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satoshi_st
短文バトル222-5.「ねむい、ねむい、ねむい」
とにかく睡魔に抗えない。
寝坊した時は起きた瞬間の空気感で何となくわかる。
「あ、やったな」
"空気感"なんてカッコイイ感じで書いたが、しっかり寝たことで頭がスッキリしているだけだ。
怖くておそるおそる枕元の時計を覗くと、時計の針は集合時間を指している。
遅刻した時の絶望感たるや。
これからどう頑張ったって遅刻しなかったことにはできない。
起きたときには集合時間なのだから、言い訳もできないのだ。
「どこでもドア」が欲しいと何度思ったか分からない。