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35歳未経験からエンジニア転職を決めた安藤さんが自身のポートフォリオを徹底分析!Techpitを活用すればポートフォリオはさらによくなる!


こんにちは、Techpit Magazine編集部のタカヤンです!

今回は、未経験からエンジニア転職を成功させた学習者の方にインタビューをしようという企画の第一弾です!

「どんなポートフォリオを作ればよいか迷っています」や「転職までの学習で何をやるべきかを知りたい」という方にはもってこいの内容となっているので、よかったら学習の休憩にでも読んでいただけると新しい発見があるのかなと思います!


インタビュイー紹介:安藤さん
腕時計の世界にハマって人生をマジメに考えるようになり、35歳業界未経験で学歴職歴実績ほぼほぼゼロキャリアからエンジニアに転職。2020年7月より自社受託会社でサーバーサイドエンジニアとして自社サービスの開発に携わる。


1 / 映画「ソーシャル・ネットワーク」より発想を得たポートフォリオとは

ー さっそくですが、どんなポートフォリオを作成したのかご紹介いただいてもよろしいでしょうか?

安藤さん:自分が作ったのは、Litasといういろんな人のToDoリストを見ることができるサイトです。

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安藤さん:作成の背景としては、第一志望の企業からポートフォリオの課題で「自分の趣味で、Todoがあって、ログイン・ログアウトがあって、他社のAPIを使ったサービスを作ってくれ」という要求からです。

正直な話、自分の趣味でTodoがあってみたいなのだと、つまらないサイトしかできないじゃんと思いました。

そこで、どうにかできないかなと考えていた時期に、たまたまFacebookの誕生秘話を映画にした「ソーシャル・ネットワーク」を見てアイデアを思いつきました。
安藤さん:SNSみたいに自分のリストを他人に見せびらかすというサービスを作ったら面白いんじゃないかと!

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説明)実際に開発したポートフォリオのTOP画面

安藤さん:他人のリストを見れて、いいねをつけることができるシンプルなサービスです。機能はあえて少なくして、リストを作成できて、他人のリストを見れるだけにしました。

なるほどです、ご紹介ありがとうございます!

実際に私もLitasでリストを投稿してみましたが、とてもシンプルな作りになっているので、どこで何をするのかが分かりやすく良かったです。


2 / ポートフォリオの作成において意識するとよい3つのポイント

ー 次にですが、ポートフォリオを作成する上で工夫した部分であったり実際に評価された部分も教えていただけますか?

安藤さん:分かりました、工夫した部分でいうとざっくりと以下の3点です。
・アイデア
・デザイン、UI/UX
・機能実装

アイデア

安藤さん:まず最初の「アイデア」に関しては、ありきたりなものではなく一捻りいれたものにすることで、実際に面接を担当してくださった方にも「とても面白いですね」と言っていただけました。

あと、これはたまたまかもしれませんが、「サーバーサイドエンジニアって大抵つまらない物しか持ってこないので、その点はすごく感動した」とも言われたので、少し工夫をするだけで大きな差別化になるんだなと思いました。

私の中で、アイデア出しの際に意識していたことが2つあります。

それは、「ユニークさ」「ニッチすぎない」です。

「ユニークさ」でいうと、他に似たようなサービスがあるかというのが大事なポイントになってきますし、「ニッチすぎない」でいうと、サイトを訪れた方がこのサイトで何ができるのか一目でわかるものになっているかということです。

この2点を押さえておくと、面接担当に刺さる良いポートフォリオができると思います。

デザイン、UI/UX

安藤さん:次に「デザイン、UI/UX」です。正直、これに関しては意見が分かれるかと思います。

ただ、エンジニアにもそれらが必要な昨今ということもありますので、余力があれば工夫をしておいて損はないと思います。

その結果、自分の場合は、ロゴであったり配色やサイトのレイアウト等を工夫したことを面接担当の方に気づいてもらいその姿勢を評価してもらえました。

ここでは、スキルうんぬんではなく、ユーザーにとって良いサービスを作ろうという姿勢が大事ですね〜。

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安藤さん:UXでいうと、ログイン機能の実装でよくあるメールアドレスとパスワードでのログインに加え、多くの人が使っているであろうGoogleアカウントからも簡単にログインできるようにしてみました。

機能実装

安藤さん:最後に、「機能実装」についてです。あくまで持論なので、参考程度に聞いていただければと思います。

今回作成したサービスでは、シンプルな機能実装に留めており、技術的に難しいことは特に行いませんでした。それでも、内定をいただけたというのには、何かしらの理由があるかと思い考えてみました。

それは、実装の意図と内容を深く理解しているということです。

面接では、当然のことながら「なぜこの機能を実装したのですか?」と聞かれます。その際に、しっかりと説明できるには、開発時にきちんと理解した上で実装を進める必要があります。

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安藤さん:なので、ここでは難しい機能を実装するよりも、技術を理解した上で説明できる方が大事なのかなと思います。


わかりやすい説明ありがとうございました!

ー 差し支えなければ、ポートフォリオを作る上で参考にしていたものも教えていただけますか?

