宇宙のゴミ Space debris
最近、通勤途上の道にタバコの吸い殻が落ちているのに気づきました。
そうやってよーく意識して見てみると・・・・
あっちにもこっちにもたくさんのタバコの吸い殻が落ちているのが目につきます。
みんなぽんぽんとタバコの吸い殻捨てていくんだなぁ〜・・・・
宇宙ごみの実際
ところで、私たちのはるか頭上、宇宙にも相当な量のゴミが落ちている。
いや宇宙空間に漂っていると言った方が適切か。
2023年7月 西オーストラリア州グリーンヘッドの海岸に不審な物体が打ち上げられた。
オーストラリアの美しいビーチ。散歩中にこんな異様な物体見つけたらびっくりしますよね。
なんとこの金色の金属の塊は、宇宙から地球に落下して海岸に打ち上げられた宇宙ごみ(スペースデブリ)なんだとか。
宇宙ごみの脅威
実は、私たちの目の届かない遥か遠い宇宙にたくさんの宇宙ごみが浮遊している。2023年5月現在で約14,000もの大小様々な宇宙ごみが地球の周りを漂っている。
宇宙ごみの正体は、使われなくなった廃衛星、使用済みのロケットステージ、これらが衝突してできた金属片などの残骸です。
この図は、Preyash Shah氏が、米宇宙軍が管理するSpace-Track.orgの追跡データを使用して、現在地球を周回している宇宙ごみを視覚化したものです。
最新のデータ(2023年8月現在)では19,200となっていました。
なんとこの3ヶ月館で5,200も増えている!
このペースでいけばどこまで増えるのでしょうか。
実は私たちの頭上もゴミだらけなのです。
こうした宇宙ごみは、ただ地球上に落下してくるのを待つしかないのでしょうか?
実は、私も宇宙ごみが落下するシーンを目撃したことがあります。
学生時代、部活の帰りに他のメンバーと一緒に目撃したので間違い無いです。
一筋の光る物体が落下していく様は、まさに彗星のようでした!
その時見た光る物体は和歌山沖に落下したと翌日の新聞に出ていました。
宇宙ごみ排出国ランキング
ロシア、アメリカ、中国といった超大国が宇宙ごみをたくさん排出しているようです。
1950年代の宇宙開発競争で、米国とロシア(旧ソ連)により打ち上げられた時の残骸。これに加えて、1970年代の中国。
宇宙ごみの大半はこの3カ国で占められています。
日本も超大国と比べると僅かではありますが、48もの宇宙ごみを出しています。
人間はゴミを出す生き物ですけど、ゴミの処分も知恵を出して対策を考えていきたいものです。
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