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【インタビュー企画】もう1つの”Spell” 後編

はじめに

みなさんこんにちは!PRチームの りょうすけ です。
前回に引き続き、TEDxRikkyoUメンバー4名に集まってもらい、イベントの準備や当日の様子について語ってもらおうという企画の後編です!
今回は、お互いに聞いてみたいことや来年度の意気込みについて聞きました。
お互いの知らなかった一面が、、?!

TEDxRikkyoU2024”Spell”を作りあげたメンバーたちのもう1つの”Spell”をお楽しみください。
(以下、TEDxRikkyouはRikkyoUと表記)

前編から読みたい方はこちら


お互いに聞いてみたいこと

りょうすけ
次は、お互いに聞いてみたいことについて質問してもらいたいと思います。れいなちゃん、どうですか。

れいな
みらいちゃんに質問があります。英語スピーカーさんとのトーク作りで英語スピーカーさんならではの大変なこととかあったかなと思って。私は日本語スピーカーの担当メンバーの話ばかり聞いてたから、そこら辺がわかってなくて、なにかありますか。

みらい
英語スピーカーさんで大変だったのは日程調整、レイハンさんがそもそも大学院2年生で卒業の年で、それに加えてRikkyoUの登壇があって。
どっちを優先するっていう話じゃないけど、レイハンさんの中で学業を優先したい部分がたまにあったらしいんだけど、それを伝えてくれないみたいな。あまりパーソナルなことをストレートに言ってくれなくて、そのコミュニケーションをとる上で、こちらもなるべくストレートに伝えないと軽く見られちゃうから。

「私達はこれをあなたに求めてます。これに答えられないのであれば今のうちに言ってください」みたいに伝えてみたり「今のうちに言ってくれたら、それをリスペクトした上での行動とスケジュール調整を行います」みたいに結構ストレートに私は言って。そういうふうに言ったからこそレイハンさんも「ストレートに言ってくれてありがたい」みたいな「こっちもそれに応えられるように頑張るわ」っていうふうに言ってくれて。

イベント当日を通しても、レイハンさん自身もTED愛みたいなのがあって、アフターパーティーでもワークショップに参加してくれたりとか、アクティブに参加してくれて、それが自分の中での日本語スピーカさんとの違いなのかな。日本語スピーカーさんと英語スピーカーさんとの違いとしてはやっぱり、ダイレクトに伝えた方がその分、気を使わずに答えてくれたっていうか、難しいけど、うまく遠まわしに伝えるのができないからこそ自分なりにどんどんどんどんスピーカーさんと関わったかな。

アフターパーティでの一枚
(左から新崎さん(スピーカー)、レイハンさん(スピーカー)、みらいちゃん)

りょうすけ
すごい興味深いお話だったんだけど、もっと聞いてみたいこととかある?

れいな
感想みたいになっちゃうんですけど。私も一応、人並みぐらいの英語は喋るんですけど、そういうところってやっぱり海外で育ってきた人と日本で育った人とでは全然違うなと思って。英語が同程度喋れるとしても、そういうところまで私はたぶん踏み込めないし、考えが及ばないから、逆にRikkoUとしても、みらいちゃんみたいに海外の人の素質とか生活スタイルをわかってる人が英語スピーカーさんの担当としているのはめちゃめちゃ重要だなって思いました。

りょうすけ
たしかに、大事な要素だよね。ありがとうございます。みらいちゃんはみんなに聞きたいことありますか。

みらい
みんなに質問なんですけど、家族とか友達とかが、TEDに関してどういう反応をしたか。例えば急な忙しさに対して理解してくれたのかとか。私は、周りのGLAPの友達とかは、「TEDってそんなに忙しいのに何やってるの?」ってすごい言われて、でも説明してもそれはやっぱり(友達には)理解できなくて。本当にもう理解ができないみたいな、こう言うとあれだけど、「なんでそんなに頑張るの」っていうのはすごい言われた。英語で言われたけど英語だとまた違う言葉になるけど、日本語に訳すと本当にそのままになる。なんでそんなにTEDを頑張るのかっていうのは、結構何回も言われました。

