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T型人材の育成を目指す!Techpitを使った開発実務で活躍できるエンジニアの育成方法について聞いてみた。
今回は、株式会社ponion取締役の三股様に、Techpitの活用した育成方法をお伺いしました。
Techpitの使い方のみならず、工夫したことや育成理論までお聞きできましたので、ご興味のある方はぜひ読んでみてください。
企業紹介
株式会社ponionは2019年3月に創業の会社で、「人に寄り添ったプロダクト作りで全ての人たちの生活を豊かにする」を目標に、全てのユーザーに価値のある体験が提供できるようなプロダクトづくりに努めている。主な事業内容は、Webアプリケーション並びにスマートフォンアプリケーションの企画・開発・運営で、現在、自社サービス開発と受託業務の2本柱で展開。
お問い合わせのきっかけ
Q:どういう背景で、Techpitにお問い合わせいただいたのでしょうか?
新しく採用したエンジニアメンバーを「実務レベルまで育てたい」と「スキルレベルを測りたい」という背景で、Techpitを検討しました。
まず実務レベルまでに育てるに関してですが、私自身が開発業務等で忙しく教材を作るなどの時間はありませんでした。一方で外部の教材の利用を検討しても実務まで引き上げてくれそうな教材が見当たりませんでした。
ただ少しだけ社内で演習を用意したことがありますが、作成やレビューに手間がかかったため、効率的ではなかったです。
次にスキルレベルを図りたいに関しては、まだ人事制度を作っておらず、育成の中でスキルレベルの確認しようと考えていました。
そしてそのようなことを考えていたタイミングで、知り合いのエンジニアがTechpitを使って勉強したと聞いて、Techpitを初めて知りました。そしてサイトを見たところTechpitをこなすことで、実践力の習得とどのぐらいの理解度を持っているかを確認できるかと思いました。
ご導入の決め手
Q:実際Techpitを検討してみて、どの辺がご導入の意思決定に繋がったのでしょうか?
大きく2つあって、「実践に入るまでつなぎとして活用できそうだった」のと「Laravelの教材が豊富に取り扱っていた」ためです。
Q:どういう点で実践までの繋ぎと思われたのでしょうか?
アプリケーションの実践開発においては、要件定義などの上流工程からコーディングに至る下流工程まで様々な工程がありますが、そこに対しTechpitは特に下流工程を任せるにあたって有効だと判断しました。
例えば、ある人に「こういう機能を作って欲しい」という粒度で仕事をお願いしたら、プレーンなPHPで作ることもあるだろうし、フレームワークを使うこともあるだろうし、ライブラリを使うこともあると思います。
しかし、そもそもエンジニアがこれらの実装手法を引き出しとして持っていなければ、選択肢にあがることすらなくなってしまいます。
開発の場において、解決すべきイシューに対して、リソースや規模感など様々なことを考慮して、適切な選択をする必要が出てきますが、この選択を行うために、担当者がどれだけ引き出しを持っているかがとても重要だと考えています。
この引き出しが多ければ、任せられるイシューの幅も広がりますし、大きなイシューを解決できます。
そしてTechpitを使うことでこの引き出しのパターンを習熟できると判断し、実践までの繋ぎに良い学習になるかと思いました。
Q:Laravelの教材が豊富とのことでしたが、豊富と判断された基準をお聞きしたいです
お問い合わせ後に学習ロードマップを組んでいただいたものを見て、幅広い領域をカバーしていたため豊富と認識しました。
その幅広い領域とは、どういうことかと言いますと、「プレーンなPHPの開発」から始まり、「オブジェクト指向の教材」、「PHPとLaravelの開発の違いを学ぶ教材」、「LaravelとVue.jsの教材」、「LaravelとAWSの教材」、「決済機能開発」、「CircleCIを組み込む教材」「テスト駆動開発」など各教材にテーマがあり、これを見て豊富だと思いましたね。
そして他のサービスも検索しましたが、費用感や扱っている技術的に一致したのでTechpitに決めました。
受講後の成果について
Q:Laravelの教材を受講してみて、受講者さんがどのような開発に着手することになりましたか?
