Techouseのエンジニアはオフサイトミーティングで何に取り組んでいるのか
採用チームでエンジニア専任担当をしている山城です。3人の子育てに奮闘しつつ、エンジニア候補者の方と日々カジュアル面談をしてTechouseのことを知ってもらう活動をしています。
そんな私が面談の中でよくいただく質問の1つに「オフサイトミーティングって何をしているの?」というものがあります。そこで今回は、2023年7月末におこなわれたオフサイトミーティングでのエンジニアチームの取り組みについてご紹介します。
Techouseはなぜオフサイトミーティングを開催するのか
Techouseは「世の中の課題を発見し解決する事業を創り続ける」会社として、日々モノづくりに邁進しています。その中で、創業当初からオフサイトミーティング(通称「合宿」)を開催し続けています。開催頻度は3ヶ月に1回、オフィスから場所をうつし、メンバー全員が参加します。
なぜ、高頻度にオフサイトミーティングを開催しているのか。私たちはこのオフサイトミーティングを自分自身・チームをアップデートするための場としてとらえています。
日々業務に取り組んでいると、目の前のことに集中してしまい、世の中や事業の変化にキャッチアップすることは難しくなります。そこで、オフサイトミーティングを通して事業やチーム・自分自身の現状を振り返り、メンバー全員の目線を合わせ、個々人が次の四半期も高いアウトプットを出せる状態になることを目指しています。
2023年7月のオフサイトミーティングは特別に「三大美徳ハッカソン」を企画!
プログラマの三大美徳とは
「プログラマの三大美徳」とはRuby の元になった言語である Perl の開発者Larry Wall (1954〜)氏が、その著書「プログラミング言語Perl」(オライリー・ジャパン刊) で提唱した考え方です。通常の社会人にとっては「怠惰・短気・傲慢」はネガティブな属性となりますが、プログラマにとっては真逆の価値を意味します。エンジニアの方にはおなじみかもしれませんね。
三大美徳ハッカソンで何をしたのか
これまでオフサイトミーティングではエンジニアメンバーが各プロダクトチームに分かれて過ごすことが多かったのですが、今回は一堂に会してハッカソンを開催しました。
私たちは「We Develop.」のビジョンの下、社会や人々に役立つモノづくりをし続ける会社です。そのビジョンを達成するために、上記の三大美徳になぞらえて
怠惰:役立つプログラムを書き、全体の労力を減らす
短気:今ある問題に対応することにとどまらず、将来の問題も想定してプログラムを書く
傲慢:高い自尊心を持って、他者から見ても恥ずかしくないプログラムを書く
という3つの思いでモノづくりにあたることをこのハッカソンを通して再確認しました。
メンバーそれぞれがエンジニアリングの原点に立ち返り、アウトプットする文化をより強めていくことを狙いとしています。
ルールは
制限時間: 5時間
お題は事前提出
チームではなく1人で作ります
と極めてシンプル。メンバーは事前に課題を持ち寄って、オフサイトミーティング当日を迎えます。
わかりやすいお題ではありますが、周囲が何を必要としているのかを知り、考え、時間制限を設けてモノづくりをするのは、エンジニアではない私であったとしてもかなりタフなチャレンジだと感じます。
現地では、関連性のあるお題のメンバー4~5名ほどでチームに分かれ、個々人がもくもくとモノづくりにあたりました。
夜はLT会で盛り上がるエンジニアたち
1日目のハッカソンでモノづくりに没頭したエンジニアメンバーたちですが、その夜は「LT会」も開催しました。
LT会はオフサイトミーティング時に開催するメンバー主導のイベントで、今回で3回目の開催となります。メンバー個人の取り組み(業務外の内容でもOK)を5~10分の時間で発表します。
エントリーは任意でやりたい人が自主的に発表するというスタンス。今回はインターンメンバーも含めて3人が発表を行ないました。
思いのある自律的なメンバーが発表をすることで、発表者本人がフィードバックを得られる場であるとともに、新しいチャレンジに取り組むメンバーから刺激を受けて自然とモノづくり文化が浸透している様が感じられます。
かつ、夜のラフな場でざっくばらんな雰囲気の中思いを語れるのも、メンバー主導のイベントだからこそですね。また別の機会に、どうしてLT会を開催しているのかや、発表の様子はお伝えしたいと思います。
2日目に必ずアウトプットを出す!ハッカソン結果発表
日が変わって2日目は、いよいよお披露目。創ったものをそれぞれ発表し、その後ディスカッションを行ないました。
オフサイトミーティングの最後には、山崎から社内全体に対してどういったものを創ったのかの発表もあり、おおいに盛り上がりました!プロダクトづくりへの寄与だけでなく、日々の雑務を簡単にするようなプログラムもいくつかあり、メンバーが歓喜していたのが印象的でした。
1日でそれぞれのお題を創り切ったメンバー、なによりお疲れさまでした!
ハッカソン実施後のメンバーの声
アウトプットを通して技術をより突き詰めていく
今回は、Techouseのエンジニアがオフサイトミーティングでどういった取り組みをしているのかをご紹介しました。
日々プロダクト作りをする中だと、長い時間軸の中で大きなアウトプットを出す必要があるため、モノづくりの手触りが感じられない場面もあるかもしれません。それに対して、まずは身近な場面から周りに必要なアウトプットを出していこうという今回のハッカソンや、有志によるLT会の開催によって、今後も個々人がモノづくりと向き合い、チームとして大きな成果が出せるエンジニア組織になっていけたらと思います。
そんな私たちTechouseに少しでもご興味あれば、複数ポジションでまだまだたくさんの仲間を募集していますので、気軽にエントリーください。さらに具体的な制度や会社のカルチャーをカジュアル面談でご紹介させていただきます。