とある日のミーティングの様子

りょうすけ
みなさんどうですか、今のみらいちゃんの質問に対して。

いけしゅう
周りの反応はなんだろうな。でもそのGLAPと違って、私は映像身体学科生で、「いろいろやってみたいです」みたいなパワフルな人が結構周りに多くて。だから意外と「TEDxRikkyoU入ってるよ」っていう話をしたときは、割と食いついてくれるっていうか。そもそもTEDトークを知らない人も結構いるから、どんなことやるのか興味持ってくれる人も多かったし。私の周りは「へー、そうなんだ」ぐらいな感じでしたね。

りょうすけ
そっかそっか、おもしろい。ゆいちゃんはどうですか。

ゆい
まずTEDxを知らない人が周りに多くて、「なにその団体?」って言われて「何するところなの」ってところから始まったけど、その説明がうまくできなくて。だからどういう団体かもみんな知らないし、なのにすごい忙しそうにしてるから、本当にみらいの周りの友達と一緒ですごい不思議がられました。でも、おかげで自分の周囲の人たちにTEDxを広められたというのが、知名度を上げられた気分になって、ちょっとそこは嬉しいです。TEDxを知らない人たちにTEDxRikkyoUの雰囲気を伝えられたからっていう。

あと本番直前は、もう全部TEDxに時間を捧げてたんで、友達との時間も取れなかったし、連絡も返さないから。RikkyoUの連絡はすぐ返すのに(笑)そこでちょっと申し訳なさはあったんですけど、でもなんかみんな理解してくれたから、そこは大丈夫でした。でも本当に、イベントが終わってから周りのTEDxの認知度が上がった気がするので、それが嬉しかったです。

りょうすけ
どんどんTEDxRikkyoUを知ってくれる人が増えるのは嬉しいね。みんなに聞いてみたいことは、ゆいちゃんありますか?

ゆい
今1年生3人いる中で、れいなさんが2年生なので聞きたかったことがあって。TEDxRikkyoUって上下関係が良い意味で厳しくない。2、3、4年生の先輩たちが1年生に対して、すごくフラットに話しかけてくれるし、「敬語じゃなくていいよ」って言ってくれたりとか、一緒にご飯行ってくれたりとか、年下に対しても対等に接してくれる感じがして。だから、れいなさん的に1年生に対してのそういう関わり方やイメージみたいな、そういうのってどうだったんだろうって思って。

れいな
私は正直2年生から入ったっていうのもあって、あと、パートナーチームは新メンバーが1年生2人、2年生が私だけというのもあって、ゆいちゃんが言うように上下関係みたいなのを全然感じてなかった。

それにめちゃめちゃバリバリやってる1年生の子とかは、もうこっちが頼らざるを得ない場面が多すぎて、そこで上下関係とか言ってられない(笑)私がめちゃくちゃ頼ってるから。組織のシステム的なものもそうだし、あと1年生の子がめちゃめちゃ仕事できるから、対等に。なんなら私が助けてもらったり、という感じの関係性だなと思って。私はそれで「2年だから威張れない」とか全く思ってないし、1年生の子たちを頼れるから逆にやりやすかった。良かったと思ってます。

ゆい
嬉しいめっちゃなんか(笑)そういう先輩たちがよくしてくれるのがすごい、「先輩たちすごい」って思って。例えば1年生ってその大学自体が、初めてだから。先輩たちからしたら、あんまり大きい役割を任せたくないはずなのになって思って。そこでそういう大役を1年生とか新メンバーに任せるその先輩たちのすごさっていうのを、この1年でとても感じて。

れいな
(一年生の)皆さんの能力の高いから(笑)

りょうすけ
もう一番上とか一番下とかも関係なく話してるからすごいよね。それはこの団体のいいところでもあると思う。ありがとうございます。いけしゅうからみんなに聞きたいことはありますか。

いけしゅう
みんなになんですけど、どうしてそのチームを選んだのかっていうのを、あまり知らないなと思って。でも、メンバーそれぞれ見てたら、たしかに「この人はこのチームだな」っていうのはあるなと思いつつ、どうしてそのチームを選んだんだろうっていうのがずっと気になってたので良かったら、聞きたいなと思います。

みらい
私はスピーカーさんと関わりたいっていう気持ちが一番あった。そもそもTEDトーク自体見るのが好きで、ポッドキャストも大好きでTED公式のポッドキャストとか、Spotifyの年間ラップが音楽じゃなくて、ポッドキャストが出てて。音楽よりもポッドキャストを聞いてるから、日常的にね。やっぱり喋るところを聞くのが大好きで、RikkyoUの中で、スピーカーさんに関わる仕事がスピーカーチームにあって、英語スピーカーさんなら私も担当できるかなっていうちょっとした気持ちで受けた。「もう受験終わったばっかだし、今年もう運使い切ったな」と思って。受かったら縁があって、受からなかったら縁がなかったんだなっていうふうに、でも今回受からなかったら来年は受けないなみたいな。そんな気持ちで受けたっていう感じかな。

