はじめての体外受精記録#1(D1-14)
不妊治療を始めて、本当にわからないことだらけで不安な中、他の方の体験談を読み漁ることが増えました。時に余計に不安になったりすることもありますが、10人いたら10通りの治療方法や結果があり、1人でも参考になる人がいるかもしれないのでしばらく細かい治療記録を付けてみようと思います。noteを続けることにもつながるし、自分の備忘録としても記録しておきたいから。
採卵周期①
D1 クリニック受診。前周期(AIH6回目)の生理が遅れ気味で、妊娠判定のための尿検査の時に生理発覚(辛)。もともと体外受精移行は決めていたので、すぐに自己注射の指導やプランを検討してもらう。私はPCOSとインスリン抵抗性があるため、OHSSに気を付けながら慎重に進めましょうという先生の方針で、フェマーラとフォリルモンを処方され採卵周期スタート。(メトグルコも継続)
血液検査:[E2]20.2pg/ml [LH]3.7mIU/ml [FSH]3.9mIU/ml
D3-D7 フェマーラ服薬(1日1錠)
D7 初めての自己注射(フォリルモン150単位)。練習の時もかなり怖かったですが、はじめて一人で打つのも本当に怖かった。こっそり一人でやろうかとも思いましたが、恐怖を共有してほしくて主人にも手伝ってもらいました。
D8 フォリルモン150単位
D9 クリニック受診。いつものようにエコーの卵胞計測だけですぐに終わると思って上司にも連絡せずこっそり在宅勤務を抜け出して行ったものの、あー血液検査とかするんですねって感じで全然わかってなくて普通に2時間くらいかかってしまって焦った。卵胞の成長具合はまずまずだったのでフォリルモンを倍に増やしてまた3日後に受診することに。この日の分の注射は病院で打ってもらいましたが、血液検査も含め、あんまり慣れていない看護師さんで怖かった&痛かった&手が冷たくてひやっとした。
血液検査:[E2]31.2pg/ml [LH]6.1mIU/ml
D10-11 フォリルモン150単位×2
D12 クリニック受診。エコーでは卵胞は14~15mm級が左右1~2個ずつありあとは5~8mm程度のものがゴロゴロと7~8個ずつ。さすがPCOS。これが全部20mm近くになると思うとお腹がどうなってしまうのか恐ろしい…。この日は主人の感染症チェックの血液検査のため2人で受診。フォリルモン150×2は継続、排卵抑制のためのレルミナ(隔日)も処方。レルミナは空腹時に服用することから、先生の指示で診察中に1錠服用。先生がつぶやいたらすぐにコップ1杯のお水とお薬が出てきて看護師さんの手際の良さに感動。注射担当の看護師さんの慣れない手つきと手の冷たさを主人と共有できて面白かった。
血液検査:[E2]379.2pg/ml [LH]4.2mIU/ml ※採卵時はE2が約10倍になるとの事。
D13 フォリルモン150単位×2
D14 フォリルモン150単位×2・レルミナ1錠
主人と二人で戦えるという心強さ
初めてこの病院を受診した日以来、コロナもあって付き添い受診ができなかったのですが、やっぱり先生の話を一緒に聞いてもらうことで一緒に戦ってる気持ちになれて本当に心強いです。私は結構被害妄想が強く、主人は自分の考えや気持ちをなかなか口に出してくれない為、治療中は「こんなに辛い思いをしているのは私だけだ」とすぐに私が卑屈になり拗ねるということを繰り返してきていたので、一緒に病院に行ったり、注射を打つ場面を一緒に共有してもらうことで私も治療のことや自分の身体の調子等について本当に話しやすくなりました。初めての体外受精で不安だらけですが、不妊治療を5年続けてきて初めて(?)、一緒に戦っているという気持ちになれた気がしていることがとても救いになっています。