第3回エンパワメント研修を実施しました!

TEDICのまゆぴです!いつの間にか3月になっていました…
時過ぎるのが早いなとひしひ実感している今日この頃。
2024年3月1日(金)、講師として津富さんをお迎えし、オンラインにて第3回のエンパワメント研修を実施しました。

ほぼまとまりのない私の感想語りのようになってしまうと思うのですが、研修の概要などについてお話していければなともいます。



1.『エンパワメント』とは何か


英語では『em-power-ment:力を付けること』と訳されるらしいのですが、その子の持っている力を引き出す、力を伝えることも『エンパワメント』であるそうです。

エンパワメントについて理解を深めていく上で、研修でのお話だけではなく、文献も読むことが学びにもなると津富さんは仰っていました。
黒人神学や韓国の恨(ハン)の哲学、沖縄や東北の歴史からエンパワメントについて知っていくことも、エンパワメントの理解につながるのか…読んでみようかな、何から読めばいいのかな…となりました😵‍💫

2.力を伝えるということ

先程、エンパワメントは、力を引き出す・力を伝えることであると言いましたが、力を伝えるとはどういうことなのか。
津富さんは、それには「意識化」と「組織化」、「伴走」が関係しているとお話していました。
「意識化」とは、これは問題である、変えなくてはいけないと気づくことである。人々は、自分は社会や何かから抑圧されていることに慣れてしまい、そのことに疑問を持つことが少ないと言います。だからこそ、自分は抑圧されているんだと気づくことが、エンパワメントの第1歩であるのだということを知りました。
私自身もきっと何かしらに抑圧されていることに気付いていないんだろうな…と考えました。
そして次の段階が「組織化」です。これは、力を合わせることであり、組織として変わっていくことであるのではないかと私は理解しまいた。(あっているのかは分かりませんが…💦)
1人では変えていくことのできないことでも、同じ考えや気づきを持った人たちが集まることで、何かが変わっていく、変えるきっかけになるのではないでしょうか。先述した文献でもこのような組織、集まりが歴史を変えていったのではないかと思います。

そして、子どもと「伴走」していくこと。
私はこの「伴走」がとても難しい、考えなければならないと思いました。
子どもの意識化の中で生まれた疑問、悩み、不安を、伴走者である私たちも一緒になって考えていくことが必要であるといいます。
しかし、その中で子ども自身の力を損なってしまう、選択肢をなくしてしまうようなパターナリズム的な関わりをしてしまっていなかったか、過去を振り返ると考えるような場面が思い出しました。
子どもたちが自分の力を引き出していけるような関わり、選択肢を広げられるような関わりを考えていく必要があると思いました。

3.感想

今回のエンパワメント研修を通して、改めて自分たちの関わり方について考えるきっかけになりました。
何回かこういった研修を受けていたのですが、お話しを聞いただけでは身になっていないなと実感しました。文献を通して学ぶことでより考えが深まると思い、自分なりに紹介された文献を探して読む時間を作っていきたいなと思いました。
子どもと伴走は、方法を検討し続けなければならないなと思いました。1人ひとりで方法が違い、合う伴走の仕方も違っていると思うため、相手を知り、相手の気持ちを考えながらともに成長していくことが大切であるのではないかと思いました。