新卒採用の”今”
どうも、こんにちは!
Mです。
本日は、昨今の新卒採用におけるマーケット変化と
伴う、予見について、書きしたためていこうと思います^^
IT業界の人事担当の方も、是非CHKしてみてください!
25年卒は「売り手市場」が続くのか?
まずは25年卒採用(来期内定)の予見からお話しさせていただきます。
学生調査を手掛ける株式会社ディスコの「2024年卒採用 内定動向/2025年卒採用計画調査」によると
全国の主要企業約1200社の56.5%の企業が「今年度並み」と回答。
〈NHK NEWS WEB / 2023年11月3日〉
さらに「増える」が21.7%の一方、「減る」は4.1%。「増加」が「減少」を大きく上回っています。
24年卒は「売り手市場」だと言われていただけに、ますます学生優位の採用市場になるというわけです。
日本企業の業績回復に加え、少子化が進んでいるのでその傾向は当然なのですが、そうした流もあり、内定の早期化も加速しているのです。
企業が学生に内定を出し始める予定の時期を尋ねると、最も多かったのは「3月」で22.0%。
次いで「4月」が20.2%。
24年卒の実績では4月が最も多かったので、前倒しの傾向となりそうです。
また「12月以前」という企業も、何と11.9%。
これは、今年の4月に「採用直結インターンシップ」が解禁されたことも大きいのではないかと予想しています。
「1月」や「2月」と答えた企業も24年卒の実績より増えているので、就活の早期化はさらに進んでいくでしょう。
「青田刈り」から「青田創り」へ
就活の早期化は3年生だけではなく、1年生までに及んでいます。
と考える方は多いと思いますが、実は新卒採用は「青田刈り」から「青田創り」に移ろうとしているのです。
〈JOB PICKS / 2023年11月16日〉
「青田創り」とは、まだ初々しい大学1年生に「働くって何だろう?」という問いかけから始まり、単なる生活費稼ぎに留まらない「働きがい」「生きがい」を考えてもらうきっかけをつくるというのが、その主旨。
仕事する時間は少なくとも1日の1/3は占めており、人生の時間の中で大きなウェイトを占めます。
より仕事を通して豊かな時間を過ごして欲しいと、各社が青田創りに力を注ぎ始めているというわけです。
企業からすれば、1年生という早い段階から学生とのタッチポイントが築けるわけで、そこで良き関係が生まれれば、優秀な学生を仲間(採用)にすることができる。
そうしたメリットがあるのです。
今年の9月には早稲田大学にて、日立製作所とパナソニックというライバル同士が手を結び社会人基礎力養成講座「リンクシップ」を開催。
この講座は、他に京セラ、清水建設も加わり、5日間のプログラムとして行われ、のべ約300名の学生が受講しました。
概要は運営を手掛ける「エッジソン・マネジメント協会」による座学に始まり、1チーム4〜5人で、働くことへの理解や役割、意義を認識する「就労観」について考えたそうです。
参加した学生からは
など、「人生でここまで深く『就労観』について考えたことはなかった」といった声が上がったそうです。
この話を受けて思ったのは、青田創りができる企業というのは「働きがい」を感じている社員がいなければ成立しないわけで
という好循環を生み出すことに一役買ってくれる可能性が高いという期待。
そう考えると、非常に面白い企画なのではないでしょうか😊
自社で働く魅力を今一度、見つめ直し、
社員ロイヤルティを高める事が、新卒採用成功への第一歩かもしれませんね!
今日はこの辺りにしておきます!
それでは、また!
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