2024イベントのスピーカーさんをご紹介!
はじめに
こんにちは!PRチームリーダーを務めているMです。今日は、イベントでトークをしてくださるスピーカーの皆様をご紹介をします!今年度のイベントでは、4人のスピーカーさんにイベントテーマであるSpellについて、様々な視点からトークしていただきます。各スピーカーさんのご経歴、トーク内容に加え、スピーカーさんのトーク作りをお手伝いしているスピーカーチーム担当メンバーからのコメントをお楽しみください🌟
*阪堂博之先生*
ご経歴
ジャーナリスト、立教大学アジア地域研究所特任研究員、立教大学兼任講師、東海大学非常勤講師。専門は朝鮮半島研究、メディア研究。共同通信社でソウル特派員、外信部デスク、外信部担当部長、編集委員、ハングルサイト編集長などを歴任。
トーク内容
「隣国を見る眼ーマスメディアによる魔法」
ジャーナリストおよびコリアウオッチャーとしての経験に基づく問題意識から、マスメディアの報道と現代人のメディアリテラシーについて考える視点を提供する。マスメディアにより無意識のうちに形成される先入観や思い込み、ステレオタイプから抜け出し、正しく情報を受信するための「カギ」を語る。
事例として専門分野の日韓関係に焦点をあて、マスメディアの影響を乗り越えて隣国や隣人を等身大で理解するためのアクションについて自身の経験談も踏まえたトークを展開する。
スピーカーチームMさんからのコメント
初めは、教授と「アイデアについて」のお話をさせていただくことにとても緊張しました。生徒と先生という関係とは異なり、運営メンバーとスピーカーさんという関係で話を進める経験が初めてだったからです。いざ打ち合わせに行ってみると、とても気さくな方で笑いが生まれることが多く、胸をなでおろしました。また、TEDx団体についてや今年のテーマであるspellについて深く聞いてくださったことをよく覚えています。スピーカーさんがテーマを深めてからトークづくりに入ってくださるのを見て、「テーマ」の重要性を改めて感じ、こだわってよかったと心から思いました。
*佐伯 葉奈さん*
ご経歴
立教大学コミュニティ福祉学部3年生
工芸学生団体「とらくら」代表。
大学2年次には休学し、ニュージーランドでマオリ民族について学ぶ。
現在は工芸の魅力を伝え、「使い手」と「作り手」を増やす事に奮闘中。
トーク内容
「工芸と私:見えないものを見つめる」
皆さんは文化を、「どのように」継承するか考えたことがありますか?工芸学生団体とらくらでの活動を通して、伝統工芸やその職人の方々と直に向き合ってきた佐伯さん。現在議論されている文化継承とは異なる視点から、「掘り起こす」という形の文化継承について語ってくださいます。工芸が好きで守りたいという佐伯さんのピュアな想いと、好きだからこそ現実と向き合おうとする誠実さが溢れているトークです。
スピーカーチームSさんからのコメント
佐伯さんとのミーティングは、週に1度、2時間行いました。佐伯さんは、日本に対しての知識や知見、熱量が人一倍溢れている方です。毎回その溢れ出たアイデアをどう繋げていくのか、どのように取捨選択するのかという議論が白熱しました。いつも気がつくと2時間経っており、時間が余ったことは一度もありません。その熱量に応えるべく、私もフィードバックに全身全霊で臨みました。1つのフィードバックに数時間かかったこともあります。打ち合わせを重ねる中で佐伯さんの人柄が垣間見える瞬間がありました。打ち合わせの際「このTEDxトークを絶対に成功させたいという思いが誰よりも強いと思っている」と仰っていたことです。佐伯さんのTEDxRikkyoUイベント登壇への思いが伝わってきて嬉しく思ったと同時に、私もより一層身が引き締まりました!今回の登壇に向けてたくさんの打ち合わせと試行錯誤を重ねてきました。最高のトークを残せるよう、最後まで駆け抜けます!!
