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海外駐在2年、英語力の変化@ドイツ

独身ドイツ駐在野郎のテディです。駐在が決まった日系サラリーマンの懸念の一つとして、英語力があると思います。私も留学経験はあったものの、仕事で英語を使ったことがなく若干不安でした。今回は英語をテーマに自分の経験をシェアします。

前提

前提として、私の出発前の英語力と現在の環境は以下の通りです。

赴任前の英語力

  • オーストラリア留学経験あり(10ヶ月)

  • TOEIC895点

  • 日常会話問題なし、でもネイティブ複数人の会話に混じると厳しい

  • ビジネス英語はメールでたまに使う程度

ドイツでの環境

  • ドイツの現地法人勤務。日本人は1割

  • ドイツ人・他販社とのコミュニケーションは英語

  • 仕事は日本人相手が半分、外国人相手が半分

  • プライベートはほぼ日本人と

結論:飛躍は無し。けどビジネス問題なし。結局は慣れ

結論から述べますと、英語力自体は大して伸びた感じはしません。ただビジネスで使うフレーズが身についたことや、何より英語を話すことへの抵抗や恥じらいが余計に取っ払われたこと、そして場数を踏んだことでの慣れによって、問題なく英語で仕事ができてる感じがしてます。

一方で、日常会話の英語力はまだまだだなと感じます。日常会話は英語運用能力よりも、バッググラウンドの異なる相手と何を話すか、タブーに触れてないか、などといったことを気にする必要があり、自分にとってはとても難しいです。これも場数だと思いますが、まだまだ経験が必要です。

ちなみにドイツ人の英語は、若い人ほど上手な印象です。彼らも英語学習者なので、ネイティブのように早くなく、クリアで聞き取りやすいと思います。そういった意味では、英語初心者にも比較的易しい環境かもしれません。

駐在経験でわかった大切なこと

カタカナ発音でOK

自分はなるべくネイティブっぽく、カッコよく話したいという思いを持って英語学習に励んできていました。それ自体は無駄じゃないし間違っていなかったと思いますが、現場に出てみるとカタカナ発音でスラスラ話す先輩駐在員が多いと感じました。カタカナ英語でも全然聞き取ってくれるし、いろんな国のアクセントがあるので、日本語アクセント自体も別に変じゃないとよく言われますが、留学時代より強く感じました。

声張って堂々話す

自信なさげにボソボソ話すよりも、カタカナ発音でも堂々話す方が圧倒的に伝わります。相手に聞く気を持たせるためにもハキハキ堂々と話すことがめっちゃ大事ですし、説得力も増します。

練習する

自信を持って話すには場数を踏むだけではなく、1人で単語学習や会話練習に励む必要があると思います。自分は学生時代にこの練習をまあまあやっておいたので今そんなに苦労していないですが、駐在が初海外の方は仕事とは別の時間でも頑張る必要があると思います。
普段の仕事においても同じで、私はプレゼンをする時は練習しますし、会議を進行する時でも、事前に話すことを少しイメージしてから臨みます。

ご参考まで、自分がやってきてよかった学習方法をご紹介します。

単語帳を極める

大学受験で使ったターゲット1900を、受験が終わった後も擦り続けました。受験では単純に単語の意味が分かればOKですが、擦り続けることで単語を見て意味が頭に浮かぶ瞬発力を高めることを意識していて、それができるようになるとスピーキングの際も単語が出てくるようになります。

例文暗記

例文というよりはフレーズを身につける事が効果的です。自分は受験で使ったドラゴンイングリッシュの例文が今でも頭に残っています。

シャドーイング

英語を聞いて、聞いた音を口から発するという学習法です。リスニング力を高めるのに1番効果的な方法だと思います。レベルに応じてスクリプトあり、なし、とやり方を変えると良いと思います。

映画、ドラマを観る

よく言う英語学習法ですが、ただ見ているだけだとあまり意味がないように思います。個人的には例文暗記と同じ考え方で、作中で出てきた表現を自分のものにするという点で効果があると思っています。僕はBefore sunriseという映画が大好きで、この映画でシャドーイングしてました。

背景知識を身につける

特定の分野で英語を使う機会が多いのであれば、その背景知識を学んでおくことで英語の理解がスムーズになります。僕はバスケが好きでよくNBAを観るのですが、NBAの解説は結構スラスラと頭に入ってきます。ビジネスにおいても同じことが言えると思います。

偉そうなことを言いましたが、私まだまだ英語学習者なので、共に頑張りましょう🫶🏻


サムネイル:北ドイツの海 Kalifornien


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