TED talkの魔法にかけられて〜私の生き方を180°変えた1つのtalk〜
初めに
こんにちは、初めまして!TEDxRikkyoUスピーカーチームのCです!
現在大学3年生ですが、TEDxRikkyoUでは今年度加入した新入生です!(笑)そんな私の目線から見たTEDTalksの魅力や普段の様子について今回は皆さんにシェアしたいと思います!!
私を変えたTEDTalk
あるひとつのTEDtalkが私のターニングポイントとなり、私の心を支えてくれるきっかけになりました。
これまでの私は、どちらかというとインドア派で、狭く深い友人関係を好むほうでした。そのため、「なにか新しいことに挑戦する」「新しい人と知り合う」ということにはあまり関心がありませんでした。コンフォートゾーンから抜け出すことはなく、いつも居心地の良い環境に身を置くことが多かったです。
しかし、そんな自分でいいのだろうか、そんな自分を変えてみたいと思い、昨年思い切って留学をしました。留学中は毎日必ず社交イベントやサークル活動に参加して、私なりに一生懸命自分を変えようと、前に踏み出そうとしました。
しかし、静かな環境が好きで、親しくならないと本当の自分を出せない内向的な性格の私にとって、それは苦痛以外のなにものでもありませんでした。たくさんの人がグループになって会話を交わす中で、黙ってうなずいていることしかできない私。たくさんの人がにぎやかに盛り上がるなかで、本当の自分を出せず、無理をして周りに合わせてなんとか溶け込もうとしている自分に気づきました。みんながグループになって帰路につくなか、ひとり涙を流しながら寮まで歩いた日々もありました。
自分を変えたくて来たのに。静かでおとなしい内向的な私といても、みんなは楽しくないんじゃないか。独りでいるほうが落ち着く自分はダメなんだ。そんな不安でいっぱいで、そんな自分がいていいのだろうか?とまで考えるほど悩んでしまうこともありました。
そんな時に、あるTEDtalkをyoutubeで見つけたのです。それは、”The power of introverts”。スーザン・ケイン(Susan Cain)によるTEDtalkで、内向的な人が持つ魅力について語るトークでした。内向的な人々が自分のエネルギーを静かに得て思索に浸ること、それが社会にとって大切であること。学校や職場では外向的な性格の人が好まれる中で、内向的な人が外向的な人間として認められるように努力しなければならないと感じていること。彼女の1つひとつの言葉が、まるで私の中で本当の自分を押し込めていた鎖を少しずつほどいていくような、そんな感覚がありました。
当時、自分を変えなければいけない、とどこかで自己否定していた私にとって、無理に自分を変える必要なんてないんだよ、と内向的な自分を初めて自分で受け入れることができた瞬間だったのです。それからは内向的な自分でいていいんだ、という自分の心の中で自信が生まれて、人と交流する中で感じていた不安が次第に消えていきました。ありのままの自分でいて良いという安心感と自分自身を受容することができるようになって初めて、新しい人に出会い、新しい環境に一歩踏み込むことが楽しいと感じるようになりました。この経験から、自分を変えたいと思って飛び込んだ留学の中で思わぬ「変化」を得ることができたと思っています。
そんな私を大きく変えたTEDTalksで、1人でも多くの人に「魔法」がかかったような経験を届けたい。そんな思いを持って、TEDxRikkyoUの運営に携わっています。
私の仕事
現在、私はスピーカーチームに所属しています。私たちの仕事は、登壇者の決定から始まります。学生からの公募と立教関係者へのオファーによって登壇していただく登壇者を決定します。
実際に登壇者を選考してみると、候補者の全員にトークをしてもらいたいと思うほど素敵な方々ばかりで、正直面接をしていて登壇者を数人に絞ることはとても難しい過程でした。
現在は1人の登壇者を担当し、毎週のミーティングで原稿作りを二人三脚で行っています。登壇者の方々はそれぞれ多様なバックグラウンドや思いを持っていて、視野をかぁっと開かせるような、魔法で包まれるような、そんなトークばかりです。
終わりに
今回は私を変えたTEDtalkと私の仕事についてお話してきました。イベント当日のトークセッションの間には「Spell」のテーマに合わせて工夫を凝らした多彩なワークショップも行います。
TEDxRikkyoUのイベントで、魔法にかかるような経験をしてみませんか?ぜひ楽しみにしていてください!!
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