*新崎 正和さん*
ご経歴
異文化コミュニケーション学部4年/株式会社HAKKI AFRICA 経営企画室
大学3年次に、初海外でアフリカ大陸を一人旅。その後、ケニアの日系スタートアップにインターンとして参画。後に入社。
トーク内容
「今を生きる」
大学3年次に初海外でアフリカへ。「アフリカ現地で仕事がしたい」という漠然とした思いを胸に帰国するも、その後の就職活動で自分にも企業にも嘘をついてしまう偽りの自分に気付く。様々な葛藤の末、就職間近で内定を辞退。再びアフリカへ渡航し新卒でケニアのスタートアップへの就職を決断。その経験をもとに、不確定な未来に囚われず、自分に嘘をつかず、正直に行動する。そんな「今」を生きるという道を提案する。
スピーカーチームHさんからのコメント
新崎さんとの打ち合わせは、新崎さんがケニアに滞在しているため、毎回時差を調整しながらZoomを使って行っています。スクリプトを書く中で困っていることや、新崎さん自身の経験や心情を共有していただくためには、信頼関係が不可欠です。Zoomでの打ち合わせということもあり、初めは良好な関係を構築できるか心配していました。しかし、新崎さんの明るく物腰の柔らかな性格のおかげですぐに打ち解けることができました。ケニアの写真や美味しい食べ物などを共有してくださるので、メンバーは毎回の打ち合わせをとても楽しみにしています。新崎さんのトークのキーワードである「就活」は、大学生にとってほぼ全員が経験する大きな転換点です。新崎さんと同じように、「自分は何をしたいのか」と現状に悩む学生も多いのではないでしょうか。そんな大学生に新崎さんがケニアで働くという決断をするまでのトークを通じて、何か少しでも学びや気づきを持ち帰ってほしいと思います。より良いトークを作れるよう、新崎さんをはじめ、メンバー一同一生懸命取り組んでいます。ぜひ、本番を楽しみにしていてください!
*Rayhan Maulana Ryzanさん*
ご経歴
社会デザイン研究科修士課程2年生。インドネシア出身。インドネシアの様々な地域に住んだ後、大学進学をきっかけに来日。現在は、インドネシアのマンダリン・ナタル地域における低所得者層による小規模金採掘(ASGM)について、政府と地域社会のASGMの解釈の違い、またその違いが生み出す未規制発掘の広まりという観点から研究している。
2nd year master’s student at the Graduate School of Social Design Studies. Born in Indonesia. After living in different areas of Indonesia, he moved to Japan for his university education. His current research focuses on the political ecology of Artisanal Small-Scale Gold Mining (ASMG), examining how the Indonesian national government represents ASGM and how this contrasts with the local society’s interpretations, leading to widespread unregulated mining.
トーク内容
「多様性の中の結束:動き続ける人生を通して文化の違いを受け入れる」
"Unity in Diversity: Embracing Cultural Differences Through a Life in Motion "
インドネシアの様々な地域、そして日本で暮らす経験を持つレイハンさん。その中で、文化・慣習の違いを超えてお互いを理解し、尊重することの大切さと難しさを感じたといいます。これを実現するために、私たちはどのような一歩を踏み出したら良いのでしょうか。レイハンさんが自身の経験をもとに、分かり合うための方法を紐解いていきます。
Rayhan has lived in various places, moving from Indonesia to Japan. Through these experiences, he has realized the difficulty and importance of understanding and respecting different cultures and customs. What steps can we take to achieve this? He will teach us tips to understand based on his diverse experiences.
スピーカーチームMさんからのコメント
レイハンさんは、初回の原稿打ち合わせの際から、非常に説得力のある語り口で、異文化理解やグローバルな意識を育むことへの純粋な思いを率直に表現していたことが印象に残っています。レイハンさんは、自身の経験と社会的テーマとを結びつけることがとても上手で、彼が届けたいメッセージは共感を呼び起こすものになると思います。打ち合わせでのレイハンさんの熱量から、TEDxRikkyoUイベントに対する強い思いとひたむきさが伝わり、国境を越えて考え多様な視点を受け入れる重要性を強く感じました。イベント当日に、皆さんと一緒にレイハンさんの集大成となるトークを聞くことを心から楽しみにしています!ぜひ、彼のメッセージに耳を傾け、共に学び、感じていただければと思います!
おわりに
スピーカーさんの紹介はいかがでしたか?スピーカーチームメンバーのコメントからも、スピーカーさんの人柄や想いが伝わってきたのではないでしょうか。イベント当日まで残り約2週間。運営メンバーも全力で準備しています!本番のトークをお楽しみに!
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