ゆるゆる過ごす中で生まれるもの
こんばんは。夜遅くに書いています。
プレイワーカーのかずきです。
「タノマ」というフリースペースづくりを担っています。
フリースペースってその名の通り、自由な空間なわけですが、フリースクールと並ぶ不登校やユースのための居場所・活動としても広がっている感じがしますね。
じゃあ、「タノマ」は、どっち?なに?!って考えると、
正直、よく分かりません。
担っているなんて、言ったものの、
「これからみんなで考えるんだー!」っていう感じ
だって、まだ始めたばかりだからです。
以前のnote↓↓に書きましたが、とりあえず、集まる機会を作ろう!とBBQから始めてみたりしています。
そうすると、チューター(ボランティアスタッフ)として関わっている大学生たちがなんとなく集まる場所になってきました。
そこで、僕はゆるゆると過ごしています。
コーヒー飲んで、しゃべって、
「漫画がいっぱいあるから本棚でも作りたいな!」と思い、本棚づくりの企画案を作ってみたりしました。
せっかくなら、自分たちで作った方が面白いんじゃないかと思って、イメージ共有の資料を貼り出します。
みなさん、一緒に作りましょう!!~Let's D.I.Y~
色も、みんなで決められると良いなぁと思って、投票形式にしてみました。
投票集まるかなぁ??
そんな作業もしながら、ゆるゆる過ごしていると、
とある学生と、話が盛り上がりました。
いや、盛り上がったというよりは、深い話になっていった、という方が正確かもしれません。
内容を細かく書くつもりはありませんが、
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「どうしたら、学生が主体的にやりたいことできるようになるかなぁ?」
「やりたいことがあっても、リスクとか責任とか職員さんいないと、、」
「たしかに、それは覚悟が必要だけど、全部を背負うこともできないよなぁ」
「そもそも、お伺い立てるとか、そういう上下の関係なのかなぁ?」
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みたいな感じで、自由な空間なのに、自由じゃない雰囲気というか、どこまで、何が自由なのか分からないっていう感じとか、なかなかリアルで現実的な話をしていました。
そこに、法人代表ともうひとりの学生も加わり、話題はさらに膨らみます。
「支援」「福祉」「教育」・・
「上下の関係じゃなくて、フラットにできないもんかなぁ?」
「そもそも、人間って上下の関係が基本で、フラットは努力して、意識して作っていくものなのでは?」
「だとしたら、一緒に食べる、一緒に呑む、一緒に遊ぶが必要だね」
「あと、一緒に学ぶ、話す」
・・深い。。
それこそ、お酒でも飲んでたら、朝までコースな話題でしたが、
最後は、「じゃあ、自分はどうする?」という締めに。
法人の代表、職員、アルバイト、外部の協力者、ボランティア
学生、社会人
4年生、1年生
20代、30代
支援者、被支援者
色々なカテゴライズができるわけですが、
大前提関係ないよね、っていうのがフラットな関係なんだろうなと思います。その上に、多少、役割や年齢、経験の差みたいなのが作用する程度なんだろうと。
でも、それは対話を繰り返しながら、築き上げていくものなのでしょう。
そのために今できるアクションを出し合って終われたのは良かったなぁと思います。
個人的には、だからこそ、「遊ぼうよ!」って思います。
本棚を作るのも遊びです。
上手にできることが目的ではなくて、”一緒につくる”が目的。
(あ、もちろんやりたい人がやりたいタイミングでね♪)
こうやって、フリースペースという場と人は共に育っていくものだと思っています。