【TEDIC通信～vol.3～】
皆さん、こんにちは。石巻は晴れ模様が続き、皆既月食も綺麗に見れました！体調はいかがでしょうか？
さて「月１回はTEDIC通信を書こうと！！」と決意してから、三日坊主にすらならず、期間が空いて今回がようやく３回目。とほほ・・・。笑 気を取り直して、最近のTEDICの様子をお伝え出来たら～！！(*^^*)
1.最近のTEDICは？①
６月末からは、平さん、千葉、和子さんを中心にタノマ会議が始まり、ボランティアに関する動きが活発化しています。そのおかげで、拠点活動に参加する大学生や社会人ボランティアの方もたくさん！今では40人を超える人が！（それでも拠点活動の必要な人数に達していなく、毎回ひーひー言いながらいんてぃを中心に拠点活動を行ってくれています。）タノマ会議の中から、「煙まつり」「西部事務所を整備する日！」「芸術祭」などたくさんのイベントが立ち上がっています！関わって下さる廣川さんやインターンののっち、大学生の力が目覚ましい！本当にすごいです！
また、その他にも数多くのイベントが！８月には子ども達に思い出作りが出来たらということで、千葉や田野下君、いんてぃが中心となり、桃生の子たちや蛇田の子たちと「雄勝へいくべ！」と雄勝に行ったり、毎年出ていた「MKBカップ（フットサル大会！）」に出たり、ほっとスペース石巻では「ほっとっと祭り」があったり、大学生の寛治くんやいっくんが中心となりほっとスペース（蛇田）では「松島散策」に行ったりと、子ども達とたくさんの思い出作りが出来ました。ある子が「今年は俺らの声を聴いてくれている。」とぽつり。これまで聞けていなかった事に謝罪しながら、この言葉を胸に引き続き、子ども達と一緒に思い出をたくさん作っていくことが出来れば！
2.最近のTEDICは？②
一方、地域レベルでは、7月中旬に第１回子若協議会があり、地域の方が40人以上集まり、過去一満足度で大盛況の中終わりました。昨年度までの積み上げの賜物。地域の方の「単一機関では支援は難しい。」「だからこそ顔の見える関係性でこの地域を良くしていこう。」という気持ちが伝わりました。また、地域の動きも活発化して、不登校に関する会議が行われたり、石巻市内の子ども支援団体が一堂に会する機会もあったり。地域全体で子ども・若者を支えていこう、その機運を感じるところです。
そして、今年度、長きにわたって行われてきた「子ども・若者支援実績調査」（通称：調査）も佳境を迎えています。４月のプロポーザルから始まり、現段階でいろんな人の力、スタッフの力（平さんを中心に、田野下君や大庭さん）でほぼ完成まで。（理事の方を中心にご協力頂き、本当にありがとうございます。）調査という手探りの業務で試行錯誤でしたが、子ども・若者からアンケートやインタビューを行ったり、関係機関にもアンケートを行う等、とても価値のある調査になったのではないかと思っております。個人的には、懐かしい子ども達も回答してくれたのが嬉しく感じるところです。
その他、平さんを中心に、理事会や理事MTGを行って、来年度の戦略を考え、そのための助成金申請や採用活動を行ったりしていました！（助成金は昨年度0本から、今年度は6本出しました！すごい！）
3.将来に希望なんてない。絶望だけです。
私が面談をしていた子が言っていた言葉です。19歳、もう少しで20歳になる中で、小さい頃から親の暴力・暴言が基で、自分の事も親の事も社会の事も信じられなくなったA君。面談時に、僕の「いま考えている事はある？」という問いかけに対して、しばらく間を空けてから「ん～。」「将来に希望なんてない。絶望しかない。そんな事を毎日思っています。」と。１人の相談員以上に、１人の人としてなんて答えたらいいのか分からなくなりました。こういう気持ちを抱えながら一生懸命、日々を必死に生きている子達がたくさんいるんだろうなぁと思うと、胸が「ぎゅー」となる思いでした。まだまだ、面談は続きますが、相談員である前に１人の人として誠実に向き合うことを心掛けたい、そんな事を想いました。
4.最後に・・・
いろいろと書きました、早いもので年の瀬に。小学生は楽しみな冬休み、中学生は進路選択が佳境に、高校生は社会に出る事をぼんやり意識して、大学生の子たちは来年度からの生活をするとそわそわ。大人は助成金の申請や来年度に向けての準備にとほほ・・・。笑
それぞれドラマがある年末、何とか健康で少しでも安心して過ごせるように、日々の活動に邁進したいと思います～！
寒くなってきたので、皆さん体調には気を付けてください～！
