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株式投資型クラウドファンディング

非上場企業が株式の発行により、インターネットを通じて多くの人から少額ずつ資金を集める仕組みだ。一般的なクラウドファンディングではユーザーはリターンとして物を受け取ることに対し、株式型CFでは支援の対価として株式が発行されるので、株主として会社の成長に並走しながら応援することが可能になる。

イークラウド

これまでの日本で非上場のベンチャー企業へ投資ができるのは、VCや一部のエンジェル投資家に限られていましたが、世の中の個人の方にもどんどん参入していただけるようなプラットフォームを作っているのがイークラウドです。

英国に続き、日本でも投資できる時代が来る

海外ではみんな知っている有名なサービスでも個人が投資する機会があるんですね。感覚としてはTechCrunch などに出ている有名なベンチャーに個人が投資できるような状況です。

日本でも、例えば将来ユニコーン企業になるポテンシャルを持つ企業を応援しつつ、投資の運用益も狙えるような時代が来ると考えています。株式型CFの市場はアメリカでも今年になって急拡大しており、この流れは日本にも来ない方が不自然です。

ベンチャー企業にお金が回らない方が不自然。この先実現する、ベンチャー投資の民主化

イークラウドを始めとしたプラットフォームが有望なベンチャー企業をピックアップして紹介することで、個人でもベンチャー企業に投資できる仕組みが確立しているという。

しかし企業を応援するという目的ならば、株式を保有せずとも、従来の購入型クラウドファンディングや該当企業のサービスを商品購入でもいいのではないかという疑問も残る。

中長期的な応援でパートナーになる

もちろん商品の購入や購入型クラウドファンディングも立派な企業の応援に繋がりますが、それは一時的なんです。

一方で株式の保有は3年、5年、10年という中長期的な応援になります。また株式の保有者が増えるということは会社にとって資金調達ができるメリット以外にも、思想も広めてくれるパートナーができることになるので、支援者も一緒に世の中を変えていく役割を担うことになります。

欲しいものを持続的に生み出すシステム自体に投資をする

通常のクラウドファンディングと株式型CFとの一番の違いは、「欲しいモノに投資をするか」か「欲しいものを持続的に生み出すシステム自体に投資をするか」のどちらを選ぶかの違いだと語る。

例えばですが、個人投資家が、1本の面白い映画を応援したいのであれば通常のクラウドファンディングでいいと思いますが、面白い映画を持続的に生み出していく、例えばPixarのような企業を応援したいのであれば、モノに対する一回限りの応援では無く、株式を持っているオーナーとして会社の目指す姿に対して継続的に応援できる株式型CFが向くと思います。

メルカリのような成功事例が波及を生む

メルカリが上場する前に投資できていたら「面白い経験だった」と今後もずっと語れるだろう。

波多江さんの仰る通り、まずは株式型CFで投資をしてみて良かったという顧客の成功体験を作り、自分もやってみようかなといった空気感を作るのが重要な観点だと考えています。顧客の成功体験が市場を活性化し、より多く人が株式型CFを通して会社を「応援」できる。そういった社会になれば良いなと考えています。

「どこに投資?」を解決するプラットフォーム

「どこに投資すれば良いのか分からない」が根底にあるので、そこを元キャピタリストがフロントに立っているイークラウドのような存在が流動性を高める役割を果たしていくと考えています。

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