安藤さん:全てを包み隠さずにいうと、今回作成したポートフォリオのベースはTechpitの教材です。その上で、他に必要な実装があれば、自分で調べながらやっていたので、Techpitの教材には大変お世話になりました。

Techpitの教材をやることで機能実装の選択肢が広がったのでとても良いなと思いました。単純に言語を学習する方だけでなく、何か作りたいものがある方も、作りたいものに近しい教材があればぜひやってみると良いのではないかなと思います。


3 / ポートフォリオを作成するまでの学習ロードマップ(はじまり)

ー ポートフォリオを作成するまでにどのように学習を進めてきたか教えていただけますか?

安藤さん:そうですね、お恥ずかしい限りですが、それこそ最初はそもそもエンジニアってなんなのかというところから始まりました(笑)

車のエンジンをいじる人かなみたいな?(笑)もちろん、Webエンジニアというジャンルは知りませんでした。

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安藤さん:そこから、先輩にインフラエンジニアがいたので、まずはインフラの勉強をしてみるかということで、学んでみたらこれはハードルが高く挫折しそうになりましたね(笑)

そのあと、色々調べていくうちにWebエンジニアがどうもよいということで、最初にRubyを学ぶことにしました。書籍やProgate、スクールとあらゆる手段を使って、「やってやるぞ」ということでよく頑張っていたと思います。

最初はインフラから学習に入られたんですね!人によって合う合わないがあると思うので、いろんな学習方法を試すのは良さそうですね。


4 / ポートフォリオを作成するまでの学習ロードマップ(転職活動中)

安藤さん:それからスクール在学中は、Ruby / Ruby on Rails をメインで学習していたのですが、転職活動に入ると、第一志望の会社がPHPでの成果物を求めていたこともあり、PHPの学習をはじめることにしました。

すでに一つの言語を身に付けていたので、新しい言語を学ぶハードルはそこまで高くありませんでした。それはPHPがRubyに近い言語だったということもあると思います。

スクールで学習したのはRubyで、転職活動はPHPだったんですね!

Rubyを学んでいたらRubyを使っている会社に行きたいと考えるのかなと思いましたが、PHPの会社を躊躇なく選んでしまうあたり安藤さんのチャレンジングな性格がよく出ていますね!

安藤さん:それでも、正直な話、最初はすごいハードル高いなと思っていました。その時は、自己アピールシートも履歴書も書いてなくって、かなりモチベーションが下がりかけていた時期でコードすら書いていなかった気がします。(Githubもその時期だけまっしろだったり、、)

そんな自分の状況に反して、第一志望の会社が求める人材は「プログラミングが趣味みたいなもので毎日コード書いてます」という人で、働いていた人もみんなキラキラしていたので、自分みたいなのがそこに入っていけるのかというのは頭の中にありました。

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ー 安藤さんにもそんな時期があったんですね。そこからどう立て直して第一志望に就職するまでにいたったのかもお聞きしたいです。

安藤さん:復活のきっかけはいたってシンプルでした。PHPの学習を始めて、実際にPHPで何かを作るという明確な目標ができてからエンジンがかかり始めました。

加えて、Techpitの教材が自分の作りたいもので、かつLaravelの教材が充実していたということも運がよかったなと思っています。

それまで目標が漠然としていたので、自分が何を作れば良いのか、何を勉強すれば良いのかというのが全然わからず、それがモチベーションを下げていました。

「明確な目標を持つ」とても大切なことですね!Techpitも少なからずお役に立てたようで嬉しい限りです、、。

安藤さん:ざっくり全体の学習手順をお伝えすると、以下のような感じで進めました。

1. PHPの基礎本を横に置き、ボードゲームカフェの検索サイトを作ってみる
2. TechpitのLaravelの教材を2~3個学習
3. ポートフォリオの作成

ご丁寧にありがとうございます!実際に何かを作りながら学ぶというのはやはりプログラミングと相性良さそうですね!


おまけ:エンジニアになろうと思った原点を振り返る

ー エンジニアになろうと思ったきっかけはなんですか?

安藤さん:業務で初めてエクセルを本格的にさわった時に、関数というものを使えばいろいろと面白いことができそうだなと思って、実際に業務改善をやったりしていたんですけど、こういうことを仕事にできたら面白いんじゃないかと思ったのがきっかけですかね。

そうだったんですね!

安藤さん:そこから、職場にいたインフラエンジニアの先輩にそういった経緯を話してみたら、「安藤は向いてるんじゃない」と言われて、プログラミングの学習をはじめました。

最後は、先輩からの一押しもあり、実際にはじめられたんですね。

ー ちなみに、安藤さんはどういったところにプログラミングの魅力を感じていますか?

安藤さん:これまでは、仕事のことを勉強するというのが納得できなくて、なんで業務時間外にこれをやらなければいけないのかと思うことも多々あったけど、プログラミングの場合、楽しいのでそれが苦ではなかったんですよね。

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なるほど、楽しくできるというのは何をやるにも大切なことですね!

今回は、直接でないとあまり聞けないようなリアルなお話をたくさんお聞きすることができ、とても楽しい時間となりました!

また、ぜひ色々とお話聞かせてください!改めてインタビューにお答えいただいた安藤さん、ならびに最後まで読んでくださったみなさまありがとうございました。

Techpit Magazine編集部 タカヤン


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