1人で年商2億円！デザインサービスの革新的ビジネスモデル

フルタイムの仕事を持ちながら副業としてビジネスを始め、大きな成功を収めた起業家のBrett。デザインのサブスクリプションサービス「Designjoy」を立ち上げ、現在は年商2億円を達成した彼のビジネスモデルと成功の秘訣を詳しく見ていきます。従業員を一人も雇うことなく、自宅から効率的にビジネスを運営する彼の革新的なアプローチは、多くの起業家に新しいビジネスモデルの可能性を示しています。

たった1日で立ち上げたビジネス

Brettは、既存のグラフィックデザインエージェンシーのビジネスモデルに着想を得て、自身の得意分野であるウェブデザインとプロダクトデザインに応用することを思いつきました。

土曜日のたった1日で、Webflowを使用してワンページのウェブサイトを作成し、Trelloボードのシステムを構築。Product Huntでローンチし、すぐに反響を得ました。

フルタイムの仕事と並行したビジネス運営

Brettは「Designjoy」を立ち上げた後も3年半、フルタイムの仕事を続けました。月商1,280万円を達成するまで本業を辞めなかったのです。チームとのZoomミーティング中に自身のビジネスの仕事をこなしていたと語っています。

「私の仕事の優先順位は徐々にDesignjoyに移っていきました。3年半が経過した時点で、これは本当に持続可能なビジネスになると確信して、ついに転職を決意したんです」

実際、フルタイムの仕事を辞めた翌月には収益が倍増したといいます。

革新的な価格戦略とビジネスモデル

従来のデザイン事務所が時間単位で料金を請求するのに対し、Brettは全く異なるアプローチを取りました。「プロダクタイズドサービス」で月額制のパッケージを提供しているのです。クライアントは月額80万円のプランを選択すると、リクエスト数に関係なく定額で利用できます。

「多くの人がこれを単なるリテナー契約だと思いますが、そうではありません。リテナーは結局のところ時間単位での請求です。私のサービスでは、クライアントが1つのリクエストしか出さなければ時給80万円になることもあれば、たくさんのリクエストを出せば時給48,000円になることもあります」

効率的な運営システム

Brettのビジネスモデルは驚くほどシンプルです。クライアントはサービスに登録すると、すぐにTrelloボードにアクセスできます。そこでデザインリクエストを投稿し、Brettが1つずつ対応していきます。

特筆すべきは、クライアントとのコミュニケーションを完全に非同期で行っている点です。定期的なミーティングやビデオ通話は一切なく、テキストコミュニケーションも最小限に抑えています。

「1つのリクエストに30分から1時間かけて作業し、クライアントにデザインを送って、フィードバックをもらいます。これを20のクライアントに対して繰り返すだけです。ミーティングは一切行わず、Slackでのコミュニケーションも最小限に抑えています。すべての作業は非同期で行われるため、1日中デザイン作業に集中できるんです」

ランニングコストと効果的な集客戦略

このビジネスの運営コストは月額約3万。驚くほど低額です。

• Figma（デザイン）

• Webflow（ホスティング）

• Adobe

• Shutterstock（最も高額な月額16,000円）

• Trello

• Airtable（無料版）

マーケティングにおいても、Brettはコストを最小限に抑えています。最初の顧客獲得はProduct Huntでの公開がきっかけでした。現在は主にTwitterを通じて見込み客を獲得しており、ツイートするだけで新規リードが生まれる状況を作り出しています。

ワークライフバランスの実現

Brettの1日のスケジュールは、多くの起業家が羨むものです。朝7時30分に起床し、午前中は子供たちと過ごします。実際の仕事は11時30分から始め、午後4-5時には終了。夜は家族との時間や趣味の時間に充てています。

「金曜の夜は友人や家族とビデオゲームを楽しむのが唯一のルーティンです。それ以外は特別な決まり事はありません。時間管理が上手いわけではないのですが、このシンプルな生活リズムが私には合っているんです」

成功への心構え

Brettは自身の経験から、起業家としての自信の重要性を強調しています。

「私はかなり不安を抱えた起業家でした。自信があるように見えるかもしれませんが、実際はそうではありません。月商1,000万円を達成するまで本業を辞めなかったのも、その不安の表れでした」

この経験から、彼は新しく起業する人々に次のようなアドバイスを送っています。

「自分を信じることが何より大切です。私の場合、自信が持てていれば2年前に今の成功を手にしていたかもしれません。不安は成長の妨げになることがあります」

インサイト

まず、プロダクタイズドサービスという形態です。これはクライアントとサービス提供者の双方にメリットをもたらします。クライアントは予算を予測しやすく、サービス提供者は時間管理の柔軟性を得られます。

またBrettは、自分の得意分野に特化することの重要性を説いています。「どの業界にいても、自分が得意で速くできることを見つけ、そこにフォーカスすることが重要です。私の場合、デザイナーとして多くのことができましたが、ブランディング、プロダクトデザイン、ランディングページデザインに特化しました。それ以外のことは扱わないようにしています。」

次に、新しいプロジェクトを始める際は、最小限の労力でまず始めることを推奨しています。「完璧を求めすぎず、まずは最小限の形でローンチし、そこからフィードバックを得て改善していく方が、何ヶ月もかけて完璧なものを作ろうとするよりも効果的です」

このビジネスモデルは、特にデジタルサービスを提供する個人事業主にとって、大きなインスピレーションとなるでしょう。自動化と非同期コミュニケーションを活用することで、1人でも大規模なビジネスを運営できることを証明しているからです。

もっと詳しく知りたいという方は、ぜひソースの動画もチェックしてみてください！

https://www.youtube.com/watch?v=dXKzST0FE-A

「英語だからわからないけどこの人のストーリーを知りたい」などありましたら、ぜひコメントください！