れいな
私はもともとスピーカーチームに友人がいて、仲良いので去年の様子は聞いてて、忙しそうだなと思ってたんですけど。実際に「受けてみる?受けてみなよ」ぐらいのテンションで言われて。

どのチームにしようかなって悩んでるときに、さっきも言ったけど、答えがないものを突き詰めるのがけっこう苦手なタイプなので、スピーカーチームは興味あったんですけど、ちょっと違うかなって私的には思って。PRチームもイベントチームも生み出す系なので、それよりかはパートナーチームみたいなかっちりしたお堅い仕事って言ったらあれですけど、ミスなく着実にやってくとかの方が向いてるかなと思って。RikkyoUって複数応募できるじゃないですか、でもそうじゃなくて、もうパートナーチーム一本で受けて駄目だったらもういいやみたいな感じで、もう1回こっきりで。一発勝負で受けてみたら受かったっていう感じです。

りょうすけ
そうだったんだね。ゆいちゃんは?

ゆい
大学入るまでTEDxが立教にあることを知らなかったので、入学してからTEDxRikkyoUをメールで知ったんですけど。「TEDxって大学でできるんだ」って思って、それで気になって応募して。マネジメントチームにした理由っていうのは、本当はスピーカーチーム、イベントチーム、マネジメントチームの三つに興味あって。

スピーカーチームに興味あった理由は、過去にそのスピーチのコンテストに出たことがあるからなんですね。だからそういうスピーチを作る側っていうのに興味があった。イベントチームはカメラが趣味なので、カメラを使って、イベントの映像とか写真とかそういうのに携わるっていうのに興味があって。

その中で結局応募したのはマネジメントチームだけなんですけど、なんでマネジメントにしたかって言うと、自分が入りたいところっていうよりも、自分が一番貢献できるところで考えて。その募集要項みたいなところに「縁の下の力持ち的な役回りが得意な方」と書いてあってそういう役割は昔からやってたので、団体全体を見て、陰で支えるみたいな方が好きだったので、そっちの方面でRikkyoUに貢献しようと思ってマネジメントチームにしました。

りょうすけ
そうなんだ。ちなみに縁の下の力持ちを入れたのは僕なんだけど。それを見て入ってくれたのはめちゃめちゃ嬉しい(笑)文言入れてよかった。

ゆい
あれなかったらイベントチームに行ってました多分(笑)

りょうすけ
ありがとう。
ちなみにいけしゅうは、応募したのはPRとイベントだったと思うんだけど。なんでその2つにしたの?

いけしゅう
それこそ私も写真とか映像とか趣味でやってて、それが楽しいし、ある程度やってきたから、それをRikkyoUに貢献できたらいいなと思ってて、割とゆいちゃんと似てる動機ではあった。
私もスピリットメールでRikkyoUの募集を見つけて、「ええ、TEDあるの!?」みたいな、ちょっとわくわくしちゃって、募集要項を読んでたら、そういう映像とか写真とかできたらいいなと思って。すごいどっちなんだろうって悩んだけど、イベントチームになりましたって感じです。

りょうすけ
なんか最後の決め手みたいなのはあったの?

いけしゅう
最後の決め手、、本当に同じぐらいやってみたいと思ってたんですよ。だけどなんか、Googleフォームで「このチームに応募した理由を書いてください」みたいなのがあって。
あれを私スタバで1日中考えてたんですけど、イベントチームって個人的には「イベントの世界観を作って、オーディエンスをわくわくさせる仕事だ」っていうところの結論に至ったんですね。

そのときになんか、イベントの中で映像を作って、それで人をわくわくさせるっていうのが自分にとってあんまりなかったっていうか。さっき話してくださったところとちょっと繋がるんですけど、これまで映画とかいっぱい作ってきたけど、そういうイベントのための映像なんだけど、その映像がイベントの一部として世界観を作り上げるみたいな。ここら辺にチャレンジしてみたいなっていうのがあって、それで結局イベントチームにしたのかなっていう感じです。今思い返してみれば。

