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イギリスで家探し

私は渡英から2週間分のホテルを予約していたので、その間に物件を決めて契約し、引越しまで完了しました。
ちなみに私は、実際には内覧に行かずに契約しています。(リモート内覧はしました。)

私が物件を決める上で、プライオリティを置いたのは以下の点です。

・ Zone 2-3 あたり(ロンドンは中心地からの距離によって、Zone 1-5 にエリアが分かれている)
・ 駅から徒歩 5 分以内
・ 家具付き
・ Fiber Internet(光ファイバー、所謂、高速インターネット環境)対応

できれば…
・ ポーター付きの Purpose Built Flat


私の家探しのスケジュールはこんな感じでした。

渡英 1.5 ヶ月前

・ 交通や治安等の情報をネットサーチし、住みたい地域をある程度絞り込む
・ 自分の年収の手取りを確認し、家賃の上限を決める
  (年収の手取りは、以下のサイトで計算できる)

渡英 1 ヶ月前

・ イギリス版の SUUMO 的な家探しサイトで、物件探し開始
・ 良い物件があったら積極的に、担当の不動産会社にコンタクトを取る

私が使った、イギリス版の SUUMO 的な家探しサイトは以下の2つです。

1. Zoopla

2. Rightmove

日系の不動産会社が運営しているサイトもあるのですが、物件数では圧倒的に現地サイトが勝っているので、英語の問い合わせや交渉に抵抗がない方は、現地サイトを使った方が選択肢の幅が広がると思います。

渡英 1 週間前

・ 候補をいくつかに絞り込み、リモート内覧を依頼
  (既に撮影済みのビデオを送ってくれる所 と、不動産会社の人が実際に物件に行ってビデオコールしてくれる所 がある)
・ 不動産会社の人に、渡英日と住み始めたい予定日を伝え、他に契約しそうな人がいないかなど、動向を探る

渡英

渡英 1 週間後

・ 物件を決めて、不動産会社の人に申し込みたい旨を伝える
・ その際、家賃交渉や条件交渉(家具を買い替えて欲しい、買い足して欲しい等)を行う

家賃交渉、条件交渉は案外簡単にできる(受け入れてくれる)ので、希望は全部言い切った方が良いと思いました。

渡英 1 週間 〜 10 日後

・ 賃貸契約に必要な書類を集める
契約書類にしっかり目を通す
  (欧米は契約社会なので、想定外の事が書かれれいないか、確認が大切)

イギリスでの居住歴がないので、必要な書類集めは結構面倒でした。
最終的に、イギリスでの約束された収入を証明できれば問題ないと思うのですが、日本の住所を証明する英語の書類の提出など、予想外なものも求められました。

イギリスでは、銀行口座開設(ネットバンク以外)や、スマートフォンの SIM のマンスリー契約もそうなのですが、イギリスでの居住歴がないと、意外と手こずります。

またイギリスでは、物件は1年契約が主流です。

渡英 11 日後

契約成立!!!

渡英 12-13 日後

・ 約2週間滞在したホテルから、荷物の移動
・ 新居で、生活できる状態を整える

私は引越し直後から仕事を開始する必要があったので、まずはインターネットのプロバイダ契約を最優先で行いました。

あとはトイレットペーパーやベットシーツ、毛布(イギリスでは Duvet と呼ばれるものが主流)など、生活を始めるのに必要なものを買い揃えました。

渡英 2 週間後

新居での生活を開始!!!

引越してから

・ 光熱費(電気代、ガス代、水道代)の支払い手続き
・ Council Tax(イギリスの住民税)の支払手続き
・ TV ライセンスの支払手続き
  (イギリスでは、テレビをテレビ線につないで番組を受信しているだけで、毎年ライセンス料がかかる)
・ 住んでいる地区の GP(所謂、かかりつけ医)登録
  (イギリスでは病院にかかるのに、まず GP を訪ねる必要がある)


初めての海外での家探し、賃貸契約で、最初はどうなることかと思いましたが、私が引越し関連でかかわった現地の人は、みんな親切で、質問にも適切に回答してくれて、問題なく事を進めることができました。

参考になれば幸いです。


テックウーマン より

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