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【Cursor入門4】AIで開発の環境整備をやってみよう!|動画紹介
皆さん、こんにちは!
AIを搭載したコードエディター「Cursor(カーソル)」の動画を紹介するシリーズの第4弾です。
今回はYouTube動画「【Cursor入門4】AIで開発の環境整備をやってみよう!」の内容をご紹介していきます。
詳しい内容が気になった方は、動画本編をチェック🎬
シリーズをまとめて見たい方はこちらから✅
それでは行ってみましょう!
AIを使った開発環境整備
今回の動画では何をするかと言うと、AIで開発環境整備をやってみたいと思います。
4回目ともなると慣れてきたかもしれませんが、今回も 「まずAIに聞く」ことを念頭に置いて作業を進めていきます!
AIエディター「Cursor」を使って、Pythonの開発環境を構築する方法を解説していきます。
そしてなんと今回、ターミナルを一切起動せずに、Google検索も一切せずに環境構築ができちゃうんです!
AIに質問しながら、Pythonのインストールからパス設定、バージョン切り替えまで、開発に必要な環境整備をCursorだけで完結させてみましょう。
Python3とPython : システム用と開発用を使い分けよう
それでは、まずはPythonをインストールするところから始めましょう。
と言っても、実はこのPC(M3 MacBook Air)には元々Pythonが入っています。
しかし、これはMacのシステム用のPythonのため、Homebrewで開発用のPythonをインストールしたいです。
ということで、インストールしてもいいかどうかまずはAIに聞いてみましょう!
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![](https://assets.st-note.com/img/1732606684-vlw6fMoz0qmkI7CSdgBXaNTU.jpg?width=1200)
「HomebrewでPythonをインストールすると、元々入っているPythonとは別の環境が作れる」との回答がありました。
ということで、HomebrewでPythonをインストールしてみましょう!
ちなみに、きちんとやり方も教えてくれました。
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Z Shellとは : ターミナルとシェルについて理解しよう
インストールする前に、Z Shell(ズィーシェル)について少しだけ説明します。
Pythonの開発環境を整える際に、Z Shellというものが登場します。
Z Shellはシェルと呼ばれるものの1種で、ターミナルとほぼ同じものと考えて良いです。
ターミナル・・・コンピューターに文字で指示を出すためのツール
シェル・・・ターミナル上で動作し、ユーザーが入力したコマンドを解釈して実行するプログラム
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MacではZ Shellが一般的に使われていますが、あまり深く理解する必要はありません。
とりあえず、「シェル」と呼ばれるものがあり、それがターミナル上でコマンドを実行する役割を担っているということを知っておけば十分です。
後ほど、このZ Shellを使ってPythonの呼び出し方法を設定する場面があるので、頭の片隅にZ Shellを置いておいてください!
![](https://assets.st-note.com/img/1732684048-IfkVu8evMLn4Ejlmq7CRQXy3.jpg?width=1200)
実践①HomebrewでPythonをインストール
それでは、Pythonのインストールに入っていきましょう!
ここでも、AIに質問しながら作業を進めていきます。
まず、AIチャット欄に「brewを使ってPythonをインストールしたいです」と入力します。
![](https://assets.st-note.com/img/1732684300-VKCRzourflIsX4D1BUy5LmaH.jpg?width=1200)
すると、AIがbrewコマンドを提案してくれます。
最新バージョンをインストールしたい場合は、「@マークの後のバージョン指定は必要ですか?」とAIに確認します。
![](https://assets.st-note.com/img/1732684695-uY5q2scaoyGJgLhFPBH8it0l.jpg?width=1200)
AIからバージョン指定なしで最新版がインストールできることを確認し、「brew install python」を実行すると、インストールが始まりました。
とっても簡単ですね!
ただし、AIが提案したコマンドをそのまま実行するのではなく、都度AIに確認しながら進めることが重要です。
実践②パス設定で呼び出し方法を設定
これでPythonのインストールが完了しました!
それでは次に、システムに元々入っているPythonと、brewでインストールしたPythonを区別するために、パス設定を行います。
パス設定とは、コマンドを入力した際に、どのディレクトリにあるプログラムを優先的に実行するかを指定することです。
1. パスを確認する
まずAIに、設定したい呼び出し方法をできるだけ具体的に伝えます。
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AIから、brewでインストールしたPythonのパス(場所)を確認するように指示されます。
コマンドを教えてくれますが、[Run]ボタンを押しても簡単に実行できます!
![](https://assets.st-note.com/img/1732685621-kfIO7HcYwbD5mpldGsKayJqX.jpg?width=1200)
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これでパスの確認ができました!
2. エイリアスを設定する
次にAIから、Z Shellの設定ファイルにエイリアスを設定するコマンドが提案されます。
提案されたコマンドを実行し(もしくは[Run]ボタン)、設定を反映させます。
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3. 設定を反映させる
設定が完了したら、設定を読み込んで反映させます。
こちらも、提示されたコマンドを入力するか[Run]ボタンで実行できます。
![](https://assets.st-note.com/img/1732686531-g7D4zZmRWixqhwTHajrLcfbX.jpg?width=1200)
4. 動作確認
最後に、設定した通りに動作するかどうか確認しておきましょう。
「python --version」コマンドを実行し(もしくは[Run]ボタン)、brewでインストールしたPythonのバージョンが表示されることを確認します。
さらに、以前に作成したPythonプログラムを実行し、brewでインストールしたPythonで動作することを確認します。
![](https://assets.st-note.com/img/1732686785-9x0ifqtsdB5ODUuvN6WZw8Je.jpg?width=1200)
これで、 Cursorを使ったPythonの開発環境構築の完了です。
以上の手順により、別々の呼び出し方で異なるバージョンのPythonを使い分けられるようになりました!
少しややこしい手順でしたが、AIに教えてもらいながらなので簡単にできたのではないでしょうか。
まとめ : AIで環境整備も簡単!
今回は、Cursorを使って開発の環境構築をやってみました。
ターミナルやGoogle検索を使うことなく、無事Pythonの開発環境を構築できました!
AIとの対話を通して、コマンドの意味や注意点などを理解しながら進めることができるので、初心者の方でも安心して進められそうですね。
AIを使った開発はまだまだ発展途上ですが、 Cursorのようなツールを使うことで、より簡単に、より効率的に開発を進められるようになる可能性をひしひしと感じます!
ぜひ皆さんも、この動画を参考にCursorを使って開発環境を構築し、AIを使った開発を体験してみてください!
動画では実践編の内容をわかりやすく解説していますので、ぜひ動画で視聴して理解を深めてみてください。
🎬動画を見てみる
📌YouTubeを覗いてみる
それでは、また次回の投稿でお会いしましょう!