【kintone devCamp Vol.21 @東京 - Twilio × kintone (ちょっと上級編)】 に参加してきました
kintoneとTwilioの連携です。
予習もそこそこに参加したのですが、終わってみての感想はというと、
「Twilioとkintoneカスタマイズの親和性すごい」
です。
ブラウザから外線電話をかけることができる
Twilioについてざっくり引用しますと、
Twilioを利用すれば、既存の電話会社との契約は不要になります。 みなさんは、Twilioのアカウントを作成するだけで、日本を含む世界100ヵ国以上の電話番号を取得することができます。 もちろんその番号を使って、Twilio経由の電話の受発信が可能です。
というもの。大きな特徴としてプログラムを使って電話やSMS、FAXなどを制御できるという点があります。
一点突破でわかりやすい。
要するにアカウント登録してすぐ使えるようになるクラウド上の電話ということです。
Twilioをkintoneの一機能として考える
面白いなと思ったのは、kintoneとTwilioを連携するのではなく、Twilioをkintoneの一機能として組み込んでしまえ、という発想。
プラグインなんかは元々そういう考え方ですけど、独立したサービスとの連携ではなく組み込みのように扱ってしまえというのは良いですね。
実際にサラピンの状態から作り始め、3時間ほどの作業でブラウザから自分のスマホと通話ができたときは静かに感動しました。
チュートリアルを含めての時間なので、実際にはもっと短時間でできるはず。
通話の録音などもやればできるようなので、夢は膨らむ一方に思える。
対応ブラウザがChromeのみだったり、SMSを日本の電話番号に送るためには条件があってあえて外国の番号取得を取得するなどの工夫が必要だったり、課題もいくつかありそうですが、現時点ではそれはもうそういうものだとして使えばいいかなと。
kintoneプラグイン化は?
単純にこういう結果がわかりやすいカスタマイズは楽しいですね。
ただTwilio側にもあるていどコード書く必要があるんですよね。正直これができる人ならkintoneカスタマイズもできますよねと。
あえてプラグインを作るならクライアント側の電話機としての機能を充実させたいなと感じます。
保留や通話の録音とか留守番電話などですね。
でもこういうインフラ的なソフトウェアって例外系の処理をものすご~~~~~~~く厳密に作らないといけないので、”ちょっと作ってみた”だとあとあと大変なことになるんですよね。
むかしガラケーのデバッグをしていた友人が通話が切れるタイミングの検証をしていてやさぐれてました……。
でも挑戦しがいはあると思うので、”ちょっと作ってみた”をやってみようかと思う次第。
そんな感じでーす。
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