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【アフリカ入門🇹🇳】まだ世間にバレていない最高の観光地、チュニジア(チュニス、ス―ス)

チュニっス🇹🇳ドイツ駐在員のテディです。そろそろヨーロッパにも飽きてきた今日この頃、新たな刺激を求めて北アフリカにあるチュニジアに行ってきました。

ドイツからは直行便で2時間30分ほどでいけます。今回は4泊5日で首都のチュニスとスースという都市に行きましたが、めちゃくちゃ良いところで日本からでもお勧めしたい観光地でした。その魅力は

  • 綺麗な旧市街

  • 遺跡

  • 美味いメシ

  • 綺麗なビーチ

  • 親切な現地人

  • 物価激安

  • 治安問題なし

  • 頑張れば砂漠

  • アフリカ上陸という経験

などなど。これだけ魅力的な要素が詰まった国なので、日本から行く価値も十分にあると思います。

私の4泊5日の旅程はこんな感じでした。

1日目:ドイツ夕方発、チュニス夜着
2日目:午前チュニス観光、午後スースへ電車移動
3日目:スース観光
4日目:午前スース観光、午後チュニス移動
5日目:午前チュニス観光、午後帰国

時系列でレポートします! ※長いです

1日目:移動

NouverairというチュニジアのLCCで移動。行きの飛行機は超空いてました。チケットはドイツから往復で300ユーロほどでゲットしました。足元狭いですが大幅な遅れもなく特に問題ないです。
この航空会社の面白ポイントは機内販売が鬼安いことです。特にタバコがカートンで20ユーロほどと激安で、こんなに繁盛している機内販売初めて見ました笑

足元は狭め

チュニス空港

空港に着いたらまず100ユーロを両替して、330TDNゲットしました。チュニジアは結構現金オンリーのところが多かったので両替必須です。

チュニジア到着

その後、チュニジアは楽天モバイルのサービス外だったので、空港でSIMを購入。Tunisie Telecomという会社のSIMで、1週間使えて25GB、10ユーロほどでした。速度も十分早くて全く問題なかったです。

チュニス空港〜ホテル

空港からホテルはタクシー移動ですが、ここは要注意です。現地のタクシーは必ずフッかけてくるので、配車アプリを使用しましょう。チュニジアではBoltが使えて、アプリが提示した金額を現金で運転手に払うスタイルです。※チュニジアディナール必須
Boltのピックアップポイントは空港から5分ほど歩きますが、道中は空港の前で危険な感じもないので、必ずBoltを使うことをお勧めします。(一応現地のタクシーにも値段を聞きましたが、倍以上の値段を提示されました。)

ホテル:Campanile El Mechtel Tunis

ドイツにもあるホテルチェーンで、1泊50ユーロでした。普通に綺麗なビジホで、ドイツで泊まれば150ユーロくらいするクオリティの部屋でした。ホテルがイマイチだとその旅の思い出自体汚染されてしまうので、チュニジアのようなインフラが怪しい国は尚更まともなホテルに泊まることをお勧めします。

メシ:La Salle à Manger

肉、魚どれもとても美味い。おそらく現地では高級店ですが、男3人でめちゃくちゃ食べて100ユーロほどでした。

チュニジアビール
タコカルパッチョ、パスタ、ステーキ、シーザーサラダ、白身魚
シーザーサラダ、美味い
パスタだけは茹ですぎで微妙

2日目

朝メシ:Le Paris Gourmand

Googleマップで良さげなカフェを探して辿り着きました。よく分からない朝メシセットを頼んだらオムレツ、クロワッサン、トースト、ヨーグルトなど到底食べきれない量が提供されました。全てそこそこ美味かったです。

オムレツにはジャンボと呼ばれるハム的なものが入っている。美味い
レモネード、いろんな所で飲めたけど、とても美味い

旧市街散策

腹パンになった後はチュニス観光の中心地、旧市街へ。サントリーニ島のような白い建物と青い屋根が映える街並みで、綺麗な海にも面していて見応えがあります。

天気が良ければもっときれい
チュニジア名物?揚げパン。重いが美味い
ねこ大国

スースへ電車移動

旧市街を満喫したらスースへ。電車はGare de Tunis駅から約3時間で、片道2ユーロほどと激安です。Googleマップの時刻表があまりあてにならないので、駅の窓口でしっかり確認する必要があります。結局15分程度の遅れで到着したので問題なくスースまでいけました。

