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わずか2年でゴーストライティング事業を年商1億6000万円まで成長させた方法

わずか2年で年商1.6億円を達成したゴーストライターのMarcosの物語をご紹介します。セールスが得意ではなく、内向的な性格だったからこそライターの道を選んだという彼が、どのようにしてTwitterゴーストライティングエージェンシーを立ち上げ、月商1,000万円のビジネスを構築したのか、その具体的な戦略と成功の軌跡に迫ります。

ゴーストライティングとの出会い

Marcosが最初にインターネットビジネスと出会ったのは19歳の時でした。軍の基礎訓練中に友人から株式投資アプリを紹介されたことがきっかけです。その後、ドロップシッピング、アフィリエイトマーケティング、暗号資産取引、ブログなど、様々なビジネスに挑戦しましたが、大きな成功には至りませんでした。当時、彼の手元には32万円ほどしかなく、厳しい状況でしたが、「必ず成功できる」という強い信念を持ち続けていたと語っています。

内向的な性格を活かしたビジネスモデルの発見

「私はセールスが得意な人間ではありませんでした。内向的な性格だったからこそ、ライターになることを選んだんです」とMarcosは語っています。

彼が気づいたのは、多くの起業家やCEO、インフルエンサーたちが、時間の制約からゴーストライターを必要としているという事実でした。特にコーチやコンサルタント、教育関連企業は、コンテンツを収益化しやすい業態であることから、主要なターゲット層となりました。

提供するサービスには、バイラルクリップやビデオの再編集、ポッドキャストの要約、長文投稿、記事作成、リプライ管理、スペースの設定サポートなど、幅広いコンテンツ作成が含まれています。各業界に最適なコンテンツフォーマットを見極め、クライアントごとにカスタマイズしたアプローチを取っています。

最初の一歩と投資の決断

最初の顧客獲得はUpworkから始まりました。その実績を活かし、TwitterのDMで1日100〜200件のアウトリーチを行い、数週間後に月額16万円の顧客を獲得します。最初は大きな成果を出せなかったものの、クライアントから「7件の無料トライアル登録を獲得できた」という証言を得て、それを次の営業活動に活用しました。

その後、月額48万円の顧客を獲得し、その報酬を全額、より高額なコースへの投資に回すという決断を下します。このクライアントで初めて大きな成果を上げ、毎週バイラルコンテンツを生み出すことに成功。1つのスレッドで320万円から480万円の売上を生み出し、クライアントの投資回収期間を大幅に短縮することができました。

「月額32万円のコース受講料に対して、月額48万円の顧客がついた時点で、やっと生活できる程度の収入になりました」とMarcosは当時を振り返っています。

急成長を支えた3つの営業戦略

Marcosは以下の3つの営業アプローチを組み合わせて成長を加速させました:

  1. コールドDM:1日100〜200件の新規アウトリーチ。プロフィールを確認し、具体的な称賛とオファーを送り、押しつけがましくならない配慮をしています。

  2. ウォームDM:自身のコンテンツにエンゲージしているフォロワーへのアプローチ。まずは質の高いコンテンツを投稿し、実践していることを示すことから始めています。

  3. ホットDM:興味を示して自ら連絡してくる見込み客への対応。これらの3つのアプローチを日々継続的に実施することで、1日2-3のツイートとスレッドを組み合わせた効果的な営業活動を展開しています。

チーム構築とスケーリング

現在のThe Bird Houseは月商1,120万円、利益率60%を達成し、以下のチーム構成で運営されています:

  • シニアライター2名:主要なコンテンツ作成を担当

  • ジュニアライター1名:基本的なコンテンツサポート

  • オペレーションマネージャー1名:元アシスタントから昇進

  • セールス担当1名:新規顧客開拓担当

チーム構築において特筆すべきは、採用プロセスです。Twitterで募集を行い、実際のスレッド作成タスクを課すことで、ライティングスキルと文化的フィット感の両面から候補者を評価しています。

使用ツール群

効率的な業務運営のために以下のツールを活用しています:

  • Google DocsとSheets:基本的な文書管理

  • Canva:デザイン作成

  • Hemingway:文章の改善と簡略化、読みやすさのレベルチェック

  • Hypefury:ツイートのスケジューリングとクライアントアカウント管理

  • Notion:企業ダッシュボード、CRM管理、クライアントハブの統合管理

インサイト

この事例から学べる重要なポイントは、内向的な性格を必ずしもビジネスの障壁にする必要はないということです。Marcosは自身の性格的な特徴を理解し、それを強みに変えることで成功を収めました。

特筆すべきは、彼のフォーカスの置き方です。多くのゴーストライターがフォロワー数の増加にフォーカスする中、Marcosは「クライアントの収益化」という明確な価値提案を打ち出しました。「クライアントが支払う金額以上の売上を生み出せれば、永続的な関係を築ける」という彼の考えは、ビジネスの本質を突いています。

また、「戦術の収集」から「実践」へのマインドセットシフトも重要な示唆を与えてくれます。計画を立てることも大切ですが、実際に行動を起こし、6ヶ月から12ヶ月という長期的な視点で継続することが、真の成功につながるということを教えてくれています。さらに、「シャイニーオブジェクト症候群」(新しいものに次々と手を出してしまう傾向)との戦いも重要な教訓として挙げており、1つのことに集中し続けることの重要性を強調しています。

もっと詳しく知りたいという方は、ぜひソースの動画もチェックしてみてください!

https://www.youtube.com/watch?v=trNGj1BN1GU

「英語だからわからないけどこの人のストーリーを知りたい」などありましたら、ぜひコメントください!

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