五十嵐邦明氏の著書『Railsの教科書』がTechpitに公開!公開背景をまとめました
こんにちは!Techpitの辻岡です。
2/15(月)に、複数の企業でシステムの全体設計や、技術顧問、新人研修設計、さらには一橋大学の非常勤講師を務めてきたRuby, Railsエンジニア五十嵐邦明氏(※以下五十嵐さん)の著書『Railsの教科書』をTechpitで公開することになりました。
https://www.techpit.jp/courses/143
そこで今回このnoteでは、公開に至った背景や公開内容をご紹介いたします。
五十嵐さんのご紹介
まず、五十嵐さんのご紹介です。
五十嵐邦明さん / Kuniaki Igarashiガーネットテック373株式会社/ GarnetTech373, Inc.
フリーランスのRuby, Railsエンジニア。2003年、Rubyで書かれたWeb日記アプリtDiaryを使い始めてRubyistになる。一橋大学の非常勤講師として2012年から2年間、RubyとRailsを教える。受託開発会社、Webサービス開発会社CTOなどを経て2017年4月よりフリーランス、2019年7月ガーネットテック373株式会社を設立、同社代表取締役社長。RubyWorld ConferenceやRubyConf台湾などで講演。島根県Ruby合宿、Rails寺子屋、Rails Girls, フィヨルドブートキャンプ, 大名エンジニアカレッジなどで講師を行う。著書に『ゼロからわかる Ruby超入門』、『Railsの教科書』、『パーフェクトRuby on Rails[増補改訂版]』、『RubyとRailsの学習ガイド』ほか。
五十嵐さんのプロフィールページ
Techpitでの公開の背景
Techpitは「アプリケーションを作りながらプログラミングを学ぶ」をコンセプトに、Ruby on RailsやLaravel、Vue.js/ Reactなどの技術でアプリケーションを開発する過程でプログラミングを学ぶサービスです。
例えば、『【Ruby on Rails 6】Instagram風簡易SNSアプリを作ってみよう!』の教材では、Railsでインタグラム風SNSアプリケーションを作りつつ、MVCやCRUD機能の実装方法を学べます。
※参照:『【Ruby on Rails 6】Instagram風簡易SNSアプリを作ってみよう!』の2章の2項「MVCについて学ぼう」
ただ今回、五十嵐さんの教材が公開するに至ったのは、一言でいうとアプリケーション開発とセットでRailsの学習サポートをしたいという背景です。
Techpitの教材には、インタグラム風SNSやTinder風マッチングアプリのようなアプリケーションを作りながら概念の解説はしつつも、受講生さんがアプリケーション開発につまづくことはないとは言い切れず、つまづいたときに改めて基礎に振り返られるように、五十嵐さんの『Railsの教科書』がいわばアプリケーション開発のお供として、Ruby / Ruby on Railsの学習をサポートできればと思い、五十嵐さんに公開していただきました。
※Zoomでの打ち合わせの様子です
教材内容
『Railsの教科書』の教材をご紹介いたします。
本教材は、RailsでWebアプリ開発を読み進めるために、プログラミング初学者へ向けて、RailsおよびWebアプリの仕組みを解説した教材になります。
本教材では、Webアプリケーションがどういうものなのか、何ができるのか、どのような仕組みで動いているのかを解説され、発展教材を読み進めるための基礎知識を身につけることを目指しています。
ちなみに本教材は、五十嵐さんが一橋大学で行ったRubyとRailsの講義で使われた資料を書籍の形式にまとめ、最新のRails6へ対応させたものだそうです!
その講義では初めてプログラムを書く学生さんが多かったそうで、学生さんたちがつまづいた箇所について補足して作られているとのことなので、プログラミング初学者さんにフィットしそうですね!
https://www.techpit.jp/courses/143
五十嵐さんのコメント
また今回noteを書くに改めて、五十嵐さんにコメントをいただきました!ありがとうございます。
『Railsの教科書』はRailsでリクエストを受けてからレスポンスを返すまでの処理の流れを、図をつかってわかりやすく説明します。最もかんたんなRailsの資料を目指して、処理の流れや自動で生成される多数のファイルの中から利用するものの意味を解説し、Railsを学ぶための基礎知識を説明します。Railsを学びはじめる方々の、理解の手助けになればとても嬉しく思います。
まとめ
今回、五十嵐さんに『Railsの教科書』を公開いただけて嬉しいです。感謝しております!公開背景にも綴ったので繰り返しにはなりますが、受講生さんには、「アプリケーション開発のお供」として、Railsの学習のサポート的に『Railsの教科書』を読んでいただけたらと思っています。
ちなみに『Railsの教科書』はサブスクリプションプランの対象になりますので、アプリケーション開発とセットで、お得に学習できるかと思います。
以上、ここまで記事を読んでいただきありがとうございました。
最後にTechpitでは、アプリケーション開発のハンズオン教材や短編シリーズの設計教材、自作教材の持ち込み公開など様々な形で教材を公開できます。有償での著作物公開にご興味がある方は下記のページよりご登録くださいませ。