受講後は、Laravelを使った社内案件(自社開発)に携わってもらい、十分自立して開発が進められていますね。
あともう一つはSymfonyを使ったECサイト受託開発のプロジェクトに参画してもらっています。こちらも新しいフレームワークにも関わらず、スムーズに進んでいて自立できています。Laravelのフレームワークを学び、フレームワークの特徴を抑えたことで、現在はSymfonyのお作法まで掴み、開発に携わっています。
Q:教材を導入しても学習を実行させることが困難だと思います。どうやって学習進めてもらいましたか?
業務の時間内で、1ヶ月間の研修時間を確保しました。がっつり1ヶ月取ることで最速で修了させて実践に入ってもらうことを目指しました。
Q:ただ時間を取っても上手くいく場合とそうでない場合が存在すると思います。上手く進捗するためにどのように取り組みましたか?
まずは自分で一つひとつの物事を分解できる・事象に対し疑問を持てる受講生本人のマインドが良かったという条件もありましたが、私の方では2つのアプローチをしました。
まずは社内で面談を実施し、1教材が終わるたびに面談しました。
面談の内容としては、教材の中からワードを取り出して、そのテーマについて技術的質問しました。例えば、オブジェクト指向の教材を学習したときに「多態性やポリフォーリズムってなんですか?」などを聞いて習熟度のチェックをしていました。この時間で、導入前の目的であったスキルレベルを測りたいを実現できました。
もう一つは、小さく確認する目的で朝会や夜会で確認しました。項目としては、「何に取り組むか」「どこまで終わったか」「困ったこと」の3つで、積極的に確認を行うことで、学習状況を上手く把握し進められたかと思います。
今後の行方
Q:今後どのような開発組織、ひいてはどのような育成環境を作りたいですか?
少数精鋭寄りの組織なので、個々が越境してパフォーマンスを発揮できるようにしたい、フルスタック気味に開発組織を作っていきたいです。
そのためにTechpitを使うことで、アプリケーション開発だけではなく、テストやCI/CD広く触っていけるのが良いと思っています。
Q:スキルを身につけるのに安易に広げることに不安を感じますが、その中でなぜ広く触っていくことがよいと考えているのですか?
というのも、アプリケーションエンジニアでもインフラを全く理解せずに実装するっていうのは難しく、本番の構成でキャッシュはこうしないといけない、データベースはこうしないといけないみたいな意識をしないといけない部分もあったりする。
アプリケーションを極める上でも、インフラのことは分かっていてほしいし、逆にインフラを極めるにしても、アプリケーションがどういうことをやるかを理解してほしい。そういう意味で1つの専門を持ちながらでも、浅くてもいいから広く知ることも大事。
ただ広いだけで良いと考えてはいなく、1つの分野の専門的知識を持った上で広い知識もあるT型人材や2つ以上の専門的な知識を持つπ型人材のようなスキルセットを身に着けてほしいと思っているんですよね。
またそうして広く触っていった結果、PHPを深ぼっていくのも嬉しいですし、SREみたいな領域を深ぼっていくのもよい。色々分かるけどこれが自分の強みみたいなのも見つけ出してほしい、それも狙いですかね。
あとさっきの話と重複しますが、実務で使える引き出しの数を増やしておいてほしいですね。なので広く学んでほしいと思っています。
例えば本番で事故が起きました、じゃあ事故を減らすためにはどうしたらいいですか?じゃあいままで人力でテストやっていたものをテスト駆動にしましょうとかテストの自動化やりましょうとかって本人が経験があるかどうかで、そこの採用ハードルが大きく変わってくるかと。
自分もエンジニアなのでそういう経験があるのですが、以前こういう技術聞いたことあるな、こういう技術触ったことがあるなっていうものがあると、まずはそれを動かしてみて、そこからじゃあどういうことをやっていけばいいのかを深堀りしていくというのはやりやすいので、取っ付く部分はできるだけハードルを下げることが大事だと思っています。
そのためにテストってそもそも何なのか?テスト駆動ってなんだろう?とかをまず知っておいてほしいというのが大きいですね、少しでも引き出せるようにしておく状態にしたい。
そのきっかけをメンバーにも作ってあげたいと思い、広く学んでほしいというニュアンスになります。
取材後記
T型人材の育成するための方針をお聞きできた取材になりました。特に広く学ぶ意義に関しては、意外性がありこの記事を読んでいただいた皆様にも何かしらの学びを伝えられたのではないかと思っております。
株式会社ponionの三股様、取材にご協力いただきありがとうございました。感謝しております。
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