車両は古いけど案外快適
サマになってるよ

ホテル:Hôtel Sentido Bellevue Park

スースではダラダラしようという目的で、男3人1部屋で5つ星オールインクルーシブに泊まりました。こちらも1人あたり1泊50ユーロと破格です。

メシはバイキング形式で正直イマイチでしたが、プライベートビーチもあり、夜は毎晩ショーやっていたりなかなか楽しいホテルでした。

部屋の写真がこれしかない
楽しいショー
プライベートビーチ。ここの海はあまり綺麗ではない笑
シンクロやってた

3日目

旧市街散策

スースにも旧市街があり、チュニスに似て白い建物と青い屋根が特徴的です。チュニスの旧市街の方が洗練されていて綺麗ですが、スースの方はローカル感が強くて、現地人向けのマーケットが栄えています。個人的にはこっちの方が活気があって楽しかったです。

朝メシ:Cafe Kasba

旧市街の中で朝メシ。ここで食べたオムレツがめっちゃ美味くて感動しましたが、冷静に考えればカーチャンも作れそうです。カフェ自体は雰囲気がとても良くて気に入りました。
全然気づかなかったですが、後で調べたらここはルーフトップがあって綺麗そうです。

ハリッサ(右上)という辛いペーストが美味い
俺のメシを狙うネコ

ハマム:Anti-Stress Hammam

物価激安のチュニジアならばマッサージも安いだろうと思い、たどり着いたハマム。ハマムとはトルコの入浴文化で、今回行ったところはマッサージ、スチームバス、海泥パック、アカスリ、洗体がセットになったサービスでした。チュニジアは海泥を使ったエステが有名らしく、ここでも顔含む全身に塗りたくってくれました。

大体3時間弱の施術で45€程。めちゃくちゃ気持ちいいしオーナーのおっちゃんもとても親切な方だったので非常におすすめです。

4日目

チュニスへ移動

4日目は旧市街のカフェで軽く時間を潰した後、午後イチの便でチュニスに帰りました。
帰りの便は行きよりも古い・汚い・窓開かないでなかなか厳しい環境でした。自分が行ったときは夏のピークは過ぎていたので何とかなりましたが、真夏だったと想像すると到底耐えきれないと思います。

車窓。電車に向かって一斉に子どもたちが石を投げてきた

カルタゴ遺跡観光

一応観光地は訪れておく派なのでカルタゴ遺跡へ。カッコよかった

夜メシ:The Kitchen Restaurant la Marsa

がっつり肉が食いたいと3人の意見が合致したのでステーキ屋へ。Tボーンのステーキと、サラダやポテトなど色々ついて30ユーロほどでした。ドイツの物価と比べると非常に安くて、肉も割と美味しかったのでおすすめです。

シーシャ:Salon de thé Beb El Hara

物価の安いチュニジアですが、特に安かったのがシーシャ屋。一本5TND、200円以下でした笑 旧市街でも現地人で大繁盛していた理由が分かりました。
私はタバコを吸わないのですがシーシャは自宅でもやるほど好きで、旅先でも基本的に一件はシーシャ屋に行っています。その中でもチュニジアのシーシャは激安なのにクオリティが高く、サービスも良かったので大満足。

5日目

市街散策

どうしてもチュニジア名物、ブリックを食べたくて、やってそうなお店へ行きましたが開いておらず、結果食べれずじまいでした。
結局周辺を散策し、現地人で賑わっていたローカルな屋台でラップを食べました。正直これはそんなに美味しくなかったです。

このあたりは学校があり、中高生で溢れかえっていましたが、アジア人は珍しいらしく、かなり色んな人に話しかけられて何かスター気分でした。日本にもいい印象を持っているみたいで、興味津々に日本のことを聞いてきた子たちが沢山いたのが印象的です。

結局近くのカフェでシーシャをしながら時間を潰し、昼過ぎの飛行機で帰国しました。

総評:日本からでも行く価値あり

物価          ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎  激安
街・自然   ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎     綺麗な旧市街、遺跡もある
メシ          ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎      案外うまい
治安          ⭐︎⭐︎⭐︎        危険は感じないが油断禁物
マウント   ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎  日本から行く人はいない
行く価値   ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎  満足度高い

ヨーロッパの影響を受けた旧市街や古代遺跡、少し足を伸ばせば砂漠や綺麗なビーチも楽しめるチュニジアは日本から行っても楽しめる要素が詰まっていると思います。
アフリカでありながらも治安はそこまで悪くなく、メシもそこそこ美味い、そして物価も激安なので観光穴場かもしれないです。非常に満足度高いのでおすすめです。ぜひ行ってください!

photo dump

チュニジアビール、Celtia  あっさりしていてうまい
タクシー、走行距離平均60万キロ。中には99万キロでカンストした車も。10万キロはもはや新車
ペンチを使わないと開かないトランク
可愛いカフェ
甘くてうまいナッツを売ってる男たち
チュニスの普通の街並み
イケてる俺の保安検査
上空からみたチュニス

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