森元首相に対する異常なバッシングについての感想

　あるタイミングで森さんに対するツイッターでの投稿が異常なペースで増加しだしました。その後すぐにメディアが追随します。さらに外国大使館の動きだとされる写真や投稿がTwitterなどで投稿がされ、またメディアが報道して焚きつけるというサイクルがいきなり回りだしました。
　マスコミと左派界隈お得意のマッチポンプによるメディアスクラム＋批判のための批判活動か？と思えてなりませんでした。あまりに連動が良すぎた。それぞれの一斉報道、一斉投稿のやり方が連動的だったと思います。
　異常な雰囲気を感じたので発言全文を探していたところ見つけたのでそれを見た上で少し考えたいと思います。

Yahooの記事に記載があったのをコピペします。
スポニチアネックスさんからの引用です。

【3日のJOC臨時評議員会での森会長の女性を巡る発言】
　これはテレビがあるからやりにくいんだが、女性理事を4割というのは文科省がうるさくいうんですね。だけど女性がたくさん入っている理事会は時間がかかります。これもうちの恥を言いますが、ラグビー協会は今までの倍時間がかる。女性がなんと10人くらいいるのか今、5人か、10人に見えた（笑いが起きる）5人います。
　女性っていうのは優れているところですが競争意識が強い。誰か1人が手を挙げると、自分も言わなきゃいけないと思うんでしょうね、それでみんな発言されるんです。結局女性っていうのはそういう、あまりいうと新聞に悪口かかれる、俺がまた悪口言ったとなるけど、女性を必ずしも増やしていく場合は、発言の時間をある程度規制をしておかないとなかなか終わらないから困ると言っていて、誰が言ったかは言いませんけど、そんなこともあります。
　私どもの組織委員会にも、女性は何人いますか、7人くらいおられますが、みんなわきまえておられます。みんな競技団体からのご出身で国際的に大きな場所を踏んでおられる方々ばかりです。ですからお話もきちんとした的を得た、そういうのが集約されて非常にわれわれ役立っていますが、欠員があるとすぐ女性を選ぼうということになるわけです。

以下少し考えたいと思います。
───
マスコミやSNSユーザーが批判している以下の部分

　女性っていうのは優れているところですが競争意識が強い。誰か1人が手を挙げると、自分も言わなきゃいけないと思うんでしょうね、それでみんな発言されるんです。結局女性っていうのはそういう、あまりいうと新聞に悪口かかれる、俺がまた悪口言ったとなるけど、女性を必ずしも増やしていく場合は、発言の時間をある程度規制をしておかないとなかなか終わらないから困る

　この部分の発言の主語はラグビー協会の中における森さん以外の誰かという事です。森さんの発言ではない。ただ不用意だなと感じてる所はあるものの、この発言を持って森さんが女性蔑視だとするには少し無理があるのではないか？と思えてならないのです。繰り返しになりますがこの発言の主語（語り主）は別の人。まずこれが理解できなければ話になりません。国語を小学校１年からやり直した方が良い。
　ここでメディアスクラムを組んでぶっ叩きたいなら相手が違うと思わざるを得ません。ラグビー協会の理事の誰か？を取材して徹底的に叩くべきであり森さんを粛清するかの様な叩き方をする言われはないと思うのです。その結果当該発言が森さんなら叩けば良い。しかし現時点においてはこの発言自体は引用であり軽率とは思うけどあそこまで叩かれる必要性はないと思うのです。過剰な森たたき、森バッシングでしかなかった。マスコミや批判界隈の異常さ、それに踊らされた多くの人々の異常さしか感じなかったです。

そして次からが森さんの発言になります。
　私どもの組織委員会にも、女性は何人いますか、7人くらいおられますが、みんなわきまえておられます。みんな競技団体からのご出身で国際的に大きな場所を踏んでおられる方々ばかりです。ですからお話もきちんとした的を得た、そういうのが集約されて非常にわれわれ役立っていますが、欠員があるとすぐ女性を選ぼうということになるわけです。

　まず感じたのはこの発言のどこに女性蔑視があるのでしょうか？(・・?
ということ。ここでの発言の主語は森さんなので彼の考えだと捉えて良いと思うのです。まず各委員の出身母体を讃え、その上で委員の経歴にも敬意を表しています。委員の発言もしっかりしており、欠員が出れば女性を選びたいと発言しています。
　さてここで疑問です。本当に女性蔑視という視点が強いのであれば欠員の場合女性を選びたいという事につながるでしょうか？森さん自身もスポーツマンだったという事もあり、各界で活躍されてきたスポーツマンの皆さんには敬意を払っていると思うのです。それはこれまでの発言をよく見ればわかります。後段の発言を見ればむしろ女性を認めているという事になるのでは？となります。ラグビー協会の話を出したのは後段の話を強化するための引用であったとは思うのですが少し軽率だったかもしれません。
しかし、あれだけの　まるで学校でのいじめ　を彷彿とさせる様なバッシングを受ける様な内容だったのか？という事には大変疑問を感じました。

　それではなぜここまで叩かれたのか？という事です。
個人的にはどこかの国の情報戦のターゲットになってしまったのかな？ということです。どこか？はこの記事のカバー写真を見ていただければご理解いただけるのかな？と。森さんは台湾の故 李登輝元総統とも懇意でした。元総統が亡くなられてその葬儀にも日本代表の弔問団のトップとして政府名代で参加すると言うぐらいの人です。つまり台湾との関係性が強いと言うこと。あとはそう書く必要もないと思います。夏季東京五輪の次は、冬季北京五輪が予定されています。日本が面白くないという国は周囲にも多そうです。以前よりマスコミには左派勢力が浸透しており、年代的にも各社のトップ層だと思いますので左派勢力が信奉する国に敵対する人や団体はマスコミの攻撃対象だということです。その国の意思がなくても、その国の為になるのだ！と思ったら暴走するかもしれない。ご注進報道というやつでしょうか。今回は都合良い部分だけを切り取ったメディアスクラムを組み、そこにSNSを連動、その声を「国民の声」と騒ぎ立てた野党議員の軽率な行動、煽りに踊ってしまった多くの国民の側の動きとして、１人の立場（存在）をつぶしたと言うことなのだと思います。

　これは危険な事だと思います。まるでいじめの拡大版。こんなやり方をして喝采をあげているといつかいつか自分に刃を向いてくるかもしれません。マスコミはすでに社会の公器などではなく、単なる扇動機関でしかないのでは？と疑念が生じてしまいました。

　最後になりますが。森さん！病気の治療をしながら　ラグビーワールドカップ招致、オリンピック・パラリンピックの東京大会招致、開催準備、各界・各団体間の調整作業、政府＆東京都との調整本当にお疲れ様でした、そしてありがとうございます。引用としては少し不適切な部分はあったと思いますが発言趣旨と全く反対の報道を切り取られた無念さは理解できます。ご自身の病気の治療などまだまだ続くと思いますがどうぞご自愛ください。
また台湾との関係強化につきましても本当にありがとうございます。