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1台のカートを押していた老父婦の話。
おはようございます。
昨日は、久しぶりに住んでる近くの場所をランニングしていた。
(ランニングというより、ウォーキングに近いけど)
私にとってほっこりするような「あること」が起きた。
それは、道端でのおじいちゃんとおばあちゃんとの出会いだ。
おじいちゃんとおばあちゃんは、荷物の入った1台のカートを押していた。
カートはホームセンターから借りて家まで押しているとのこと。
おじいちゃんの腰はかなり曲がっており、上を見上げることはできてない様子だった。(あとで聞いたらおじいちゃんは90歳、おばあちゃんは86歳)
おじいちゃんとばあちゃんは、2,3度もない坂をカートと荷物の重さで負けて、左脇の方へカートに負けており、すぐさま運ぶのを手伝った。
ホームセンターから家までおよそ500mぐらいで荷物は50cmぐらいの布団が2-3キロはあった。荷物は、おじいちゃん、おばあちゃんのほぼ身長の半分ぐらいの大きさがあった。
家の近くまで荷物を運び、ホームセンターへカートをおばあちゃんと返しに行った。
短い間ながらも、世間話をした。ひ孫がいるだの。私は結婚してないだの。
なんか、ほっこりする会話をした。
そして、カートをホームセンターへ届けた。帰ろうとすると、おばあちゃんが1000円を出し、一度断るが、「気持ちなので受け取ってください」というので、気持ちとして受け取った。
ホームセンターの家までの配送は、1000円かかるらしい。
もし最初から1000円を使っていたら私が手伝うことはなく、おじいちゃん、おばあちゃんも苦労することはなかっただろう。そして私が1000円をもらうことも。
最近、キャッシュレス化が進んでいる。もし現金がなくなるということはとても先になると思うけど、もし世の中から現金がなくてしまったら、お金を「貰うこと・渡すこと」はできないのかもしれない。お金の重要性、価値について少し考える出来事でもあった。現金がなくなることで、失っていることも多いかもしれない。
なんか、ほっこりした。
何を伝えたいかというと、お金を払う、使うという行為に対して、気持ち良いと思うような使い方をしていきたいなぁと感じた。
このいただいた1000円は残そうとも考えたが、心も体も温まりたいなと思い、近くの銭湯で使わせていただいた。
クリスマス・イブに体も心も「ほっこり」させてくれて、有り難うございました。
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![川村康弘(Yasuhiro Kawamura、Ted)@クラウド屋](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/125203282/profile_46a0b283802922e6bcd70f872a75f788.png?width=600&crop=1:1,smart)