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【spin a yarn】

時々、妖精が耳元で囁く。
いつも私の知らない言葉を。
そして笑っている。
からかわれているのか、と思うけれど、そうでもなさそうだ。耳たぶに口づけをして飛んでゆく。
規則性を見出そうとして記録している。嘆きの日記の隣に、それはよく書き留められている。

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