目的
1人1人のストーリーをサッカーへの熱い思いから紐解いていく。
ひたすらサッカーと自分の人生について熱く語ってもらう企画である。
今回は千葉に住む大学生。
東京のあるイベントで声をかけてもらったことからインタビューをすることとなった。インタビューの2時間はあっという間であった。。
プロフィール
柏葉凉太。
岩手県出身の20歳。
現在は順天堂大学のスポーツ科学部に所属。
トレーナーの勉強をしている。選手のケアやATの資格の履修をしている。
また、指導者としてジェフ千葉のエリートプログラムで指導。
待ち合わせ場所は新宿のカフェ。
会う予定は午後だったが、午前に別の方にお会いしてきたと言う。自分と話した後ももう1人会うらしい。その行動力と好奇心が滲み出ていた。
席に着くなり、柏葉くんによる質問攻め。どっちがインタビュアーか分からなくなった。笑
一通りお聞きしたいことに答えてからインタビューをスタートさせた。
その傾聴力と行動力があれば彼はもっと成長していくのだろうと思った。
サッカーとの出会い
ーーーサッカーと出会ったきっかけは何でしたか?
地元にFリーグチームがあったことがきっかけで小学校3年のときにフットサルサークルに入りました。
ーーー最初はフットサルだったんですね!
だけど、小4でそのフットサークルがなくなってしまいました。そのあと、親の紹介で地元のサッカーの少年団に入りました。
サッカーにハマったきっかけ
ーーーサッカーにはどのようにしてはまったのですか?
はまったきっかけは最初の試合で出たときに活躍できたからです。そのときにサッカーめちゃめちゃ楽しいってなりました。そこからは本当にサッカーばっかりでした。もちろん遊びもテレビで観るのもサッカー。初めてバルセロナを見て、スペインのサッカーが好きになりました。生活面や進路にもすごく影響がありました。。買う服はサッカーばっかりで、高校はサッカーを本気でやれるところにいきました。
指導者を目指した理由
ーーー指導者になろうと思い始めたのっていつ頃からなんですか?そもそもなんで指導者になろうと思ったんですか??
中学性になったあとも地元の少年団に遊びに行ってました。そこで監督と喋ったり、低学年の子とボールを蹴ったりする中で面倒見たり可愛がったりするのが楽しいって感じました。それで、サッカー教えたいなあと思いました。けどまだまだ漠然としていました。中学校と高校のときはサッカー部でサッカーをしてました。そこでは監督による理不尽な指導や、よく分からない罰走があって、、、自分が指導者だったらやらないなと思うことがたくさんありました。そう思いながらサッカーに取り組む中で徐々に指導者としてなりたい形が見えてきました。また大学で、サッカーに関わるひとから受けた刺激も自分の思いに大きく影響して、サッカーに関わっていきたいと思いました。
指導現場を探す
ーーー指導現場はいつ頃から探していたのですか?
大学入ってすぐです。指導者として現場を持ちたいと思っていたので大学生になってから色んなチームの現場を見に行きました。ただ、なかなかしっくりくるチームに出会えず指導の現場は意外と決まりませんでした。また同時に将来は日本のサッカーの発展に貢献したいと思っていたので、どうなったら貢献なのかをずっと考えてました。その中でJリーグのチームでやりたいと思いが芽生えました。Jリーグのコーチは縁がないとなかなか入るのが大変だと聞いていたので、早めにJリーグチームのコーチに入りたいと考えました。
ジェフとの出会い
ーーー今の現場(ジェフ千葉のエリプロ)にはどのような形で入ったのですか?
たまたま自分が通っている順天堂大学にジェフ千葉に所属している方がいることを知ったんです。少し迷いましたが思い切ってフェイスブックで連絡しました。その結果、何度かお会いして話すことができました。そして、ジェフ千葉を紹介してもらえることになり、エリートプログラムで指導を始めることになりました。あのとき連絡して本当に良かったと思っています。
ーーー人の繋がりって大事ですよね!
親から人との繋がり大切にしなさいと言われていたので大切にしたいですし、行動することで絶対何か起こるので続けていきたいです。
キャリア形成の考え方
ーーー今後はどのようなキャリアを考えてるんですか?
現在、指導者の現場は持っていますが、トレーナーの現場も持ちたいと考えています。指導者兼トレーナーして活動したいです。また、今後の進路については大学の間じゃ学び足りないので大学院進学を考えています。もっと学びたいです。指導者とトレーナーに加えて語学の力をつけようと思っています。語学は英語とスペイン語です。3つの分野(指導者,トレーナー,語学)で力をつけられればライバルとの差別化になりますし、可能性が広がると思いました。
指導を始めて感じたこと
ーーー指導を始めてみて感じたことってありますか?
スペインのサッカーは体系化されていて共通言語があります。日本とは全然違ってサッカーを細分化していました。ただ、細かく言語化されている分、コンセプトの理解は難しくて苦労しています。
エリプロの指導者の方に
「指導人生をこういう現場でスタートして大学の間、続けられたら本当に得られるものも大きいし良い指導者になれると思うよ」
と言ってもらえたのは本当に嬉しかったですし、さらに頑張ろうと思えました。
あなたにとってサッカーとは
ーーー定番の質問ですが、あなたにとってサッカーとはなんですか?
「生活の一部」
こういうものと考えなくていい。なんでサッカーやってるのか考えたこともないくらいです。ほんとにそのくらい当たり前の存在。何としてもコーチとしてサッカーの仕事に就きたい。
今後の目標
ーーー目標を教えてください!!
語学力、トレーナーの知識、現場経験、理解を持った様々な角度からサッカーを観れる指導者を目指し、今は様々な年代を見てみたい。目標の1つとしてJリーグのトップチームで活動したい。そしてどのような形かは明確ではないが、日本サッカーの発展に貢献したい。
ーーーあっという間でした。。。ありがとうございました!
こちらこそありがとうございました!
最後に
今回、第2弾となりましたが1回きりで終わらずに安堵しています。笑
ツイッターなどのSNSで簡単に連絡が取れる時代だからこそ、あえて会うことに意味があると思ってることにとても共感しました。柏葉君はお会いできる人にはどんどん会いたいそうなので連絡してみてください。
彼の物語はこっからがスタートなんだなと思います。好奇心と行動力でたくさんのインプットをするでしょう。今後はその情報を噛み砕いて自分のものにしていってほしい。また成長した柏葉くんに会えるのが楽しみです。
それと、インタビュー企画はまだまだ募集しているので連絡待ってます!
たくさんの方のお話をお聞きしたいです。
*JUSTA〜駆け出し指導者交流会〜
指導を始めたばかり、これから指導を始める方たちを対象とした交流会です。サッカーや指導に関する悩みを共有して解決するとともに指導仲間を作ることができます。
ぜひご参加下さい!!
詳細はツイッターの方で発表します!!
お気軽にご連絡ください。