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第二回cakesクリエイターコンテストを終えて

5/31で応募期間の終了した「第二回cakesクリエイターコンテスト」。私は、なんとか毎日投稿できたよ。

4/24の当日にこのコンテストのことを知って、ああ、自分にも何かコンテンツがあればやるのだがなあ、と思っていた時に閃いた。あるよ、ある、ある。私は刺繍缶バッジを作っていたじゃないか。

刺繍作品は、ありふれている。物語の投稿はもっとありふれている。それでも、それを組み合わせているのは少ないのじゃないの?
幸い、今までの作品が20個くらいあるし、ひと月なら残りを作って、毎日更新できるのじゃない?

果たして、それは完遂できた。
並べてみて、ひたすら満足している。アイコンみたいでかわいいじゃん。

それでも、思った以上に大変だった。そもそもひと月だって勘違いしたのが間違いだった。日数は38日。結果的に作り直しも含めて、17個の刺繍缶バッジを作ることになった。2~3日にひとつ作るのは、私のスキルではなかなか難しかった。徹夜もした。血も吐いた(寝ている間に、本当に。枕カバーとシーツに残る血痕。主治医には相談したけれど、連続していないなら、健康診断も近々受けるので、ひとまず様子を見ることにしましょう、となった。口内の出血の可能性が高い)。

思いついたままに始めたから、トータルのコンセプトはないのだけれど(それぞれが物語を持っているということはあるけれど)、ひとつのファッションアイテムとして成り立つようにしたかった。それで、バッグにつけて見せることにした。
バック集めも難儀したけれど(それぞれ刺繍のモチーフとリンクしている)、それをするのも楽しかった。

刺繍缶バッジについて。noteでは、少し紹介したことはあったけれど、まあ、特別際立ったものではない。刺繍もまだまだつたないものだ。それでも、リバティプリントを使ったりするのが楽しかった。これから先も(主に小説の表紙として)作ってゆくけれど、いろんなプリント生地を使ってみたいと思った。柄もモチーフに合わせることはとてもおもしろく感じた。

ここで、私の刺繍箱を紹介する。tumblr.に掲載したことがあるけれど、あらためて。

カトウジュリさん作のオリジナルボックス。かわいくって、やる気にさせてくれるすてきな箱です。

そして、特別なこともあった。

丹宗あやさんに紹介していただいた。なんだか、すごく嬉しいな。ロマンチック! 私を知る人は、おや? と思いながらも、目配せして黙って頷いてくれるかなと思っている。
丹宗さんのはじめる新しい企画にも参加します。こちらについては、またあらためてアナウンスします。

今回のコンテストがあって、とてもよかった。スキルはあがらないにしても、心をとどめる根気のようなものが、いくらか備わって、それはこれからの創作に活かせそう。
ひとつ残念だったのは、スキがひとつもつかないバッジがひとつあったこと。刺繍もバッグも日取りもリンクされているのだけれどなあ。でも、それが実力よ、と認め、自分を鼓舞してこれからも糸をあやつってゆくのです。

まだ、気持ちの上気している間に、雑感を書き綴りました。タグも継続されるだろうから、アンカーとしてつけておこう。
見てくださった方、そしてスキをつけてくださった方、本当にありがとうございました! これからもどうぞよろしくお願いします。

そんなわけで、今回、毎日投稿した刺繍缶バッジは「刺繍缶バッジ」というマガジンに格納されています。お暇な時にどうぞ眺めてください。


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