ひとりの時間
A型末っ子早生まれ。
両親は晩婚で高齢出産。
きょうだいは姉が1人。
歳はそんなに離れていない。
相手がどんな人なんだろう?と思ったときに、家族構成や血液型を知りたくなるのは「人の性」なんだろうか。
少なくともわたしは初対面の人に100%質問するタイプなので、もしかしたらウザがられているかもしれない。
聞いた結果「なるほどなぁ」と思うこともあれば、「えっ?お姉さんぽくない」と思うこともある。
結局は育った環境や人間関係だったり、その人自身の意思も影響してくるので、当たってるか外れてるかは大して興味はない。
占いなんかと同じで、一時的に場が盛り上がるのを楽しんでるだけである。
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人と話すのが好き。
おしゃべりでかまってほしがり。
わたしの性格は昔からあんまり変わっていない。
いつも家族が誰かしら家にいて、誰かしら相手してくれる環境があったからなのか、ただの性格なのか分からないが、そう自覚している。
けどその反面、ひとりの時間も大事なのだ。
昔から「誰か特定の1人とおてて繋いでベッタリ」という女子あるあるのお友達づきあいがものすごく苦手だった。
うろうろといろんな人のところに行きたいし、グループから離れてひとりで図書館にも行きたいし、学校が終わったらさっさと家に帰りたいときもある。
家に帰ったら帰ったで、自分の部屋に閉じこもって、漫画を読んだり絵を描いたり、好きなことを自由にする時間が大切だった。
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何かに没頭している時間。
空想にふける時間。
誰のことも気にせずに。
・・・
今でもそういう時間はわたしにとって必要なんだと思う。
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ただ、こういう生き方をしていると、親友みたいなものが生まれづらい。
いつもあっちへふらふら、こっちへふらふらしているし、急に姿が消えたりするので、信頼されない、とまでは行かないが、「あいつはふらふらしてるのが楽しいんだろう」と思われて、みんなどこかへ行ってしまう。
実際楽しいからいいのだが、ふと振り返ったときに、あれ、誰もいない、、、という経験はたびたびあった。
あれは結構虚しい気持ちになる。
だから多少「自分の心の自由」を失ったとしても、みんなのペースに合わせてみたり、みんなが行くところに行ってみたりした。
そうすると今度はだんだん息苦しくなったりもして。
両方を繰り返して思うのは、
「バランスめっちゃ大事」ということだ。
どちらかに振り切っていれば事は簡単だった。
「絶対誰かと一緒にいたい!!」だったり
「いつも誰かと一緒なんていや!!」だったり。
でも
「誰かと一緒にいるのも好き(誰ともずっと一緒にいられないのはイヤ)」だし、
「ひとりの時間も好き(誰かとずっと一緒じゃなきゃいけないのはイヤ)」だから
バランスを取らないとうまいこといかない。
そして、得てしてこういうバランスというのはうまく取れないものだ。
なんでかというと、相手がいることだから。
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最近の自分は、少し「誰かと一緒に居すぎてる」のかもしれない。
これは物理的な話だけじゃない。
ZOOMだってLINEだって「誰かと一緒に」というのは同じだ。
コロナの不安があるからこそ、人と繋がりすぎているのだろうか。
ひとりの時間も意識的に取ろう。
そして、ミルクティーを飲みながら
自分のやりたいことリストを書いてみたり、
取り組まなきゃいけないことリストを書いてみたり、
最近の振り返りをしてみたり、
動画をただひたすらぼーっと見てみたり、
勉強してみたり、
先のことを考えてみたり、
そういう時間が、なんか必要な気がする。
誰かとじゃなく、ひとりで。