れいな
めっちゃ良い話(笑)

りょうすけ
例年イベントチームのさ、キャッチコピーが決まらないんだけど、今の一文で決まりだね。
「イベントの世界観を作り上げる」っていうのもまさにそうだなと思って、そこに映像も含まれてるし、装飾とか看板とかも含まれてるし、今まで誰も言語化できなかったんだけど、もうそれを来年度から使おう(笑)

いけしゅう
丸々使っちゃってください(笑)


来年度の意気込み

りょうすけ
最後に、みんなから一言ずつ来年度の意気込みをお願いします。

ゆい
今年度はすごい心配性過ぎて、いろんなことを気にしすぎて気疲れしちゃった部分もあるので、来年度は「適度に楽観的に」っていうのが個人的な目標です。

あとイベント自体は質をより高めたいと思います。TEDxRikkyoUをもっと大きくしたいっていうところもあるけど、それよりもイベントの質をもっと良くして、立教発のアイデアっていうのをもっと高い質で届けたいなって思います。

れいな
イベントの目標としては、TEDを知らない人も学内に多いというのは事実なので、そういう人にも届けたいなっていう思いがあるので、今までの既存の顧客だけでなく、って言ったら、めっちゃ仕事みたいになっちゃうんですけど(笑)新規の顧客も獲得していきたいと思います。

ゆい
パートナーチームらしい(笑)

れいな
(笑)個人的な目標としては、来年度からは継続メンバーとしてちょっと上の立場に立つと思うんですけど、なるべく仕事を振っていきたいなと。そしたら、チームとしても、全体としても、仕事があるから頑張ろうって思ってくれるんじゃないかなと思うので、仕事を振るということも目標にしていきたいです。

みらい
早めに行動をとる。今年度は秋学期から結構本格的に仕事を始めた感じになっちゃったけど、来年度は春学期からもうやることを固めて、仕事を効率よく進めたい。

個人的な目標としては、みんなともっと仲良くなりたい。これからのことも考えて、もっともっとお互いの仕事を理解した上で仲良くなって、もう長い時間一緒にいたけど、もっと一緒に時間を過ごせたらなっていう純粋な気持ち。

いけしゅう
個人的な目標では、今年例えば、イベントチームで作った動画やキービジュの画像に生成AIを使ったんですけど、チャレンジングなことをやったなっていうのは感じてて。だからこそ、来年はさらにチャレンジングなことにいろいろ挑んでみたいなっていうふうに思ってます。ちょっとみらいとかぶるんですけど、そういう挑戦に対して時間を取れるように他の事を早く終わらせられるようにしたいなっていうのが個人としての目標です。

イベント全体の目標っていうところで言うと、今年度はイベントのテーマ決めをするときに、TEDxRikkyoUらしさみたいなところも1個テーマになったんですけど、結局TEDxRikkyoUらしさっていうのがあんまり定まらなくて。だから、この団体にしかできないTEDイベントというのは何なのかっていうのをみんなで考えて、可能ならそれをテーマとかイベントとかにもっと盛り込めるようになったらいいなというふうに思ってます。

りょうすけ
ありがとうございます。いや、もう来年も安泰ですね(笑)頼もしいメンバーが入ってきてくれたので、ぼくは心置きなく卒業ができます(笑)

ゆい・いけしゅう
さみしい!(笑)

りょうすけ
来年度のイベントはオーディエンスとして楽しみたいと思います!これで座談会は終わります。ありがとうございました!

ゆい・みらい・れいな・いけしゅう
ありがとうございました!


おわりに

前後編に渡ってお届けした「もう1つの”Spell”」はいかがでしたでしょうか?
メンバーたちの知られざる思いが、ひしひしと伝わってきたのではないでしょうか?
かくいうわたしも編集をしながら思わず胸が熱くなりました、、

約半年の時間をかけて準備してきたイベントにかける思いは特別なものがあると思います。楽しいことだけでなく、時に仲間とぶつかったり、自信を失くしてしまったりしたこともあったでしょう。そのすべてがSpellとなってイベントに魔法をかけたのではないかなと思います。

イベントにかかった魔法はいつか解けてしまうかもしれませんが、そこで分かち合った感動はいつまでも残り続けるでしょう。

もう1つの”Spell”として。

TEDxRikkyoU 2024

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