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日本での、海外移住前の準備

海外に移住する前に、日本でやっておいた方が良いポイントをまとめました。


住所、電話番号の変更

維持できるアカウントに関しては、私は実家(日本)の住所、電話番号に変更しました。

NISA 等、投資関連口座の解約

日本に住民票がないとサービスを受けられない事がほとんどなので、持っていたアカウントは解約しました。

国民年金をどうするか検討

イギリスは日本と社会保障協定を結んでいるので、支払う義務はないのですが、将来のライフプランを考えて検討する必要があります。

海外送金手段の確立

最初のお給料が振り込まれるまで、日本のクレジットカードを使って生活しても良いのですが、私は都度両替手数料を取られるのが嫌だったので、Wise(旧 TransferWise)のアカウントを作りました。

事前に Wise で日本の銀行口座から、まとまったお金を海外送金(円 → ポンド)しておくと、渡英後は Wise のデビットカードを使って、直接ポンドで支払いができます。Wise は送金手数料も他社に比べて安いので、お勧めです。

渡英後、イギリスの銀行口座を開設したら、その口座に Wise でプールしていたお金(ポンド)を送金できます。

私は渡英後、イギリスの有名なネットバンク、Monzo とのコンボで使っています。

海外転出届を出して、住民票を転出

区(市)役所に行って、海外転出届を出して住民票を転出しました。
これは義務ではなくて、住民票を残すこともできるのですが、住民税の支払いや国民年金への加入義務が出てくるので、私は転出しました。

住民税を支払う覚悟

住民税は、その年の1月1日の時点で住民票の登録がある場合、請求されます。言い換えると、12月31日までに住民票を転出していれば、請求されません。

私は1月1日を過ぎて渡英したので、6月頃に実家に住民税の請求書が届いて、額を見て絶望しました。
渡英時期が調整できる方は、12月31日までに転出してしまうのがお勧めです。

大学の卒業証書、成績証明書の英語版を取得

大学の卒業証書 (diploma) や成績証明書 (transcript) の英語版は、海外転職時に求められます。
たとえ企業から言われていなくても、渡英後に求められたりするので、日本にいる時に取得して、PDF 等のデータ化しておくことをお勧めします。

今まで勤めてきた企業の在籍証明書(オファーレター、退職届、給与明細書、等)

今まで勤めてきた企業の在籍証明になるものを集めて、データ化しておきましょう。海外転職時に使います。

日本の運転免許証の更新

日本の運転免許証は通常、自分の誕生月が近づくとハガキが送られてきて、それを持って更新所に行きますが、実はこのハガキがなくても免許証とパスポートを持って更新所に行けば、いつでも更新できるのです。

日本の免許証は日本に帰国しないと更新できないので、出国直前に更新しておくことをお勧めします。

尚、イギリスでは渡英後1年以内であれば、日本の運転免許証のみで運転することが可能です。
また渡英後、日本の運転免許証を持っている人は、書類手続きのみでイギリスの運転免許証を取得することができます。

国際免許証を発行する事もできましたが、国際免許証の有効期限は1年間なのと、上記の制度もあって、私は国際免許証は発行しませんでした。

スマートフォンの SIM ロック解除

私は SIM ロックがかかった iPhone を使っていたので、キャリアで SIM ロック解除の手続きをしました。

海外 SIM の手配

私はイギリス到着日に、滞在予定のホテルに郵送で SIM が届くように手配しました(キャリアは Vodafone にしました)。
キャリアによっては、日本の住所に SIM を郵送してくれるところもあります。

SIM の種類は、Pay as you go と呼ばれるプリペイド式のものにしましょう。

歯の治療

まず、日本の歯医者さんのクオリティは高いです。
イギリスは日本より歯の治療費も高く、いい歯医者さんを探すのも苦労すると思ったので、私は渡英前に銀歯を全てセラミックに換えて、虫歯も治してもらいました。

コンタクトレンズのまとめ買い、眼鏡の買い足し

生活が落ち着くまでこれらの事で煩わされたくなかったので、1年分の使い捨てコンタクトレンズを買い溜めし、眼鏡も1つ買い足して、渡英時に持参しました。

化粧品のまとめ買い

私はもともと肌が弱く、化粧品でかぶれたこともあるので、使い慣れたものを一式(基礎化粧品、化粧落とし、ファンデーション等)、結構な量を持参しました。

しかし結論から言うと、こちらで肌荒れしない化粧品を見つけたので、今はそれを使っています。
なので結局、「渡英後、自分の肌に合うものを見つけるまでに、間に合わせるだけの量」を持参すればいいかと思います。

私がイギリスで肌荒れしなかった化粧品については、また別の記事で紹介したいと思います。

生理用品のまとめ買い

海外に住んでいる友人たち(イギリスに限らない)から、「絶対に、生理用品だけは日本から大量に持っていった方が良い」と強くアドバイスされたので、その言葉の通り、大量に持参しました。
しかし、まだこちらの生理用品を使った事がないので、何とも言えません…。

常備薬のまとめ買い

使い慣れた薬は、持っておくと安心感があります。

変換プラグの購入

現代のガジェット(スマートフォン、コンピュータ、オーディオ機器等)の充電器は、たいていユニバーサル仕様(100V-240V の対応)になっているので、変圧器は不要で、コンセントの変換プラグさえあれば、そのまま使用できます。

私はユニバーサル仕様ではない電化製品(炊飯器、ドライヤー、ヘアアイロン等)は持参しなかったので、変圧器は用意しませんでした。

「地球の歩き方」の購入

私は海外旅行する時は必ず、「地球の歩き方」を持参しているので、今回も購入しました。必要な情報がまとまっているので、ありがたいです。


あとは、こだわりさえ捨てれば、現地購入したものだけで、なんとか生きていけます。笑


テックウーマン より

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