世界は意外と多面的
こんにちは!
ましろからバトンを受け取りました、Partner team所属、本蔵寛太郎です!
ましろの面白さを一言で表すならばズバリ「経験値の多さ」!
興味関心に導かれるままに様々な交流、経験をしてきた彼女は、何時間話しても常に新しい要素、僕だけでは気づけなかったような視点や考え方を僕に提供してくれます!
映画感想からAIについてのお話まで、いつも僕の意味のない雑談に付き合ってくれて本当に感謝しかありません!
ましろいつもありがとう!
ましろからいただいたリレーバトンを両手でガッチリとホールドさせていただいたところで、ここからはイベントテーマの「逃走線」に絡めながら、僕についてのお話を少しさせていただければと思います。
少し長くなるかもしれないので、温かいお茶でも淹れて、生ぬるい目でご鑑賞いただければ幸いです!
思えば僕はずっと受動的な人生を送ってきました。
両親の仕事の都合で6年ほど海外に在住する貴重な経験をいただいたものの、自分から積極的に何かを追求した経験がありません。
確かに英検には合格したし、
軟式野球もなんだかんだ4、5年ほど続けたし、
高校入試でも無事に慶應高校に入学できたし、
けれども思い返せばそれらは全て両親や、塾や学校の先生に「やったほうがいい」と言われて始めたものでした。
(もちろんそれらの行為自体は全てものすごく価値のあるものだったし、特に高校の部活は苦しいことが多かったけどやってて良かったと心から思ってるし、当時のチームメイト達は今でも大好きです。)
言ってしまえば、僕は大学に入学するまで「口だけは達者なやる気のない子供」だったのです。
「逃走線」っぽくリフレーズするならば、何も追求せず、現状維持をするだけで線を描き出すことのない静止体。
しかしそんな僕も大学入学時に大きな壁にぶち当たりました。
「大学で何をしよう」一見するとただの平凡な悩みに見えるかと思います。
しかしこの悩みには将来の夢、大学で何をするか、これから履修する授業など、
いわゆる「ガクチカ」的な要素の追求と、「自分のやりたいこと」の追求が複雑に入り乱れており、二つの要素のギャップに入学したての頃は精神的にかなり苦しまされました。
そんなどん底期に僕はこのTEDxKeioUの選考に合格し、入会することになったのです。
(財布を無くして超落ち込んだ状態で面接したのに優しく対応してくれた前部門長のまどかさんとゆいかさんには感謝しかありません😭
TEDxKeioUに入会できたこと、これが僕の「逃走」の始点だったのかもしれません。
カチコチに氷固まっていた現状が、KeioUのメンバーが発する熱によって少しずつ溶かされていく。
最初は思ったことを発言するのも気まずかったミーティングも、だんだんと自分の意見を言えるようになっていく。
周りのディレクターや先輩もどんどんと発言を引き出してくれる。
TEDの活動だけでなく、留学や、課外活動にも積極的なアドバイスやサポートをしてくれる人がいる。
未だ自分が開拓したことない趣味の領域を一緒に開拓し続けてくれる友達ができる。
年齢差関係なく、自分の心情を打ち明けられて、逆に打ち明けてくれるような関係ができる。
イベント会場の動線を参考にするためだけに一緒に展示会とかを見学しに行ってくれる仲間ができる。
「合理性に照らし合わせてメリットを絞り出す、無理やり見出す感がね、、、嫌!」
というTEDの友達が放った言葉は今でのはっきりと脳裏に焼き付いています。
世界を測る尺度は「合理性」だけじゃない。それは自分の好奇心でもいい。自分の趣味でも、自分が好きだったものでもいい。自分のワクワクを追求したっていい。
「逃走線」というテーマは、実は僕が提案したものでした。
みんなが自分の人生を通して蓄積してきた知見、経験、感情、考え方。こんなに面白い素材がいっぱいあるのに、合理性という観点からそれらが封じ込まれ、有効活用されない。
だからこそ今、今!
みんなに好奇心に導かれた逃走を始めてほしい!
自分という存在を最大限に活かして、合理性という観点にとらわれず自由に羽ばたいてほしい!
僕なんかよりよっぽど面白い人が山ほどいるはず!
僕がTEDxKeioUを通して自分の好きなことをひたすら追求できるようになったように、みんなにも自分なりのアイデンティティ=行動指針を確立してほしい!
そんな社会が実現したら、どんなに面白いものだろう。どんなに自由で、複雑で、クリエイティブな世界なんだろう。
そんな社会を創り上げるために、微力すぎるけど僕はTEDxKeioUでの活動を続けたいと思っています。
イベントのトークを通して、一人でも、来場した方の人生観を変えて、明日からの生活を変えてあげてみたい。
それは、朝起きて歯を磨くのと、顔を洗う順番を入れ替えるくらいの些細な変化でも構わない。そんな些細な変化がいつか社会を変えていくと信じて、僕は僕なりの「逃走線」を描き続けるつもりです。
さて、なかなかな長文になってしまって申し訳ございません。
ここまで読んでくれた人たち、こんなキザな文章を読み続けたら相当疲れているでしょう。けど大丈夫です!
次に僕がNoteのバトンを回すアンジーは、僕のねちっこい文章とは比べ物にならないほど明るく、面白い文章を書いてくれることでしょう!
テンポがよく明るい口調のアンジーと話すと、どんなに落ち込んでても口角が自然に上がってしまいます笑ぜひキャンパスで会ったら「あ、あの人がTEDxKeioUの誇る最強のポジティビストなんだ…!」と恐れ慄いてください。
では、ここまで付き合ってくれてありがとうござました!ごきげんよう!アデュー!
編集者:本蔵寛太郎
編集日:2024年11月23日
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